イネオス・グレナディアスが他のチームに先駆けて、2022ジロ・デ・イタリアのメンバーを発表している。
まあ、まだ決定ではないだろうけど8人のメンバーの中には、ジロ制覇したカラパスにテイオ・ゲイガンハートも含まれている。
凄いメンバー8人を見てみよう。
イネオスの暫定ジロメンバー
Last ride of 2021 ✅
Looking forward to 2️⃣0️⃣2️⃣2️⃣ 👊 pic.twitter.com/eryzIvAPbV
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) December 31, 2021
暫定ジロメンバーは
- リッチー・ポート
- テイオ・ゲイガンハート
- イーサン・ヘイター
- ベン・スウィフト
- リチャル・カラパス
- エリア・ヴィヴィアーニ
- トム・ピドコック
- サルヴァトーレ・プッチョ
実に豪華絢爛のメンバー。エースはカラパスにテイオ・ゲイガンハートだろう。ただ、リッチー・ポートもキャリア最後のシーズンとしてジロの勝負にこだわってみたいと言っている。
状況次第では、リッチー・ポートも総合を狙うだろう。
2022のジロのコースは個人タイムトライヤルが少ない。2022ジロのTTは第2ステージと最終ステージの合計26.3kmだけだ。TTが得意でないクライマー向けのコースと言って良いだろう。
リチャル・カラパスもテイオ・ゲイガンハートもあまり、TTが得意ではない。逆にリッチー・ポートはTTが得意だ。
3人が総合を狙うことも十分に考えられる。実に贅沢なメンバーだ。
スプリントは誰が狙う?
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イネオスは戻ってきたエリア・ヴィヴィアーニと昨年10勝を上げたイーサン・ヘイターを連れていく。リードアウトの一員はベン・スウィフトが担うことになる。
だけど、どちらがエーススプリンターとなるだろう。イーサン・ヘイターは年々進化しており、ある程度の山岳ならば越えていくことも出来る。
問題はエリア・ヴィヴィアーニだ。2022ジロのスプリンターステージでは、まっ平のステージは少ない。
ゴール前に残っているほうが、ゴールを狙うのか、それともステージの途中から調子の悪いライダーが、リードアウトに回るのかわからない。
これは、大変興味のある問題となりそうだ。
逆に、自由に動けるのがトム・ピドコック。彼の場合には、経験を積むという意味もあるだろうし、逃げでステージ優勝を狙うことも許されるのではないかな。
ジロでのイネオスの戦略が見ものだ。
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