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またも呪われたシーズンイン? バート・レンメンも骨折離脱で、Visma | Lease a Bikeに蔓延する混乱の連鎖

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Image credit: chan
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Team Visma | Lease a Bikeの2026年シーズン序盤が、まるで野戦病院のような様相を呈している。

2026 ツアー・オブ・オマーンでの落車により、期待のバート・レンメンが手首を骨折し、春の主要レースであるパリ〜ニースの欠場を余儀なくされた。

しかし、問題はレンメン一人にとどまらない。主力選手の相次ぐ離脱、不可解な引退、そして主要スタッフの退社——。Team Visma | Lease a Bikeに今、何が起きているのだろうか。

 

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バート・レンメンも骨折で離脱

 

2026 ツアー・オブ・オマーン第3ステージでTeam Visma | Lease a Bikeのゴール手前30kmで4人全員が落車。

バート・レンメンは完走したけれど第4ステージをリタイヤ。

 

バート・レンメンのコメント

本日のメディカルチェックの結果、先週月曜日のツール・ド・オマーンでの落車により手首を骨折したことが確認された。

今後4週間は屋外で走ることができないため、パリ〜ニースには出場できません。もちろん、とても残念ですが、回復に集中し、さらに強くなって戻ってきます。

 

ツアー・オブ・オマーンはチームにとって悪夢のようなレースとなった。 スタート前からアクセル・ザングレとオウェイン・ドゥールを失い、レース中にはエース格のセップ・クスが病気でリタイア。

そして第3ステージでの落車により、総合上位を狙えたはずのレンメンまでもが手首を骨折し、姿を消した。 結果として、7名の出走メンバーのうち、完走できたのはわずか3名という惨憺たる結果に終わっている。

 

主力の遅れとアクシデント

Team Visma | Lease a Bikeは、サントス・ツアー・ダウンアンダー第5ステージでメンノ・ホイシングが鎖骨骨折でリタイヤ。

ワウト・ファンアールトはシクロクロスで痛めた足首のために練習も完全にはできていない。

 

加えてヨナス・ヴィンゲゴーが下り落車の影響でUAEツアーを欠場。

 

4人が負傷で離脱となっている。バート・レンメンはパリ~ニースも欠場なので、チームは出場メンバーに苦慮することになりそう。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコーチが退任

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコーチを長年務めてきたティム・ヘームスケルクが突然の退任をしている。

ついこの間ティム・ヘームスケルクのコメントを記事にしたばかりだ。何故、この時期にやめたのかは理由がわかっていない。

 

チームはサイモン・イェーツが引退。女子シクロクロス世界王者だったフェム・ファンエンペルも離脱。チームの崩壊ともいえる事態が続いている。

 

チームの回答「パニックになる必要はない」

 

チームの危機ともいえる状況に、Team Visma | Lease a Bikeのスポーツディレクターのグリシャ・ニーマンがインタビューに答えている。

 

ワウト・ファンアールトやヨナス・ヴィンゲゴーの件も含め、チーム全体で不運が続いています。内部ではどう対処していますか?

準備期間には常に何かしらの後退はあるものだ。 現状、年間の大きなスケジュールを変更しなければならないほどの深刻な怪我人はいないと見ている。

ヨナスがUAEツアーを走らないことは残念だが、大惨事ではない。本当の大きな目標はもっと先シーズン後半にある。

ワウトもトレーニングでは全く問題なく、予定通り高地トレーニングを行っている。 もちろんトラブルがないに越したことはないが、現時点でチーム内にパニックは全くない。

 

クラシックシーズンの真っ只中に不運に見舞われるよりは、今のほうがマシだということですね?

その通りだ。シーズンが本格化してから不運に見舞われるより、オフシーズンや準備段階で多少の不運があって後退するほうがまだ良い。 現時点で、主力選手たちの本当に重要なレースに向けて、何ら問題はないと考えている。

 

かなり強気な発言だけれども、実際にそうだろうか。シーズンインの遅れはのちのち効いてくる。準備不足はいい結果にはならない。ワウト・ファンアールトも走っているけれども、足首の痛みにより全力疾走できていないと数日前には漏らしていた。

ワウト・ファンアールトは、2月28日のオンループ・ヘットニュースブラッドでシーズンインの予定だけれども、全開でレースに挑めるのか。アシストとなるのかはふたを開けてみないとわからない。

2023年、ジロ、ツール、ブエルタを制し69勝をあげたJumbo-Visma。だが、2024年はクリストフ・ラポルトがレースに出れずクラシックでは主役から後退。主力の骨折、ワウト・ファンアールトの大けがなど不運が続く。

 

グランツールは、2025 ジロ・デ・イタリアをサイモン・イェーツが制覇。、ヨナス・ヴィンゲゴーが2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を飾ったので2大ツール制覇と盛り返した。ただ、ツール・ド・フランスはUAE Team Emirates – XRGのタデイ・ポガチャルに差をあけられた。これもヨナス・ヴィンゲゴーのコンデション不良があったことは忘れてはならない。

 

チームは危機ではないといいながらも相次ぐ主力の離脱、チーム内での不協和音とも見えるコーチの離脱など不安要素が多く見えるのは私だけか。

これは単なる序章なのか、それとも巻き返しはあるのか。注目してみていきたい。

コメント

  1. 通りすがりの名無し より:

    グランツールは、2025年のサイモンも忘れないであげて。
    支配していたとは言い難い勝利ではあったし、もう本人いないけど。

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