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2022 パリ~ニース第7ステージ クイーンステージの登りフニッシュを制したライダーは?

海外情報
Photo credit: Jean-Pierre ARIBAU on VisualHunt.com
この記事は約17分で読めます。

パリ~ニースはクイーンステージを迎える。

7日間をかけて、ようやくニースに到着した。ここまで総合ではプリモッシュ・ログリッチがリード。

2位のサイモン・イェーツ(Team BikeExchange – Jayco)とは、39秒のタイム差。1分以内に5人いるので、ここでの逆転は十分可能性がある。

プリモッシュ・ログリッチの総合を脅かすライダーは現れるかな?

 

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第6ステージ  ニース~コル・ド・チュリーニ 155.2km

コースプロフィール photo paris-nice

 

最初の2級山岳コート・ド・コースグールまでに、この日の逃げが確定するはず。

総合の決戦は、1級山岳コル・ド・チュリーニで行われる。3年前のこのコースでは、ダニエル・マルティネス(INEOS Grenadiers)が逃げグループで勝利を獲得。

エガン・ベルナルがイエロージャージになっている。最後のフニッシュを一番で駆け抜けるクライマーは誰だろうか?

 

  1. 2級山岳 コート・ド・コースグール 8.1 km、4.9%
  2. スプリントポイント   Coursegoules
  3. スプリントポイント   La Bollène-Vésubie
  4. 1級山岳 コル・ド・チュリーニ 14.9 km、7.3%

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

今日もチームでただ一人の出走のユーゴ・ウル(Israel – Premier Tech)。

もう、チーム代表として完走を目指すしかない。現在総合11位と良い位置につけているのにアシストもいないのは辛い。

今日も5人がDNS。これほど多くのライダーが落車以外で去るもの珍しい。

 

INEOS Grenadiersで最も成績が良いのは、ダニエル・マルティネス。総合4位で56秒遅れ。アダム・イェーツは総合6位で1分11秒遅れ。二人が交互に攻撃することも可能だ。

 

総合では大きく遅れているGroupama – FDJのダヴィ・ゴデュ。今日は動いてくるかな。

 

プリモッシュ・ログリッチは、総合勢の攻撃をかわしてリーダージャージをキープしないといけない。

 

今日のスタートの4賞のライダーは

  • 総合 プリモッシュ・ログリッチ Jumbo-Visma
  • ポイント賞 ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
  • 山岳賞 ヴァランタン・マデュアス Groupama – FDJ
  • 新人賞 マッティオ・ヨルゲンソン Movistar Team

 

こちらはGroupama – FDJのルクセンブルクチャンピオン、ケヴィン・ゲニッツだけどスタート前に広告看板の足に引っかかって落車。

リアルスタートの前にリタイヤしてしまった。これは残念。

 

18人の大量離脱

スタートから多くのライダーが離脱。なんと18人も逃げだした。最もタイムが良いのはB&B Hotels – KTMのフランク・ボナムールで総合21位の5分17秒遅れ。

 

  1. ライアン・ミューレン BORA – hansgrohe
  2. ファビオ・フェリーネ Astana Qazaqstan Team
  3. ダヴィ・ゴデュ Groupama – FDJ
  4. オリヴィエ・ルガック Groupama – FDJ
  5. カンタン・パシュ Groupama – FDJ
  6. ジュリアン・ベルナール Trek-Segafredo
  7. マッズ・ピーダスン Trek-Segafredo
  8. ミケル・モルコフ Quick-Step Alpha Vinyl Team
  9. イバン・ガルシア Movistar Team
  10. グレゴール・ミュールベルガー Movistar Team
  11. アルベルト・トレス Movistar Team
  12. ケース・ボル Team DSM
  13. ニコ・デンツ Team DSM
  14. トーマス・デヘント Lotto Soudal
  15. サイモン・カー EF Education-EasyPost
  16. ジュリアス・ファンデンベルフ EF Education-EasyPost
  17. フランク・ボナムール B&B Hotels – KTM
  18. アレクシー・グジャール B&B Hotels – KTM

 

残り50.4kmでタイム差は、1分21秒しかない。これは逃げ切りは難しいかな。

 

集団はINEOS Grenadiersが先頭を固めて引いている。ダニエル・マルティネスとアダム・イェーツで最後の山岳を狙う。

 

残り21.7kmとなって集団はTeam Arkéa Samsicも牽引に加わる。

 

先頭は15人に減っている。

 

最後尾にいたプロトン最高のリードアウトマン、ミケル・モルコフも先頭からドロップ。

 

ナイロ・キンタナは、今日爆発するかな。

 

ミケル・モルコフはメイン集団に吸収される時に、頑張れと声援を送る。

 

逃げていたサイモン・カーも吸収。残り15.6kで先頭と57秒に。

 

1級山岳 コル・ド・チュリーニ 14.9 km、7.3%

1級山岳に先頭が突入。

 

先頭は次々とライダーが脱落。

 

あら~、Lotto Soudalの逃げ屋、トーマス・デヘントも切れそうだ。

 

Jumbo-Vismaの先頭はローハン・デニス。すでにマイク・テウニッセンがこのステージでリタイヤしている。

 

ワウト・ファンアールトは集団から切れてしまう。

 

先頭は5人。だが、Trek-Segafredoのジュリアン・ベルナールも切れてしまう。

  1. カンタン・パシュ Groupama – FDJ
  2. ジュリアン・ベルナール Trek-Segafredo
  3. グレゴール・ミュールベルガー Movistar Team
  4. トーマス・デヘント Lotto Soudal
  5. フランク・ボナムール B&B Hotels – KTM

 

先頭は3人に。

  1. カンタン・パシュ Groupama – FDJ
  2. グレゴール・ミュールベルガー Movistar Team
  3. フランク・ボナムール B&B Hotels – KTM

 

さらに、先頭からグレゴール・ミュールベルガーがアタック!

 

グレゴール・ミュールベルガーは単独となる。

 

ナイロ・キンタナが二コラ・エデの後ろに位置して、発射準備完了だ。

 

残り9.1kmでタイム差は35秒。どこまで頑張れるか。

 

Jumbo-Vismaのアシストは、ローハン・デニスだけとなった。最後の決戦が始まろうとしている。

 

 

ローハン・デニスは、逃げていたカンタン・パシュとフランク・ボナムールを抜いていく。

 

ここでナイロ・キンタナがアタック!

すぐにプリモッシュ・ログリッチとアダム・イェーツがチェックにはいる。

 

残り7.2kmでアダム・イェーツがアタック!

 

アダム・イェーツは単独で先頭を追う。

 

プリモッシュ・ログリッチ、ダニエル・マルティネス、ナイロ・キンタナが追う。

 

 

プリモッシュ・ログリッチがアダム・イェーツを捕まえた所で、今度はダニエル・マルティネスがアタック!

 

プリモッシュ・ログリッチは、アダム・イェーツを捕まえる。

 

今度は、ダニエル・マルティネスがペースを上げる。

 

先頭のグレゴール・ミュールベルガーは捕まりそうだ。

 

グレゴール・ミュールベルガーを捕まえたタイミングでリーダーのプリモッシュ・ログリッチがアタック!

 

ダニエル・マルティネスが反応する。

 

ダニエル・マルティネスだけが追いつく。

 

サイモン兄弟は、ナイロ・キンタナの後ろで4位、5位。

 

先頭は二人。後続に10秒のタイム差をつける。

 

二人は残り5.1kmで後続に14秒のタイム差をつけた。

 

後方からサイモン・イェーツが迫る。

 

ここでアダム・イェーツが遅れる。

 

後続は、サイモン・イェーツとナイロ・キンタナの二人。

 

プリモッシュ・ログリッチは後続に追いつかれたくないので、ダニエル・マルティネスと先頭交代する。

 

後続の二人から、前は見えているけど追いつかない。サイモン・イェーツは総合2位なので、総合9位のナイロ・キンタナは先頭交代しない。

 

サイモン・イェーツとナイロ・キンタナが先頭二人に追いつく。

  1. プリモッシュ・ログリッチ Jumbo-Visma
  2. サイモン・イエーツ Team BikeExchange – Jayco
  3. ダニエル・マルティネス INEOS Grenadiers
  4. ナイロ・キンタナ Team Arkéa Samsic

 

これで先頭は4人。

 

牽制からプリモッシュ・ログリッチが先頭に。

 

残り1.9kmで後続とは20秒。

 

サイモン・イェーツがアタック!

 

このアタックでナイロ・キンタナが遅れる。

 

サイモン・イェーツのアタックは実らず。また、牽制に。

 

牽制しているとナイロ・キンタナが追いつく。

 

残り1.3kmでまたもサイモン・イェーツがアタック!

 

だが、これも決まらず、またナイロ・キンタナが追いついてくる。

 

今度は、ダニエル・マルティネスがアタック!

 

これも決まらない。ゴールに近づけば近づくほどプリモッシュ・ログリッチを逆転出来る時間は無くなる。

 

また、ナイロ・キンタナが追いついて、先頭に。

 

ナイロ・キンタナは先頭を引く。

 

ナイロ・キンタナが先頭を引いていると、後続からジョアン・アルメイダが追いつく。

 

ゴール手前で、ついにプリモッシュ・ログリッチがアタック!

 

凄いスピードだ。

 

猛烈なスピードでダニエル・マルティネスとサイモン・イェーツも太刀打ちできない。

 

プリモッシュ・ログリッチが圧巻のステージ優勝だ~!

総合対決を見事に制覇した。これで、プリモッシュ・ログリッチは、総合リーダーのまま最終ステージを迎える。

思い起こされるのは昨年のパリ~ニースだ。ステージ3勝を上げていたけど、落車により順位を落としている。

 

最終ステージでは、アシクデントにプリモッシュ・ログリッチは最新の注意を払わないといけないだろう。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第7ステージ リザルト

プリモッシュ・ログリッチのコメント

私の最大のサポーターの前で、このような長い登りで勝つことは素晴らしいことだ。

大変だったけど、良かったし、最後には攻撃して勝つための足ができたので、素晴らしい一日だった。

最高になるチャンスがあるとき、それはいつも特別な何かが起こる。

私は、最終段階が常に最も難しいことを知っている。これはコル・デズの新しい側面であり、このようにタフな登りをするかどうか心配する必要があるが、そこに着いたら大丈夫だと思う。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma 60 4:02:47
2
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers 25 ,,
3
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco 10 0:02
4
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic   0:09
5
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   0:11
6
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates   0:25
7
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious   0:27
8
 YATES Adam
INEOS Grenadiers   0:29
9
 MARTIN Guillaume
Cofidis   0:44
10
 POELS Wout
Bahrain – Victorious   0:56
11
 IZAGIRRE Ion
Cofidis   1:02
12
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe   1:13
13
 DE LA CRUZ David
Astana Qazaqstan Team   1:28
14
 LATOUR Pierre
TotalEnergies   2:05
15
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team   2:07
16
 CRAS Steff
Lotto Soudal   2:19
17
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team   ,,
18
 HOULE Hugo
Israel – Premier Tech   3:00
19
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM   3:23
20
 MOLLEMA Bauke
Trek – Segafredo   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma 10 26:26:11
2 2
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco   0:47
3 4 ▲1
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers   1:00
4 6 ▲2
 YATES Adam
INEOS Grenadiers   1:50
5 9 ▲4
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic   2:04
6 8 ▲2
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious   2:12
7 5 ▼2
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe   2:22
8 3 ▼5
 LATOUR Pierre
TotalEnergies   2:56
9 10 ▲1
 IZAGIRRE Ion
Cofidis   3:13
10 18 ▲8
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   3:29
11 12 ▲1
 DE LA CRUZ David
Astana Qazaqstan Team   3:41
12 19 ▲7
 MARTIN Guillaume
Cofidis   4:09
13 13
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team   4:53
14 11 ▼3
 HOULE Hugo
Israel – Premier Tech   5:13
15 16 ▲1
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team   ,,
16 15 ▼1
 MOLLEMA Bauke
Trek – Segafredo   6:13
17 17
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM   6:31
18 23 ▲5
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates   8:26
19 21 ▲2
 BONNAMOUR Franck
B&B Hotels – KTM   9:54
20 14 ▼6
 JORGENSON Matteo
Movistar Team   10:05

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 VAN AERT Wout
Jumbo-Visma 56
2 2
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo 44
3 4 ▲1
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma 41
4 3 ▼1
 LAPORTE Christophe
Jumbo-Visma 29
5 5
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 24
6 6
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies 18
7 7
 COQUARD Bryan
Cofidis 18
8 9 ▲1
 LATOUR Pierre
TotalEnergies 16
9 10 ▲1
 BONNAMOUR Franck
B&B Hotels – KTM 16
10 22 ▲12
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco 15

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ 44
2 2
 VANHOUCKE Harm
Lotto Soudal 20
3 3
 HOLMES Matthew
Lotto Soudal 17
4 13 ▲9
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma 14
5 4 ▼1
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 12
6 5 ▼1
 KORETZKY Victor
B&B Hotels – KTM 9
7 7
 GOUGEARD Alexis
B&B Hotels – KTM 8
8 8
 DOULL Owain
EF Education-EasyPost 7
9 10 ▲1
 DE GENDT Thomas
Lotto Soudal 6
10 9 ▼1
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies 6

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 4 ▲3
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 26:29:40
2 2
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team 1:44
3 3
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 3:02
4 5 ▲1
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 4:57
5 1 ▼4
 JORGENSON Matteo
Movistar Team 6:36
6 9 ▲3
 ZIMMERMANN Georg
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 16:30
7 7
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies 19:29
8 6 ▼2
 WRIGHT Fred
Bahrain – Victorious 23:52
9 13 ▲4
 VANHOUCKE Harm
Lotto Soudal 32:18
10 8 ▼2
 JACOBS Johan
Movistar Team 33:50

 

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