現在開催中のツアー・オブ・ヘラス(ギリシャ)において、ヤン・ウィレム・ファン・チップがまたしてもUCI(国際自転車競技連合)から失格処分を受けた。
これまでも彼が新しい技術や独自のポジションを試すたびにUCIからの制裁が下されてきた。
だが、今回の失格理由は機材の規定違反ではなく、ハンドルバーの「握り方」が不適切だという非常に曖昧で厳しいものだった。
承認済みの機材と「不適切」な握り方
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オランダのコンチネンタルチーム、Azerion / Villa Valkenburgに所属するヤン・ウィレム・ファン・チップは、昨年のオランダでのレースでも失格処分。
今回は機材ではない。チームは彼が使用している自転車に関するすべての承認済み書類を所持していたが、UCIは彼のハンドルの握り方が許可されていない方法であると判断したという。
2024年にヤン・ウィレム・ファン・チップは、ハンドルバーはOKだけど握り方がいけないと言って失格にしている。
UCIには第 2.2.025 条の規則がある。
自転車上での姿勢では、ライダーは第 1.3.008 条で定義された標準姿勢を守らなければならない。自転車のトップチューブに座ることは禁止されている。
さらに、タイムトライアルを除き、前腕をハンドルバーの支点として使用することは禁止されている。
ヤン・ウィレム・ファン・チップが同じ過ちをしたのかは、写真からでは良くわからない。普通は気を付けるからしないと思うけど。
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ヤン・ウィレム・ファン・チップは常に独自のアイデアで自転車競技の限界を模索してきた。
しかし、度重なる失格処分は彼の心に暗い影を落としているようだ。今回の裁定や自身の置かれた状況について、彼は苦しい胸の内を明かしている。
ヤン・ウィレム・ファン・チップのコメント
今回も失格という裁定が下されました。チームは機材の承認書類を提出していたそうですね。
ああ、その通りだ。機材はすべて承認されているものだし、安全上の問題も何一つ起こしていない。それなのに握り方が理由でレースから追い出されるなんて、正直言って理解できないよ。
これまでにも新しい試みをするたびに、UCIから厳しい判定を受けてきました。ご自身のアイデアが受け入れられていないと感じますか。
まったく支援されていないと感じる。本当に不公平だ。僕はいつも、自分がこのスポーツで歓迎されていないような感覚に陥るんだ。
まるで彼らが追い出したがっている厄介者のような扱いさ。そして、それは僕にとって本当に辛く、心の痛むことなんだ。
ヤン・ウィレム・ファン・チップは、トラック選手でもあり2023 世界選手権マディソンで優勝するほどの選手。昨年の失格から、ようやく立ち直って直前のオーバーイッセル・ツアー (1.2)では2位なるなど攻撃的なレースをしていた。
工夫してルール内でやっているに失格とはひどい。






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