ツール第9ステージは、再び大量の逃げが発生し、UAE Team Emiratesはメイン集団の先頭に立って引き続けた。
最後から2番目のロズラン峠を下っていた時のことだった。UAE Team Emiratesの先頭はブランドン・マクナリティ。
ブランドン・マクナリティは、タデイ・ポガチャルの位置を確認しようと、後ろを向いた瞬間に道を踏み外してしまう。
崖下に転落となって、一回転している様子が映像でも見られた。リタイヤはしていないが、ケガの様子が気になっていた。
道を外れる
Find you someone who looks after you like Brandon McNulty looks after Tadej Pogacar pic.twitter.com/cn9TOkH4HY
— Dan Gates (@dangates_j) July 4, 2021
下りで後ろを向いてはいけない。特にカーブだったので前を向いた時には、間に合わない状態だった。
一回転していたので、ケガが心配されたが、その後ブランドン・マクナリティは自分で這い上がってきた。
ツールの転落というと過去にも何度もケガが起こっている。1995年ツール第15ステージで崖下に転落したファビオ・カサルテッリは帰らぬ人となっている。
最近では、2018ツールで現在ロットで走っているフィリップ・ジルベールが転落している。
Cycle*2018 ツール・ド・フランス ~第16ステージ~
【カルカッソンヌ ~ バニェール=ド=リュション】😵
ただいま絶賛オンエア&配信中!https://t.co/2kOG3x0Fc5#jspocycle #TDF2018 pic.twitter.com/qxYxy54oMs
— J SPORTS💛サイクルロードレース【公式】ツール開催中🇫🇷 (@jspocycle) July 24, 2018
更に、昨年のイル・ロンバルディアでレムコ・エヴェネプールが転落事故で骨盤骨折したのは記憶に新しい。
下りは、スビードの出し過ぎや、今回のようによそ見をしてしまうとプロといえども事故に繋がる。
ブランドン・マクナリティは、転落した場所が良かったからケガがなかったが、下が芝生や草でなかったらと思うと恐ろしい。
今年ツールは、開幕から落車が相次いでいるが、残りの2週間ライダーがケガすることのないように祈りたい。
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