オンラインサイクリングプラットフォームZwiftは、1億2,000万ドルの資金調達を確保しています。
Zwiftはスポーツ内のスポーツを発展されたサイクリングの可能性を高めようとしています。
Zwiftの発展
Zwiftの歴史は浅く2014年に始まったもので、サイクリストがオンラインでトレーニングするためのソーシャルプラットフォームを提供しています。
レースやZwift academyプロジェクトなどの魅力あるものをすばやく紹介し次々と実行に移しています。
Zwift Academyについてはこちらで紹介しています。
今回のニュースは、e-Sportsとしてサイクリングを確立することを望んでいるカリフォルニアに拠点を置いているZwiftのさらなる一歩となります。
エレクトリック・スポーツの略で、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称です。
引用 Wikipediaより
自転車のコミュニティではeSportsが実際のサイクリングの光景からかけ離れてしまうことを心配している人々が多くいることも確かです。
ツール・ド・フランスが全部バーチャルになったら面白くないですもんね。
しかし、Zwift CEOのEric Minは、これについて
これはスポーツ内の単なる進歩です。
支援がすでに実現しているため、手ごろな価格の物理的なシステムとビデオゲーム技術を組み合わせることができる立場にあり、最終的には、私たちがその種の最初の真のeSportになるための舞台を確立しています。スポーツとしてのサイクリングとは競合するつもりはなく、むしろ「スポーツ内のスポーツ」を開発することによって、プロサイクリングの現在のプラットフォームを支えることが出来るようになると思っています。
と、語っています。
Zwiftはプロサイクリングチームのバトルグラウンドに転向し、世界中の加入者ベースで共有される真のゲーミング体験を提供する予定です。 個人的には、Zwiftがプロのサイクリングの将来において主導的役割を果たすと私は信じています。
Zwiftの新しい数百万ドルの資金調達は、オンラインゲームの信じられていない潜在的可能性と、サイクリストのためのトレーニングアプリだけでなく、革新がどのように成長してきたのかを明らかにする投資グループの集まりからもたらされます。
投資グループの1つであるTrueのPaul Cocker氏は
この投資により、Zwiftは、自転車に乗る人や乗り手の皆様に、新しい方法を提供し、室内で活躍できるように、より高度なサービスを提供することができます。
より幅広い小売業界と同様に、フィットネス業界は急速に進化しており、Zwiftがその進化の最前線にいると確信しています。
Zwiftのアプリはすでに100万以上のアカウントを所有していますが、4年間でユーザーは共同で4億1000万の仮想マイルを集計しています。
マーク・カヴェンディッシュ
Zwiftを活用しているプロ選手は沢山いてマーク・カヴェンディシュの所属するTeam Dimension Dataもその一つです。
Zwiftでは、プロ選手と一緒に走れるグループワークアウトライドなどもあり、マーク・カヴェンディシュや別府史之と一緒に走れる機会もあります。
チャットでおしゃべりとかも出来るので、いつの日か参加してみたいものです。一人でローラー漕いでいるよりは絶対に時間が早くたつでしょうしね。
そのカヴェンディシュがいうには
Zwiftはプロのプロトンが練習する方法を変えたんだ。Zwift意外のトレーナーに乗ることはないね。本当に楽しいよ。
カヴェンディシュがZwiftでサイクリングしている様子をtwetterで見せてくれてます。
Bit of @GoZwift jersey chasing… first leaders jersey I’ve had for a while 😂 pic.twitter.com/LiwmiR123F
— Mark Cavendish (@MarkCavendish) 2018年10月31日
British Cyclingは、2019年にZwiftで最初のeRacing選手権を開催します。
来年初めに開催される予定のこのコンペは、すべてのブリティッシュ・サイクリング・メンバーに開放され、トレーニングライドはZwiftで開催されます。
これから、色々な活用方法やプロが参加するレースなども増えていきそうですね。
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