2022パリ〜ルーベでの勝利後、ディラン・ファンバーレルには、Jumbo-Visma、INEOS Grenadiers、UAE Team Emiratesいう3チームから、今後数年間のオファーがあった。
ディラン・ファンバーレの大きな勝利はパリ~ルーベだけでなく、2021ドワルス・ドール・フラーンデレンも50kmの独走で勝ちとっている。
グランツールでは、優秀はアシストとしてチームの支えとなっているが、2021世界選手権2位、2022ロンド・ファン・フラーンデレン2位など、エースとして走る力も十分に持っている。
優秀なクラシックハンターであるディラン・ファンバーレを狙わない手はない。移籍は8月に発表さ
れたがワウト・ファンアールトは熱狂して迎えてくれているとディラン・ファンバーレは言う。
Jumbo-Vismaを選択した理由とは?
After 5️⃣ years, @DylanvanBaarle will be leaving the team at the end of the season.
Always a Grenadier, let’s finish your fantastic 2022 in style 👊 pic.twitter.com/yDtluTZK5b
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 19, 2022
多くのチームからオファーを受けたと思いますが、Jumbo-Vismaを選択した理由は?
もちろん、そのようなチームが自分のサインを争っているのを見ると、クールだと思う。それは間違いなく私の自尊心を揺さぶるものだ。そのためにもやるんだ。
Team SKYとINEOS Grenadiersで5年走っており、別のチームで走ることは挑戦となりますか?
今サインアップすれば、残りのキャリアでおそらく同じチームにとどまるだろうという瞬間の1つだった。
それとも、まだ何か得られるものがあるのではとも考えた。別の場所に行ってみるか?
Jumbo-Vismaは近年、明らかに上昇傾向にあることがわかる軌道に乗り始めている。現在、プロトンで最高のチームと言えると思う。さらに良くしてもらえるかどうか、興味津々だ。
INEOS Grenadiersの仕事のやり方はもう知っているし、私にとってはすでに多くのルーチンがあるんだ。Jumbo-Vismaでは、「家に帰ってきた」という感覚を少し持つことができた。
オランダ人であれば、このような体制が整った自国のトップチームの一員になりたいと思うは当然だろう。
Jumbo-Vismaのチームを外から見てどう思ってますか?
ワウト・ファンアールト、クリストフ・ラポルト、ティシュ・ベノートのような選手がいれば、それらのレースで活躍できるチームがある。
このような強力な集団が、クラシックを勝ち取る可能性を高めてくれるのだと思う。やはり、決勝戦では人数を増やすことが重要なんだ。
Jumbo-Vismaには、少なくとも5人のライダーが決勝に進出することができるので、その保証はある。
絶対的なリーダーであるワウト・ファンアールトの影で居場所を得るのは不利なのでは?
デメリットとは思っていない。最も重要なことは、ワウトが一人で座っていないことだ。
多数派を形成することが、ビッグクラシックを制する鍵になる。自分の弱点はスプリントだが、違う方法でレースに勝つ方法を知っていることが私の強みだ。
ルーベの後、その役割分担について、Jumbo-Vismaの経営陣ともう一度話し合ったんだ。ワウトがリーダーであることは分かっているので、彼も私の到着を気に入ってくれている。
ルーベの後も、私の到着に熱狂していた。そのおかげで、私たちは力を合わせて強くなり、その力を集団で発揮することができるという自信がある。
ディラン・ファンバーレは、2010年から2013年までJumbo-Vismaの前身であるRabobank Development Teamで走っていた。
チームにはかつて自分を指導してくれたコーチも残っている。再び、自国のチームで走るのは夢でもあったのかもしれない。
Jumbo-Vismaは、今年のクラシックを席捲した。だが、ディラン・ファンバーレが加わる来シーズン以降はかってのウルフパックのように、さらに勝利数を重ねていくのは間違いない。
クラシックで対抗できるチームはあるのかと思うほどだ。
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