イネオスは、エガン・ベルナルに続いて、リチャル・カラパスも離脱の可能性が出てきた。
エトワール・ド・ベセージュ第3ステージの下りで、4番手を走っていたリチャル・カラパスは、カーブで落車してしまう。
なんとかゴールしているが、医療アップデートが待たれる。
骨折の疑いあり
落車は、最後の下りの区間でラスト7.7km地点。
その時の並びは
- バンジャマン・トマ(Groupama – FDJ)
- トビアス・ハラン・ヨハネセン(Uno-X Pro Cycling Team)
- アルベルト・ベッティオル(EF Education-EasyPost)
- リチャル・カラパス(INEOS Grenadiers)
このリチャル・カラパスの落車により、後続はブレーキをかけて前の3人の独走を許してしまっている。
勝負を分けた瞬間でもあった。この落車がなければ展開は大きく変わってたはずだ。多分通常通り、スプリントで決着がついていたかも。
リチャル・カラパスの心配されるのは、中手骨の骨折の疑いだ。手の甲の骨が骨折していれば、長期離脱となりかねない。
まずは、第4ステージのスタートラインに立てるのか気になるところ。カラパスの報告だと、切り傷と打撲症だとツイートしているけど。
ディビット・デッカーも下りで
こちらは、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第2ステージの下りで落車したJumbo-Vismaのデビット・デッカー。
動画の上半分で、下りカーブを真っすぐに崖下に進んでいく恐ろしい映像が見られる。
なんとか、自力で這い上がってきたが、このステージでリタイヤした。
前を走るライダーが墜落し、彼を避けるには遅すぎることに気づいた。私は彼にぶつかる代わりに左に行くことを選んだ。
その結果、私は数メートル下の茂みに落ちた。かなり急だったので、上に戻る頃にはみんなが通り過ぎていた。
ホイールが壊れて少しめまいがした。だから救急車に乗った。今は大丈夫だ。
身体的には大きな打撃を受けた。左臀部が腫れ、枝のために肩に擦り傷がある。とにかく明日はレースができなかったでしょう。
通常ならば、もっとひどいケガをしていてもおかしくない場面。大けがでなくて本当に良かった。
下りでは、一瞬で落車してしまうので気を付けないといけない。ケガで選手が離脱するのを見るのは良いものではない。みんなが無事にゴールできることを願うしかない。
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