Groupama-FDJのジェイク・スチュワートは、フランスのワンデイレース、ショレ=ペイ・ド・ラ・ロワールのゴールでナセル・ブアニ(Team Arkéa Samsic)にフェンス際に追いこまれてブレーキをかけて落車を逃れた。
だが、ジェイク・スチュワートは、ブアニとの衝突の結果、第2中指が骨折していることが判明した。
これにより、ジェイク・スチュワートは、予定されていたロンド・ファン・フラーンデレンも出場出来ない。
レースは当分走れない
We thought and was hoping that it was just superficial, but this mornings x-ray showed a fractured second metacarpal after Sundays Cholet Pays de la Loire. Gutted to say the least to be missing De Ronde this week, but full focus now for recovering and getting back on the bike ✌ https://t.co/jHtdXnGfYV
— Jake (@jakey_stewart) March 30, 2021
ジェイク・スチュワートは、ツイッターで
私たちはそれが表面的なものだと思って期待していたが、今朝のX線写真では、日曜日のショレ=ペイ・ド・ラ・ロワールの後に骨折した第2中手骨が示された。
今週はロンドを欠場することは控えめに言っても過言ではないが、今は回復してバイクに戻ることに全力を注いでいる。
とコメントしている。
このように相手が骨折してレースに出場できない状態となると、ナセル・ブアニの処分は、3位のゴールの剥奪だけでは済まなくなる。
すでにUCIは翌日に懲戒委員会に紹介することを発表しているが、出場停止などの処分は間違いないかもしれない。
ナセル・ブアニは謝罪しているが、これだけでは済まないだろう。
期待の若手
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ジェイク・スチュワートは3週間走れなくなる。ここまでの彼の成績は素晴らしい。
2020年10月1日にEquipe continentale Groupama-FDJ開発チームから昇格して、今シーズンの走りは驚異的だ。
21歳という若さで、クラッシックでここまでの成績を残すのは凄いことだ。すでにアンダーの枠に収まっている選手ではない。
足の状態が良かっただけに、3週間レースに出れないことにより春のクラシックを欠場してしまうのは勿体ないことだ。
ブアニは、故意にしていないとはいえ、これは大きな問題となるだろう。
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