2025 サントス・ツアー・ダウンアンダー第5ステージ ウィランガヒルで決戦!

サントス・ツアー・ダウンアンダーはタイム差がつきにくい。

全ては2回上がるウィランガヒルで決まってくる。ここまではMovistar Teamのハビエル・ロモがリーダージャージを着用しているが、果たしてゴールで守り切ることは出来るだろうか。

 

第5ステージ  マクラーレン・ベール～ウィランガ・ヒル  145.7km

 

決戦は2回上るウィランガヒルとなる。残り25kmで、初めてのウィランガ ヒルの登りが始まる。最大勾配は15%。頂上に着くと、ゴールまで22.4km。最後にもう一度ウィランガヒルを登ってゴールとなる。

ここをトップでかけ上がったライダーがサントス・ツアー・ダウンアンダーを制することになる。

 

1. 1級山岳　ウィッカムズ ヒル (3 km・6.8%)
2. 残り1周
3. スプリントポイント　Snapper Point, Aldinga Beach
4. スプリントポイント　Snapper Point, Aldinga Beach
5. 1級山岳　ウィランガヒル　3.3km・7.3%
6. 1級山岳　ウィランガヒル　3.3km・7.3%

 

スタート

快晴の中、ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタートから登っているので、アタックの応酬に。

 

Soudal – Quick Stepのパスカル・エーンクホーンが果敢に攻めている。ウルフパックだから攻めないと。

 

ここで逃げにはいるとウィランガヒルまで粘るのがパターンだけど。

 

オーストラリア王者ルーク・ダーブリッジも前で攻める。

 

まだ、決まらない。

 

これは決まるかな。

 

5人が逃げに。

1. パスカル・エーンクホーン　Soudal – Quick Step
2. オリバー・ブレディン　Australia
3. パブロ・トーレス　UAE Team Emirates XRG
4. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers
5. マイケル・ヘップバーン　Team Jayco AlUla

 

更に後方からLidl – Trekのフアン・ロペスもきた。

 

フアン・ロペスはすぐに先頭にたってガンガン引っ張る。

 

1級山岳　ウィッカムズ ヒル (3 km・6.8%)

フアン・ロペスはウィランガヒルで爆発。ついていけたのはパスカル・エーンクホーンだけだ。

 

フアン・ロペスはパスカル・エーンクホーンと共に、どこまで粘れるか。

 

フアン・ロペスがトップ通過。

1. フアン・ロペス　Lidl – Trek　10ポイント
2. パスカル・エーンクホーン　Soudal – Quick Step　6ポイント

 

あら～、結局フアン・ロペスは一気においついた後方グループにおいていかれた。パブロ・トーレスも遅れてしまった。

 

先頭は4人に。

1. パスカル・エーンクホーン　Soudal – Quick Step
2. オリバー・ブレディン　Australia
3. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers
4. マイケル・ヘップバーン　Team Jayco AlUla

 

UAE Team Emirates XRGのパブロ・トーレスは集団を待っている。逃げ続けなかったのは何故だろうか。

 

フアン・ロペスは、30秒差で前の集団を追っている。

 

あっと落車だ。

• ルーク・ダーブリッジ　Team Jayco AlUla
• クリス・ハーパー　Team Jayco AlUla
• ロー・ファン・ベル　Team Visma | Lease a Bike
• サム・ウェルスフォード　Red Bull – BORA – hansgrohe

 

サム・ウェルスフォードは走り出した。ロー・ファン・ベルはバイク交換に。

 

残り97.4km。フアン・ロペスは14秒差に。しかし、これだけ足を使ったらねえ～。

 

スプリントポイント　Snapper Point, Aldinga Beach

パスカル・エーンクホーン先頭で通過。

1. パスカル・エーンクホーン　Soudal – Quick Step　3ポイント・3秒
2. マイケル・ヘップバーン　Team Jayco AlUla　2ポイント・2秒
3. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers　1ポイント・1秒

 

フアン・ロペスは諦めてしまった。

 

残り72.6kmで3分24秒差に。

 

スプリントポイント　Snapper Point, Aldinga Beach

ここはベン・スウィフト先頭で通過。

1. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers　3ポイント・3秒
2. マイケル・ヘップバーン　Team Jayco AlUla　2ポイント・2秒
3. オリバー・ブレディン　Australia　1ポイント・1秒

 

集団はTeam Picnic PostNLが先頭で追っている。残り39.4kmで1分50秒差。

 

先頭からTeam Jayco AlUlaのマイケル・ヘップバーンが切れた。

 

残り26km。タイム差は49秒に。これは捕まるのが早いのでは。

 

1級山岳　ウィランガヒル　3.3km・7.3%

先頭はAustraliaのオリバー・ブレディンが先頭で上がる。

 

パスカル・エーンクホーンも逃げを止めてしまった。

 

Team Jayco AlUlaのルーク・ダーブリッジが先頭で集団を引く。

 

先頭二人に集団が迫る。

 

残り24kmで逃げは捕まった。

 

カウンターアタックで、Team Jayco AlUlaのクリス・ハーパーが飛び出す。他チームに追わせるためだ。

 

 INEOS Grenadiersのミハウ・クフィアトコフスキ、Team Jayco AlUlaのマウロ・シュミットが追う。

 

マウロ・シュミットがクリス・ハーパーに追い付く。

 

マウロ・シュミットが前に。

 

マウロ・シュミット先頭で越えた!

 

リーダーのハビエル・ロモはまわりを見ながら進む。

1. マウロ・シュミット　Team Jayco AlUla　10ポイント
2. クリス・ハーパー　Team Jayco AlUla　6ポイント

 

残り20kmで22秒差。二人はルーク・プラップのためなのか。それとも逃げ続けるのか。追走でミハウ・クフィアトコフスキが追っていたが集団に戻る。

 

ハビエル・ロモは、Movistar Teamのチームメイトに守られている。

 

集団は絞られたか。

 

先頭二人は一気に捕まった。

 

集団は割れている。 INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスが引っ張っている。

 

ゲラント・トーマスは、すでに引き終わっている。ミハウ・クフィアトコフスキも外れる。先頭はIsrael – Premier Techのサイモン・クラークに。

 

1級山岳　ウィランガヒル　3.3km・7.3%

残り2.7km。なんとここでハビエル・ロモがアタック!

 

リーダーみずから攻撃だ。残り2.8kmもあるぞ。

 

一気に集団を引き離す。

 

2番手はクリス・ハーパー。

 

残り1.7km。タイム差は8秒。いけるか?

 

残り1.4km。6秒差。

 

さあ、ヨナタン・ナルバエス、オスカー・オンリー、ルーク・プラップが迫る。

 

ハビエル・ロモは追いつかれた。ルーク・プラップが先頭を引く。

 

残り600m。ルーク・プラップが固定だ。

 

 

残り300m。まだルーク・プラップが先頭。

 

あっと、ここで最後尾からヨナタン・ナルバエスがスパート。

 

ヨナタン・ナルバエスが先頭で最後のカーブを曲がってきた。

 

ヨナタン・ナルバエスがゴール!

 

ゴールでバンザイできないので、ヨナタン・ナルバエスは越えてから少しボーズ。

 INEOS Grenadiersから移籍して、早々に結果を出した。明日はスプリンターステージなのでアクシデントがなければ総合優勝も夢ではない。

2位はTeam Picnic PostNLのオスカー・オンリー。3位は後方から追い上げてきたRed Bull – BORA – hansgroheのフィン・フィッシャーブラックが入った。

 

ハビエル・ロモは果敢にアタックしたけど、最後までは持たなかった。これだけの力があれば、もう少し待ったほうがよかったのでは。

ボーナスタイムがないので総合2位となった。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emirates XRGのヨナタン・ナルバエス

今日はタフな一日だった。一日中とても暑かったし、多くの人が事前に僕が優勝候補だと言っていた。 そういうことには慣れていないんだ。

このスポーツがどのように機能するかを説明してくれる。 このスポーツではトライし続けなければならないから、最終的に勝つことができるんだ。

最初のトレーニングキャンプから、チームのみんなはとても良くしてくれた。 今日も、チームは僕にとってとても重要だった。 これはチーム全員にとっての勝利だから、一緒に楽しもう。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞