第3ステージは207.2kmと最長ステージ。獲得標高は3,036mと過酷なステージだった。
ただ、前半の逃げ切りの場面、ボーナススプリントをかけたレムコ・エヴェネプールやタデイ・ポガチャルの戦いが全く見れなかったのは非常に残念。
Intermarché – Wantyのルイ・バールに後続の13人が追いつき逃げ集団が出来た。ただ、総合でタイム差10秒のフローリアン・リポウィッツ、アロルド・テハダ、ルイ・バール、エディ・ダンバーがいてはいけない。
集団は1分30秒以上のタイム差は与えなかった。
最も厳しい日の一つ
スタートから2回アタックをかけたマチュー・ファンデルプール。しかし、その攻撃は実ることはなかった。
先行するルイ・バールに追い付く集団にいたが、最後のゴール前は平坦。違いを生み出すことは出来ず、ステージ優勝とはならなかった。
マチュー・ファンデルプールのコメント
自転車で走った中で、これまでで最もタフな一日の一つだった。自分の調子には非常に満足しているが、こういう状況でフィニッシュするのは難しい。
その後は、全てが完璧にうまくいく必要がある。最後は少しギャンブルのような展開だっが、素晴らしい一日だったと振り返ることができる。
多くのライダーが私を見ていたが、もちろんステージ優勝を目指すなら、逃げ集団のライダーたちも見なければならない。
全てのアタックに対応するのは私の責任ではない。何度か対応はしたが、全ての加速には対応できなかった。
シャラントネへの第3ステージはなぜそれほど厳しかったのか?
今日は標高差3000メートルのステージを平均時速45キロで走った。それだけで十分だろう。
なぜスタートからアタックを選んだのか?
先頭集団には優勝のチャンスがあると既に考えていたが、リードをあまり広げることができなかった。それは、我々の集団にフローリアン・リポウィッツがいたことが関係している。
残念だったが、タイム差を広げるために一日中懸命に走った。
敢闘賞をとりましたが、最終的には5位でフィニッシュでした。
ポイント賞ジャージのためにポイントを獲得できたのは良かった。今日のステージは、ツール・ド・フランスを見据えて、自分の調子にとっても重要なものだった。トレーニングでは、このような努力は真似できない。
Red Bull-BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツのコメントだと、本当はマキシム・ファンジルスを逃げにいれようと考えていたという。狙って逃げに入るのも難しいので、メンバーは選べない。
第5ステージはスプリンターのためのステージとなりそうなので、マチューはポイント賞のためにジョナサン・ミランと競うかもしれない。このクリテリウム・デュ・ドーフィネでは、マチューの勝利を狙える日はなくなった。
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