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2025 世界選手権ロード タデイ・ポガチャルは本当に不調なのか?

海外情報
Image by Dalomo from Pixabay
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世界選手権個人タイムトライヤル男子エリートで、タデイ・ポガチャルは最後にレムコ・エヴェネプールに抜かれるという屈辱を味わった。

 

それから1週間で世界選手権ロードが9月28日に開催される。タデイ・ポガチャルの弱点と言えば数年前には暑さと高度に弱いとされていた。

今回、カナダ遠征の前にコンデション不調となり、高地トレーニング不足、そして現地入りで体調不良が暴露された感じだ。さらにツール・ド・フランス期間中からの身体的、精神的な疲れ。

現在は、高地であるキガリでロードトレーニングしており、体調は上向きとのことだ。

 

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  • 1.タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates – XRG
  • 2.ガル・グリヴァル Alpecin-Deceuninck
  • 3.マテヴジュ・ゴヴェカル Bahrain Victorious
  • 4.ルカ・メズゲッツ Team Jayco AlUla
  • 5.マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
  • 6.ドメン・ノヴァク UAE Team Emirates – XRG
  • 7.ジャカ・プリモジッチ Hrinkow Advarics
  • 8.プリモッシュ・ログリッチ Red Bull-BORA-hansgrohe
  • 9.マティック・ジュメル  Adria Mobil

 

昨年のように最後はプリモッシュ・ログリッチがタデイ・ポガチャルを最後にリリースするのか。さすがに残り100kmからアタックということはないだろうけど。

ライバルのベルギーチームのようにワールドツアーライダーで固めるということは出来ていない。ヤン・トラトニクがいないのも痛い。

 

 
 
 
 
 
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タデイ・ポガチャルのコメント

次の日曜日は、先週の日曜日とは少し違うものになると思う。

自分の脚に多くを期待しているし、可能な限り最高の結果を目指さなければならない。私たちは最強のチームのひとつだと思うので、優勝候補の筆頭に挙げられるはずだ。

ここに到着して2日間、タイムトライアル用のバイクでトレーニングし、それからレースに臨んだ。リズムも脚力もつかめなかった。でも、日曜日以降はロードバイクに乗り換えて、今週はまったく問題ない。環境、高度、天候、すべてに慣れたと思う。

 

日曜日にレムコにリベンジしたい?

おそらくレムコも、ツール・ド・フランスのタイムトライアルでヨナスに抜かれたリベンジをしたかったのだろう。レムコは今年の嫌な出来事を忘れることができた。

日曜日には、あの瞬間、追い抜かれたときの腐ったような気持ちを、今度は僕が水に流す番かもしれない。

私にとっては、キガリ山という長い登りと、石畳で短い次の2つの登りがベストだが、唯一の問題は、フィニッシュまでまだかなり遠いということだ。

 

 

昨年のチューリッヒ世界選手権で、残り100キロからアタックした。今回もその選択肢はあるのだろうか?

毎回できるわけではない。あの時は、前の集団にヤン・トラトニクがいて、そのあと20人くらいの集団に入ったから、少し避難できた。

それからパヴェル・シヴァコフも一緒だったから、100キロをひとりで走るようなことはなかった。常にどこかに助けがあった。100キロをひとりで走るのは簡単なことじゃない。

 

果たしてタデイ・ポガチャルのコンデションは上がっているのか。最高と思われるレムコには、100%で立ち向かわないといけない。

コメント

  1. よかあし より:

    仮にアラフィリップが勝った場合、TUDORは、グランツールに自動招待になるのでしょうか?
    もしグランツールに出れない場合は、WTチームに移籍を模索するとか。
    後者の場合は本人次第ですが‥

    過去には、 プロコンチームの人がアルカンシェルを着るという事例はありましたか? 

    • ちゃん より:

      全てのグランツールに招待されるかというと微妙でしょうね。ジロはイタリア、ツールはフランス、ブエルタはスペインのプロチームを優先して紹介したいので難しいでしょうね。

      ジュリアン・アラフリップはすでに33歳なのでTudor Pro Cycling Teamを発展させる方向で引退まで走るのでは。

      UCI WorldTeam/ProTeam の枠組みが定着した2005年以降では、世界王者はワールドチーム所属選手のみです。Alpecin-Deceuninckは2023年にワールドチームとなったので、ギリギリがマチュー・ファンデルプールですね。仮に2022年に優勝ならばプロチームでした。

      2005年より前では、チームの考えも違うので探せないのですが、世界王者になる実力があれば下位チームにいることはないでしょうね。

  2. べるげん より:

    Tudorは今シーズンのUCIチームランキングでプロチーム中3位。プロチーム中2位のイスラエルは来シーズンは(現状では)ワールドチームに復帰する予定なので実質的には2位。なので、恐らく来シーズンはプロチーム1位のUno-Xと共に全ワールドツアー出場権が与えられるはずです。

    • ちゃん より:

      ああそうでしたね。ただ、Uno-X Mobilityはワールドチーム入りという手もありますね~。これはネタで書く予定ですが、時間がない。来週書こう。

      はやくLottoとIntermarché – Wantyの合併話が進めば事は変わってくるのですけどねえ~。Lottoのceoは3年で辞任となってますし、一つになれば話は大きく変わってきますね。

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