2021世界選手権男子ジュニア個人タイムトライヤル　ここからプロにスカウトされるライダーは?

世界選手権男子ジュニアの個人タイムトライヤル。

ここからプロにスカウトされるライダーが出てくるだろうか。レムコ・エヴェネプールがU23を通り越してプロデビューしてから、ジュニアも即戦力として注目されている。

2016年はブランドン・マクナリティ、2017年にはトム・ビドコックが勝利と、プロで活躍しているライダーはTTでも強い。

男子ジュニア　 クノックヘイスト～ブルージュ　22.3km

コースプロフィール　photo 　uci

男子ジュニアのコースは、ダンメの村を横断し女子よりも少し伸びて22.3km。

コースプロフィール　photo 　uci

ほぼ、コースプロフィールは同じだ。

フィンレイ・ピッカリング

スタートしてしばらくたってからコースが狭くなる部分があり、今回も英国のライダーがフェンスにはまってしまった。

ケガはなく走りだしたのだけど、走れないかと思ったほど。それでも8位でゴールしている。

アレック・セガール

最小走者としてスタートしたアレック・セガール(ベルギー)。

ヨーロッパ選手権タイムトライヤルで1位を獲得しており、当然期待されるのは優勝だ。

だが、第1計測でもタイムは振るわない。

結局ゴールは、26分6秒、av51.254km/h。銅メダルとなった。

ゴール後に、

私は自分の国民のためにこの銅メダルに非常に満足している。勝者は知っていたが、ジュニアでの直接の決闘はまだしていない。彼の活躍を祈っている。

それはケイデンスのタイムトライアルであり、それは長いストレートでは精神的に非常に難しい。私は苦しんだが、群衆はブルージュで私を前進させた。

少なくともヨーロッパのタイトルを獲得した後と同じくらい満足している。自信は高かったが、追加の対戦相手（デンマーク人とイギリス人はイタリアにいなかった）のために、自分がどこにいるのかわからなかった。しかし、このメダルは素晴らしい結果です。

アレック・セガールは、来年から土木技師としての研究を開始しながら、ロットと契約を結ぶようだ。

ジョシュア・ターリング

英国のジョシュア・ターリング。17歳なのでUCIの記録は、この世界選手権が二つ目となる。

Grand Prix Bob Jungels (1.1)のロードレースで、3位という記録があるだけだ。コロナで欧州に行くことも出来ないので仕方ない。

ゴールタイムは、25分57秒、av51.561km/h。銀メダル獲得だ。

グスタフ・ワング

デンマークのグスタフ・ワングは序盤に登場。

途中でオランダ人のジョースト・ブリンクマンを追い越した。

ゴールは25分37秒、av52.232km/h。この記録を抜く選手は現れなかった。

ゴール後のインタビューで

素晴らしい気分です。2019年にジュニアで初めて全国大会に出場し、昨年はキャンセルされたので、これを夢見ていました。

ですから、私が世界一であることを証明するのは本当に気持ちがいいです。U23とジュニアの表彰台の上に2人のデンマーク人がいるのは素晴らしいことです。

すでに、プロ入りが決まっているキアン・ウルトブロークス、CianUijtdebroeks(BORA-hansgrohe)や、AG2Rに入る、ボネット、ラファティ、グレゴワールを抑えている。

リザルト