2021ジロ・デ・シチリア第2ステージ スプリントでゴールを制したのは?

第1ステージでは、UAE Team Emiratesのフアン・モラノがゴール前に逃げを捕まえてスプリント勝利。

総合のタイム差は、10秒差で131人がいる状態なので、ステージ毎ににリーダーは変わりそうだ。ただ今日もスプリントとなりそうなのでUAE Team Emiratesがコントロールするだろう。

第2ステージ   セリヌンテ～モンデッロ　　173km

第2ステージ　photo ilgirodisicilia

第1ステージと同じようなレイアウト。山岳を越えてからゴールまで60kmあるので逃げは捕まえられるはず。

その為には、タイム差はある程度コントロールしないといけない。

1. 山岳ポイント　ラクサ　10.6km・7.2%
2. 山岳ポイント　Carini　2.1km・3.7%
3. スプリントポイント 　Capaci

ゴールもスプリントでしょうね。

スタート

Tiz-cycling　ストリーミング　スクリーンショット以下同様

快晴の中、スタート。レースは晴れに限る。

コントラダストレットの遺跡をバックにプロトンは進む。

6人の逃げ

スタートから20kmで6人が抜け出しに成功。

1. Txomin Juaristi（Euskaltel-Euskadi）
2. Emerson Oronte（Rally Cycling）
3. GiacomoCassarà（Amore＆Vita-Prodir）
4. NiccolòSalvietti（Mg.k Vis VPM）
5. Eric Paties Montagner（Work Service Marchiol Vega）
6. Stefano Gandin（Zalf Euromobil）

残り72kmで2分40秒のタイム差。まだ、逃げれそうだ。

フアン・モラノはチームメイトに守られて進む。

マキシミノアーノ・リケーゼが3位だけど、Eolo-Kometaのヴィンチェンツォ・アルバネーゼが、新人賞ジャージを着ているので、ポイント賞ジャージを着ている。

アシストしたご褒美みたいなものか。

すでに山岳は越えており、残り38kmほど。少しずつタイム差を縮められていく。

山岳ポイント　Carini　2.1km・3.7%

33秒差となって、集団は横一線で並んで追い込みをかける。

タイム差15秒となって先頭も最後の山岳ポイントを目指して飛ばす。

後ろに集団が見えてきた。

ここで、チョミン・フアリスティ(Euskaltel-Euskadi）がアタック!

なんとか、山岳ポイントは1位通過。集団に7秒をつけて逃げ続けたが。

追いつかれて、BORTOLUZZI Giovanni(Work Service Marchiol Vega)がアタック!

これもすぐに捕まってしまう。

次々にアタックがかかる。

だけど、すでにゴール前でペースが上がっているので逃げられない。

集団は逃げるメンバーを捕まえてゴールに進む。

それでも、アタックはかかる。

ゴール手前3.4kmで、UAEのアレッサンドロ・コーヴィが引く。

アレッサンドロ・コーヴィが先頭から外れる。

Trek-Segafredoが先頭に出る。

残り800mでTrek-Segafredoが先頭だ。

UAE Team Emiratesがゴール前で先頭に立つ。

マキシミノアーノ・リケーゼが先頭を引く。

マキシミノアーノ・リケーゼのアシストを受けたフアン・モラノが先頭に立った!

後ろからTrek-Segafredoのマッティオ・モスケッティが追い込んでくる。

だが、フアン・モラノがそのままゴール～!

なんと、リーダージャージのまま2連勝を飾った。これは強い!

素晴らしいスプリント力だ。これでシーズン4勝目となった。

リザルト

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞