Tocsenから発売された新しいクラッシュヘルメットセンサーは、一人で外出することが多いすべての人のためのもの。
Tocsenの3人の創業者の一人、アレクサンダー・シューマッハーは、「アウトドアでの冒険は、安全第一で」と語る。
ヘルメットに搭載されたセンサーは、転倒直後にSMSやTocsenアプリで緊急連絡先、および周辺にいるTocsenレスキューコミュニティのメンバーに自動的に警告を発してくれる。
クラッシュヘルメットセンサーTocsen
映画ではないけど、一人で走っていてこんなことになることもあるだろう。
一人で、ケガした場合には本当にどうにもならない時がある。気絶でもしてたら連絡のしようもない。
その時に、すぐに色々な場所に連絡して位置情報がわかれぱ救出することも容易になる。
転倒しても、何もなければアプリで信号をクリアにすることも可能。
Tocsenは、小型の精密センサーと無料のスマートフォンアプリの組み合わせ。
センサーが転倒を検知すると、すぐにアプリがユーザーに「大丈夫ですか?」と問いかける。
30秒以内にユーザーが反応しない場合、Tocsenは自動的に正確なGPS位置を緊急連絡先と半径3キロメートル以内の「Tocsen Rescue Community」の全アプリユーザーに送信する緊急アラームを発信する。
ドイツでは、アウトドアショップや自転車ショップの関係で19,000人のTocsenコミュニティのメンバーがいる。3キロ以内の事故ならは、クラッシュ通知が全てのメンバーに送信される訳だ。
このクラッシュセンサーは自転車だけではない。
- スキー
- スノーボードなどのウィンタースポーツ
- 乗馬
- スクーター
- スケートボード
色々な場面で活用でき、実際に使われている。
開発された経緯は、メンバーの一人のトムがマウンテンバイクで落車して首の骨を骨折。本人は気絶していたけど、偶然通りかかったハイカーが発見したことから始まっている。
最初は、クラウドファンディングで資金を集めて、現在は従業員12名。
アウトドアアクティビティ、サイクリング、乗馬、ウィンタースポーツ用のヘルメットのメーカーであるAlpina、Uvex、Ekoiも、一部のモデルにこのデバイスを組み込むことになっている。
一人で走る人にはいいでしょうね。
カラーは赤と黒。価格は79.90ユーロ(約1万円)。
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