今週BORA-hansgroheから契約延長がないことが発表されたマーティン・ラース。
マーティン・ラースは、Astana Qazaqstan Teamと無事に契約を結ぶことが出来た。これは、マーティン・ラースにとっては願ってもない話だ。
ワールドツアーチームで走れて、チームは更に彼のために戦術やチームオーダーも変えてくるかもしれない。
1年契約
We are happy to welcome @Laaasu as a new rider of Astana Qazaqstan Team in 2023!
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— Astana Qazaqstan Team (@AstanaQazTeam) November 19, 2022
すでに多くのチームが2023年のメンバーを確定しかかっており、そろそろトレーニングキャンプも始まる頃。移籍先が早く見つかって良かったが、これには脚質も関係している。
チームのGMアレクサンドル・ヴィノクロフは、移籍がチームの戦術も変えるかもしれないと示唆している。
Astana Qazaqstan Teamには、バンチスプリントで勝利を上げることの出来るスプリンターがいない。
マーティン・ラースが加入することによってスプリンターステージでも勝利を狙うことが出来ると考えているようだ。
マーティン・ラースは、BORA-hansgroheでの3年間では4勝を上げている。
- 2020 ツール・ド・スロバキア第2ステージ優勝
- 2020 ツール・ド・スロバキア第4ステージ優勝 ポイント賞獲得
- 2021 ツール・ド・エストニア第2ステージ優勝 ポイント賞獲得 総合2位
- 2021 アークティック・レース・オブ・ノルウェー第2ステージ優勝
キャリアでは14勝上げているのだから、まだまだ勝利を狙えるスプリンターだ。グランドツアーでは、これまでスプリンターステージでは指をくわえて見ていたけど、これからは勝利を期待することも出来る。
もしくは、トップ10に入ってくれれば、スプリンターステージでのUCIポイントの積み上げも可能だ。
29歳のマーティン・ラースにチームは大きく期待しているはずだ。
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