2023-2024 Exact Cross第2戦エッセン ワウト・ファンアールトの今シーズンシクロデビューの結果は?

ついにシクロクロス3強の一人ワウト・ファンアールトが今シーズンのシクロデビューだ。

まずは、ベルギーのエッセンからスタートとなる。3度の世界チャンピオン、ゼネク・スティバルもシクロシーズンをエッセンからスタートする。

 

第2戦エッセン

 

テクノロジーパークのロボットランド(Robotland)の公園の一部がコースになっている。

サーキットの一部は文字通り公園内にあり、コーナリングが多く、テクニカルな通路が多いのが特徴となっている。

 

女子エリート

大雨の中スタート。

 

最初に飛び出したのは、ローラ・ベルドンショット。

 

ドロドロで走れる部分が限られる。

 

もう前方には4人しか残っていない。

 

大雨のためか、放送が中々入ってこず、すでに2周目に。マリオン・ノルベルト・リベロル、アニーク・ヴァンアルフェンがトップを争う。

 

3人がパックに。ローラ・ベルドンショットが3番手でつけている。27歳のベルギー人。今シーズンC2クラスを合わせて7勝している。

 

残り2周

2秒差で、ローラ・ベルドンショットが通過。

 

3人のパックは中々崩れない。

 

雨が降り続いており、乗って走れる部分が少なくなっているような。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルが引き離しにかかる。ディフェンディグチャンピオンのアニーク・ヴァンアルフェンは粘る。

 

アニーク・ヴァンアルフェンが前に出てスパートだ。

 

アニーク・ヴァンアルフェンが後ろを確認しながら、ペースを上げ続ける。

 

アニーク・ヴァンアルフェンが少しずつリードを奪う。

 

だが、マリオン・ノルベルト・リベロルが追いついた。

 

残り1周

残り1周。二人の一騎打ちとなる。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルがバイク交換せずに前に出る。

 

これは気力の勝負だ。

 

マリオン・ノルベルト・リベロルがアタック!

 

わずかに開いている。

 

リードは2秒もない。

 

さあ、ゴールまでに追いつくか。

 

アニーク・ヴァンアルフェンが粘る。追いついた。

 

この直線が勝負だ。

 

わずかに差がついた。

 

アニーク・ヴァンアルフェンが完全に遅れてしまった。

 

優勝はマリオン・ノルベルト・リベロル。今シーズンの初優勝となった。

 

2位には、昨年優勝のアニーク・ヴァンアルフェン。連覇とはならなかった。

 

3位は、ローラ・ベルドンショット。

 

リザルト

マリオン・ノルベルト・リベロルのコメント

とてもうれしい。オテゲムでの初勝利に続き、2度目の勝利だ。今日はとても難しかったし、アニークを倒すのは簡単ではなかった。

長い間私はこう考えていた。ここで誰が勝つだろうか？ある時点で、私は自分の瞬間を見つけて、それを試してみた。

偵察はレースほど難しくなかった(笑)。今日はとても難しかった。ここでスプリントしたくなかったし、先にリードを奪った方がいいと思った。

 

アニーク・ヴァンアルフェンのコメント

これ以上の意味はなかったと思う。そうでなければ私が勝っていたでしょう。あまり嬉しくありません。もちろん勝ちたかったが、今日のマリオンはとても強かった。とてもタフだった。思ったよりも少し寒かったし、たくさん歩く必要があった。

彼女は今シーズンすでに多くの良いことを示している。これは天候のせいでもあるが、これらのコースが彼女にとってより適している。

 

3位のローラ・ベルドンショットのコメント

ランニングレーンでは良い感触があったが、バイクではまだ難しすぎた。これは私のタイプのクロスではない。リーダーたちについて行こうと努めたが、しがみついていると感じた。他の2人はもっと強かった。私のクロスは2週間以内に届くだろう。

 

 

男子エリート

ワウト・ファンアールトのコメント

ここには競争があまりないということですか？それを言うのはいつでも簡単だ。競争がないと言うのは、彼らの名誉を傷つけることだ。

彼らは長い間忙しくしており、この分野でははるかに経験豊富だ。私は誰も過小評価していない。もちろん、勝利を目指してレースできることを望んでいるが、しかし、様子を見なければならないだろう。

すでにマチュー・ファンデルプールとトム・ピドコックとの対戦を楽しみにしているのだろうか？

まだそれについてはあまり考えていない。この冬はまったく違うアプローチをしたし、今ほどひどい冬越えのスタートはなかったと思う。

今日が終われば、クリスマス期間に何が起こるかについて、より良いアイデアが得られるだろう。その頃には、インターンシップも完了している。我々が最高の状態にないのは確かだが、すぐにできると思う。

 

ワウト・ファンアールトは最前列。

 

ゼネク・スティバルは3列目スタート。

 

スタートではワウト・ファンアールトは少し遅れる。

 

ワウトは3番手に。

 

ゼネク・スティバルが上がってきた。

 

なんとゼネク・スティバルがトップに。

 

ゼネク・スティバルがトップを快走だ。

 

ゼネク・スティバル、ワウト・ファンアールトと続く。

 

ゼネク・スティバルが後退して、ワウトは2番手に。

 

ワウトは2番手をキープ。

 

残り6周

ランダー・ロックス先頭で通過。

 

ワウトが先頭に。

 

ワウトが引き離すか。

 

ワウトが得意のランニングで引き離しにかかる。

 

3人がパックとなるか。

 

ゼネク・スティバルは、後方に。

 

ワウト、ランダー・ロックス、イエンス・アダムスと3人がパックに。

 

タイス・アーツも先頭争いに加わり4人に。

 

タイツ・アーツが先頭を引く。

 

残り6周

4人で通過。

 

ワウトが2番手に上がる。

 

ワウトが先頭に立つ。

 

ワウトはランニングから引き離しにかかる。

 

ワウトは、まだスパートしない。

 

ランダー・ロックスが遅れて、先頭は3人に。

 

残り5周

まだ、3人パック。

 

バイク交換の当たりから差がついた。

 

タイス・アーツとイエンス・アダムスが離れていく。

 

もう、ワウトが追いつかれることはないだろう。

 

残り4周

ワウト・ファンアールトは33秒引き離して通過。

 

元々、ワウト・ファンアールトは重いコースも苦にしない。

 

この初レースは良い練習になったのでは。

 

ワウトの次のシクロは2週間後となる。12月11日月曜日からJumbo-Vismaのキャンプに参加する。クリスマス週間に前にシクロに乗って慣らしておく必要があった。

 

残り1周

2位のイエンス・アダムスが1分21秒差で通過。

 

ワウト・ファンアールトは落車もなく、ミスもなく初シクロを終えそうだ。

 

あとは、ゴールに向かうだけとなる。

 

ワウト・ファンアールトは見事に初戦を飾ってみせた。エッセンでは5回目の勝利となる。これで気持ちよくインターンシップに向かうことが出来る。

 

イエンス・アダムスは、1分35秒差でゴールに戻ってきた。

 

3位のタイス・アーツは2分50秒遅れでゴール。

 

リザルト

ワウト・ファンアールトのコメント

今日はいいタイムだった。コンディションも厳しくなっていた。今日は様子見でスタートした。1周目は速く走ったので、何人かがミスをしたのはすぐにわかった。2周か3周した後、どの部分で差をつけられるか探した。レベルがどうなっているか、誰が強いかを見てからそうしたんだ。

自分の限界を超えるのは危険なレースだった。最初から簡単なクロスではなかった。でも、フィーリングは事前に思っていたよりも良かった。

自分のフォームについて、事前に目に砂をかけていたかどうか？いや、僕はいつも正直なんだ。みんな、私がそういう人間だって知っていると思う。今日は本当にどうなるかわからなかったんだ。

家の近くを横切って、見知った顔に会えたのは本当にうれしかった。ファンを喜ばせることができるのは楽しいことだ。

 

2位のイエンス・アダムスのコメント

ワウトは一クラス強かった。これは私にとって最高の成果であり、目標を達成できた。クロスの最初の時点ではまだ余裕があったが、彼が加速したとき、速すぎることにすぐに気づいた。

また、クロスの終わりに向かって非常に寒かったので、フィニッシュに向けて生き残るのが困難だった。特にランニングレーンでは厳しいクロスだった。結果には満足しているし、最近は順調に進んでいる。

 

3位のタイス・アーツのコメント

3位にはとても満足している。またワウトの隣で表彰台に上がることができた。これは多くの人には与えられないことだ。すぐにワウトとイェンスの方が優れていると感じたので、私は喜んでいる。

明日もヴァル・ディ・ソーレでドライブします。すぐに空港へ出発します。