Campagnoloから60mmハイトの2021 Campagnolo Bora WTO 60 DBエアロカーボンロードホイールが登場。
WTOとは、CampagnoloのWind Tunnel Optimized(風洞最適化)の略語。風の抵抗を最小限にするように設計されたホイールとなっている。
2021 Campagnolo Bora WTO 60 DBは、これまでのWTOシリーズになかった60mmのディスク対応のホイールだ。
2021 Campagnolo Bora WTO 60 DBエアロカーボンロードホイール
ホイールは、風洞で最適化された丸みを帯びたプロファイルを持つ一方向カーボンリム、新しい空力アルミハブ、セラミックUSBカップアンドコーンベアリングシステムを備えている。
すべての設計決定は、パフォーマンスを最適化するという唯一の目標によって決定されており、リムのプロファイルは内部幅19 mmで、23、25、28 mmのタイヤと完璧に組み合わせられる。
2-Way Fitが採用されており、Campagnoloはクリンチャータイヤとチューブレスタイヤの両方との完全な互換性を保証。
特許取得済みのMoMagシステムによって達成された穴のないアッパーブリッジは、軽量化、剛性の向上を可能にし、チューブレスタイヤ使用時にテープもいらない。
以前のWTOホイールと同様に、これらの新しい60 DBは、UV耐性樹脂を使用したUDカーボンファイバーレイアップを備えており、金型の塗装や追加の仕上げを必要としていない。
その結果、ディープエアロカーボンでありながら、1590gとかなり軽量であり、ライダー+バイクで最大120kgまでの制限がある。110kgの体重までならOKですね。
機械加工されたディスクブレーキハブの内側に、軽量のアロイアクスルとカップ&コーンUSBセラミックベアリングを備えている。
ハブはセンターロック(AFS)標準ローターインターフェースを備えており、12mmスルーアクスル。
Campyフリーハブが標準だが、HG11 ShimanoおよびXDR SRAMオプションも利用可能。
2021 Campagnolo Bora WTO 60 DB スペック
60mmで1,590gというのは相当軽いホイール。価格もひと昔に比べると結構安価になってきている。
サドルに座っている80%を占める10°から20°までのヨー角での空気抵抗を抑えてあると公式サイトにはあるが、具体的な実験結果は掲載されていない。
WTOは風洞実験によって生み出されたホイールなので検証結果も欲しい所ですね。
コメント