2024 トロ・ブロ・レオン　フランス版ストラーデビアンケのグラベルロードを制したのは?

公式サイトには地獄と形容されているフランスのワンデーレース、トロ・ブロ・レオン。Tro-Bro Léon(1.Pro)

29か所のグラベルロードがあり、とても厳しいレースであることは間違いない。表彰式では最優秀ブルトン賞としてホームライダーの1着に子豚が贈られる。

 

過去の優勝者

• 2023  ジャコモ・ニッツォーロ
  
• 2022  ユーゴ・オフステテール
  
• 2021　コナー・スウィフト
• 2019　 アンドレア・ヴェンドラーメ
• 2018　クリストフ・ラポルト
• 2017　ダミアン・ゴダン
• 2016　 マーティン・モーテンセン
  
• 2015　アレクサンドル・ジェニエス
• 2014　アドリアン・プティ
• 2013　 フランシス・ムレイ
  
• 2012　 ライアン・ロス

 

ル・カルポン・プルガン～ランニリス　203.6km

 

レースはフランスのブルターニュ西部の田舎道を回るコース。

ブルターニュのル・カルポン・プルガンで始まり、最初の未舗装の区間を長い間走り、最終的にさまざまな農道や田舎道を横断する。

レースの距離は203.6kmで、そのうち34.8kmがグラベル区間。スタートから160kmで一度スタートフニッシュラインを通過。

ゴール手前13kmで再びスタートフニッシュラインを通過。その後もゴールまで4つのセクションがある。ゴールも登っており、勝利するにはタイミングが重要となる。

 

1. Mez an Ostis (1.5 km)
2. Ty Douar (2.1 km)
3. スプリントポイント　Plabennec
4. La Tranchée (1.2 km)
5. Kerveleoc (1 km)
6. Gouézou (1 km)
7. Le Rest Vers Saint Meen (1.1 km)
8. Guélétre (1.5 km)
9. Gauche (1.2 km)
10. スプリントポイント　Meneham / Kerlouen
11. Kerizog (2.1 km)
12. Gauche Vers Antreren (2 km)
13. Koad Haleg (2.2 km)
14. Kerfaven (0.8 km)
15. Kervidot (1 km)
16. Kervidot (1 km)
17. Lesmel (1 km)
18. Meshuel (0.7 km)
19. スプリントポイント　Lannilis
20. Kerosven (0.8 km)
21. Guillec (0.7 km)
22. Keradraon (1.6 km)
23. Kerhernic (2.4 km)
24. Sainte Marguerite (0.8 km)
25. An Odé Bri (0.5 km)
26. Ty Laouen (0.7 km)
27. Kerivin (0.7 km)
28. Meshuel (0.7 km)
29. スプリントポイント　2nd passage of the finish line
30. Kerosven (0.8 km)
31. Guillec (0.7 km)
32. Keradraon (1.6 km)
33. Meshuel (0.7 km)

 

注目のライダーは

• Lotto Dstny　アルノー・デリー、アレック・セガート
• Team dsm-firmenich PostNL　ジョン・デゲンコルプ、ニルス・エークホフ
• Arkéa – B&B Hotels　ルーカ・モッツァート
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ブロワ・コヌフロワ、ドリース・デポンド
• Cofidis　ブライアン・コカール、アクセル・ザングレ、ゴルカ・イサギレ
• Intermarché – Wanty　ロレンツォ・ロタ
• Groupama – FDJ
• Israel – Premier Tech　ライリー・シーハン
• Uno-X Mobility　ラスムス・ティレル
  
• TotalEnergies　アントニー・テュルジス、ロレンゾ・マンザン
• Q36.5 Pro Cycling Team

 

7人の逃げ

7人が逃げている。

1. ジョージ・ジャクソン　Burgos-BH
2. モーネ・ヴァン・ニーケルク(St Michel – Mavic – Auber93)
3. ジャウマ・グアルデーニョ  Caja Rural – Seguros RGA
4. Kévin Avoine(Van Rysel – Roubaix)
5. サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)
6. アルスティサ・ニコラス  Euskaltel-Euskadi
7. Alexander Konijn(Nice Métropole Côte d’Azur)

 

スプリントポイント　Plabennec

ポイント獲得順位は

1. Kévin Avoine(Van Rysel – Roubaix)　5ポイント
2. サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)　3ポイント
3. モーネ・ヴァン・ニーケルク(St Michel – Mavic – Auber93)　1ポイント

 

Koad Haleg (2.2 km)

残り66.8kmで3分2秒差。Groupama – FDJとUno-X Mobilityが引いている。

 

先頭から切れた選手が一人捕まる。

 

Kervidot (1 km)

 

集団がグラベルライドに。

 

Lesmel (1 km)

15セクターに先頭は入っている。

 

残り41.5kmで54秒差に。雨も降っており落車も頻発している。

1. ジョージ・ジャクソン　Burgos-BH
2. モーネ・ヴァン・ニーケルク(St Michel – Mavic – Auber93)
3. ジャウマ・グアルデーニョ  Caja Rural – Seguros RGA
4. Kévin Avoine(Van Rysel – Roubaix)
5. サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)
6. アルスティサ・ニコラス  Euskaltel-Euskadi

 

Keradraon (1.6 km)

先頭は第11セクターに。

 

集団からLotto Dstnyのアルノー・デリーがアタック。昨年もここでアタックしていた。

 

先頭から二人が切れる。

1. ジャウマ・グアルデーニョ  Caja Rural – Seguros RGA
2. アルスティサ・ニコラス  Euskaltel-Euskadi

 

先頭は4人に。

1. ジョージ・ジャクソン　Burgos-BH
2. モーネ・ヴァン・ニーケルク(St Michel – Mavic – Auber93)
3. Kévin Avoine(Van Rysel – Roubaix)
4. サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)

 

先頭から、モーネ・ヴァン・ニーケルク(St Michel – Mavic – Auber93)が抜け出した。

 

Ty Laouen (0.7 km)

先頭モーネ・ヴァン・ニーケルクは単独に。

 

アルノー・デリーはアクシデントで集団を追っている。

 

先頭から切れた二人が集団に迫られる。

 

残り17.7kで集団まで25秒差。アルノー・デリーのためにチームメイトが前を追っている。

 

ブロワ・コヌフロワがアタックをかけたが、一般車が前に入って邪魔されてしまった。

 

残り16.6km。まだ25秒ある。

 

遅れていたアルノー・デリーのグループが追いついている。Lotto Dstnyは4人おり万全だ。

 

スプリントポイント　2nd passage of the finish line

先頭モーネ・ヴァン・ニーケルクがフニッシュラインを通過。

 

Kerosven (0.8 km)

集団が後ろに見えている。

 

Guillec (0.7 km)

残り10.2km。先頭まで8秒。

 

Keradraon (1.6 km)

まだ逃げている。

 

さあ、勝負所でアルノー・デリーが先頭に立つ。

 

残り6.5kmでアルノー・デリーが先頭のモーネ・ヴァン・ニーケルクを捕らえた。

 

アルノー・デリーは更に加速。

 

アルノー・デリーは単独でゴールを目指すのか。

 

アルノー・デリーにDecathlon AG2R La Mondiale Teamのピエール・ゴーシェラが追いつく。

 

後続からIsrael – Premier Techのライリー・シーハンが追ってきた。

 

先頭は3人に。

1. アルノー・デリー　Lotto Dstny
2. ライリー・シーハン　Israel – Premier Tech
3. ピエール・ゴーシェラ　Decathlon AG2R La Mondiale Team

 

アルノー・デリーは3人での逃げ切りを目指して全開だ。

 

まだ、リードしている。

 

 

追走は6人。

 

Meshuel (0.7 km)

先頭は最後のセクターに。

 

先頭の3人は残り2kmでキャッチされた。これはスプリントだ。

 

 

Arkéa – B&B Hotelsのルーカ・モッツァートもいるぞ。

 

Uno-X Mobilityが二人。Arkéa – B&B Hotelsも二人いる。

 

Uno-X Mobilityが攻撃。

 

マーカス・ホエルガードがヨナス・アブラハムセンをリードアウト。だが、アルノー・デリーも前にいる。

 

ヨナス・アブラハムセンが発射。

 

ゴールは少し登っておりバンチスプリントに。

 

カーブを先頭で上がってきたのはアルノー・デリーだ。

 

アルノー・デリーが先頭でもがきあげる。

 

Arkéa – B&B Hotelsのクレマン・ヴァントゥリーニとルーカ・モッツァートが迫る。

 

後ろはDecathlon AG2R La Mondiale Teamのクレマン・ヴァントゥリーニとなった。

 

アルノー・デリーはもがきながら後ろを確認。

 

ゴール前で勝利を確信か?

 

でた～!   レシュレの雄牛ポーズだ!

 

アルノー・デリーは復帰以来、優勝、3位、優勝と調子をあげてきた。特に、今日は2度のアタックに逃げもみせ、集団を絞ってのスプリント勝利となった。

見据えているのは初めてのツール・ド・フランス出場だ。

 

リザルト

アルノー・デリーのコメント

なんてコースなんだ。我々は不運に見舞われた。幸いなことに、僕は、ひいてはチームのみんなは、どんな挫折にも冷静でいられた。すごく調子が良くて、最高の脚を持っていたから、最後にもう一度アタックしようとしたんだ。

でもうまくいかなくて、9人でスプリントすることになった。そこでも冷静さを保つことができ、最初にアタックした昨年のようなミスは犯さなかった。

トロ・ブロ・レオンは悪名高い砂利道で知られるが、同時に最優秀ブルトン賞でも知られる。実際、この最初のホームライダーには子豚が贈られるのが恒例となっている。しかし今年は、主催者はアルノー・デリーにも子豚を贈ることを約束してましたね。

これを目標にしていたんだ(笑)。まあ、コンディションが明らかにいいのがうれしいね。先週のファメンヌで勝ち、昨日のモルビアンで2着、そして今、トロ・ブロ・レオンに名を連ねることができた。

 

2位はArkéa – B&B Hotelsのクレマン・ヴァントゥリーニ

 

3位はDecathlon AG2R La Mondiale Teamのピエール・ゴーシェラ

 

以下のユーチューブサイトではハイライト動画が見られる

Tro Bro Léon 2024 - Extended Highlights

Discover the highlights of the Tro Bro Léon 2024 !More Information on:

www.youtube.com