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クリス・フルームは、今の状態ではオリンピックに出場する価値がないと言う

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ツアー・オブ・アルプス第4ステージで逃げにのり存在感を示したクリス・フルーム。

ただ、総合では93位に終わっており、未だに総合での改善の様子は伺えない。ツール・ド・フランスまでは2か月となっており、次はツール・ド・ロマンディに出場する。

クリス・フルームはオリンピック英国代表の道も残されているが、今の所確実ではない。

 

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英国代表となるのか?

 
 
 
 
 
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英国のオリンピック代表枠は今回4つしかない。検討されているライダーは

  1. サイモン・イェーツ(Team BikeExchange)
  2. アダム・イェーツ( INEOS Grenadiers)
  3. ヒュー・カーシー(EF Education – Nippo)
  4. ゲラント・トーマス(INEOS Grenadiers)
  5. テイオ・ゲイガンハート(INEOS Grenadiers)
  6. トム・ピドコック(INEOS Grenadiers)
  7. ルーク・ロウ(INEOS Grenadiers)
  8. アレックス・ダウセット( Israel Start-Up Nation)
  9. ジームス・ノックス( Deceuninck – Quick Step)

イェーツ兄弟の活躍は申し分ないだろう。イネオスのメンバーが選択されるのも問題ない。

 

クリス・フルームはこれまで、2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックでそれぞれ銅メダルを個人TTで獲得している。

実績では申し分なのだけど、これについてフルームは、

すべては以前のレベルに戻ることにかかっていると思う。

現時点では、正直に言って、このフォームでオリンピックに出場する価値がないことを告白する必要がある。

ツール・ド・フランスの前、つまりオリンピックの前に、自分の状態が改善されることを期待している。

4月27日から始まるツール・ド・ロマンディにはマイケル・ウッズと共に出場する。最終ステージで16.19kmの個人タイムトライヤルがある。

ここで、良い成績を出せば可能性は少しはあるだろうけど、これまでの結果を見ると難しいだろう。個人タイムトライヤルでも未だに力は戻っていない。

最高レベルのレースからは、ケガを含めても1年以上離れていたので、完全復帰には時間がかかることは間違いない。

Israel Start-Up Nationもワールドチームに上がって2年目だ。フルームの役割は、チームの基礎を作ることにあるのかもしれない。

その為の長期に渡るチームとの関係構築をしているとも言える。以前のレベルに戻った姿が見られるのはいつになるだろう。

 

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