2023 ツアー・オブ・広西　第3ステージ　ついに!

ここまでスプリントステージの勝者は

• 第1ステージ　エリア・ヴィヴィアーニ　INEOS Grenadiers
• 第2ステージ　ジョナサン・ミラン　Bahrain Victorious

まだ、次代を担う、Jumbo-Vismaのオラフ・コーイ、Lotto-Dstnyのアルノー・デリーは勝利していない。シーズン終盤だけど、結構気温が高く対応出来ていないようだ。

果たして、第3ステージは山岳ポイントを乗り越えて、スプリントに絡めるだろうか。

 

第3ステージ  南寧～南寧  135km

 

広西チワン族自治区の首都南寧からスタート。 4年前とまったく同じローカルラップを走行し、5周回を行う。

違いは、ループが逆方向に完了することだけ。登りがあるけれど、スプリンターチームが頑張ってゴールに間に合うかが、焦点となりそう。

 

1. 2級山岳　1.4km・11.5%
2. スプリントポイント　南寧
3. 2級山岳　1.4km・11.5%
4. スプリントポイント　南寧
5. 2級山岳　1.4km・11.5%

 

スタート

少し曇り空の中ニュートラルスタート。

 

今日もドリース・デポンドは逃げてくるかな。

 

6人の逃げ

6人が逃げている。メンバーは結構同じメンバーが多い。

1. ドリース・デポンド　Alpecin-Deceuninck
2. フレデリック・ワンダール　BORA – hansgrohe
3. ユリウス・ヨハンセン　Intermarché – Circus – Wanty
4. ルーカス・ペストルベルガー　Team Jayco AlUla
5. イェンス・レインダース　Israel – Premier Tech
6. ピーター・コールマン　Tudor Pro Cycling Team

 

2級山岳　1.4km・11.5%

ここは山岳賞ジャージのフレデリック・ワンダールがトップ通過。

1. フレデリック・ワンダール　BORA – hansgrohe　8ポイント
2. ドリース・デポンド　Alpecin-Deceuninck　6ポイント
3. イェンス・レインダース　Israel – Premier Tech　2ポイント

 

スプリントポイント　南寧

ここはドリース・デポンドがトップ通過。

1. ドリース・デポンド　Alpecin-Deceuninck　6ポイント・3秒
2. イェンス・レインダース　Israel – Premier Tech　4ポイント・2秒
3. フレデリック・ワンダール　BORA – hansgrohe　2ポイント・1秒

 

残り49.2kmで1分2秒差。タイム差の余裕は全くない。

 

集団先頭にINEOS Grenadiersが上がってきた。

 

先頭から登りで、イェンス・レインダースが遅れそう。

 

イェンス・レインダースは、下りで追いついている。

 

残り33kmでEF Education-EasyPostが集団を引いている。

 

スプリントポイント　南寧

ここもドリース・デポンドがトップ通過。

1. ドリース・デポンド　Alpecin-Deceuninck　6ポイント・3秒
2. イェンス・レインダース　Israel – Premier Tech　4ポイント・2秒
3. ユリウス・ヨハンセン　Intermarché – Circus – Wanty　2ポイント・1秒

 

残り21.9kmで26秒差に。

 

2級山岳　1.4km・11.5%

INEOS Grenadiersのルーク・プラップが先頭で引いており、集団後方からはライダーがちぎれていっている。

 

残り14.6km。すでに先頭は捕まっている。

 

残り13.5km。ルーク・プラップがペースを上げている。

 

ルーク・プラップと、Movistar Teamのマッテオ・ヨルゲルソンが逃げている。

1. ルーク・プラップ　INEOS Grenadiers
2. マッテオ・ヨルゲルソン　Movistar Team

だが、残り10.5kmで捕まってしまう。

 

残り8.4km。Lotto-Dstnyが先頭を引く。

 

残り6.1km。

 

集団は登りで絞られている。Jumbo-Vismaのオラフ・コーイ、Movistar Teamのマックス・カンターなどは確認できる。INEOS Grenadiersのエリア・ヴィヴィアーニは切れていた。

 

残り3.1km。Lotto-Dstnyが引くということはアルノー・デリーも残っている。

 

INEOS Grenadiersが先頭。イーサン・ヘイターで狙う。

 

落車。UAE Team Emiratesのイヴォ・オリヴィラだ。

 

先頭はJumbo-VismaとINEOS Grenadiers。

 

オラフ・コーイとイーサン・ヘイターの戦いとなるか。

 

Jumbo-Vismaは、リードアウトが外れた。オラフ・コーイのリードアウトはいない。

 

先頭はINEOS Grenadiersのヨナタン・ナルバエスと、EF Education-EasyPost。

 

ゴールになだれ込んでいく。

 

オラフ・コーイが後ろから、ぬって前にでたが、Team Arkéa Samsicのドナヴァン・グロンダンが、Bahrain Victoriousのジョナサン・ミランと接触し、落車しそうに。

 

右から、EF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフ。Jumbo-Vismaのオラフ・コーイ、Team dsm – firmenichのトビアス・ルンド・アンデルセン。

 

左からUAE Team Emiratesのフアン・モラノが上がってきた。

 

だが、オラフ・コーイが大きくリードしてゴール!

 

ついにJumbo-Vismaのオラフ・コーイが勝利だ。これで今シーズン13勝目に。ただ、面白いことに総合リーダーは、ボーナスタイムをコツコツとためたAlpecin-Deceuninckのドリース・デポンドとなった。

明日の山岳ステージで、リーダージャージをかけて総合勢の争いとなる。

 

リザルト

オラフ・コーイのコメント

これは教科書通りのチームの勝利だ。今週ステージ優勝できて最高の気分だ。難しい決勝戦で、登りはかなりきつかった。

難しい瞬間もあったが、チームの働きのおかげでプロトンに戻ることができた。気分は良く、良いタイミングでスプリントを開始することができた。幸いにも終えることができた。選手たちの頑張りにとても感謝している。

 

第3ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞