UAEツアー第1ステージのゴール手前200mで落車したライダーのほとんどは、擦過傷と打撲などで第2ステージになんとか進めている。
だが、二人のライダーがスタート地点に現れなかった。
- エディ・ダンバー Team Jayco AlUla
- ゲオルク・シュタインハウザー EF Education-EasyPost
二人のけがの様子は?
エディ・ダンバーは大量出血と手首骨折
🏥 MEDICAL UPDATE
Get well soon, Eddie! 🤕
🇦🇪 #UAETour pic.twitter.com/6wd6BOvvvx
— GreenEDGE Cycling (@GreenEDGEteam) February 20, 2024
エディ・ダンパーは、治療後にTeam Jayco AlUlaのXでビデオメッセージを出している。
「昨日も少し転倒してしまった。フィニッシュまでに私は良い位置にいた。あるいはそう思っていたんだ。
要するに、クラッシュが起きて、それを避けようと停止しようとしていたところ、時速50キロくらいで走っている別のライダーに後ろから追突されたんだ。
それで自分はバイクから放り出され、ハンドルバーをまっすぐに越え、右側にすべての体重がかかった。 結局、去年と同じように手に小さな骨折を負ったが、骨が違うだけだった。
がっかりだよ。バレンシアナで事故に遭い、今ここにいる。この時点では肉体的よりも精神的に難しい。手の専門医に会いに行き、次のステップを確認してから、今後数週間の計画を立て直すつもりだ。」
エディ・ダンバーは、2023年に INEOS Grenadiersから移籍してきたが、開幕戦の2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第1ステージで落車して手首を骨折している。
2023ジロ・デ・イタリアには間に合い、総合7位となっている。ただ、2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージでは、中立地帯でクラッシュしてリタイヤ。不運が多い。
過去を振り返れば、エディ・ダンバーは落車による骨折が多い。2020ティレーノ〜アドリアティコ 第3ステージでは鎖骨骨折。
2021年にはコロナでブエルタ・ア・ブルゴス、ブエルタ・ア・エスパーニャの初出場もなくなってしまった。
結局、 INEOS Grenadiersでは、グランドツアーに出場することさえできなかったのだ。昨年の開幕戦に続き、2024年もシーズン序盤から骨折が2回とはついていない。
サイモン・イェーツと共に、総合エースの役割を果たすことが今年はできるのだろうか。
ゲオルク・シュタインハウザー EF Education-EasyPost
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ゲオルク・シュタインハウザーはInstagramでリタイヤの理由を語っている。
期待していたシーズン開幕とはほど遠かった。昨日の第1ステージで集団クラッシュに巻き込まれ、脳震盪を起こしてしまった。つまり、今日はスタートできない!
怪我は完治したし、数日の回復の後、またバイクに乗るつもりだ。次の日も頑張ってね💪👌。
ゲオルク・シュタインハウザーは、昨年のUAEツアーでは総合20位と上位に入っており、今年は初のグランドツアー出場となるジロ・デ・イタリアが予定されている。
脳震盪ということで後遺症が心配だ。例えば、Intermarché – Wantyのタコ・ファンデルホールンなど、いまだに復帰の目途が立っていない。
EF Education-EasyPostは、このUAEツアーでは第1ステージで、ステファン・デボッドがリタイヤしており、5人で残りステージを戦わないといけない。
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