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テイオ・ゲイガンハートのジロ優勝でHagens Berman Axeonチームが救われるか?

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Photo by Luke Michael on Unsplash
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ジロ・デ・イタリア総合優勝のテイオ・ゲイガンハート。第3ステージからマリアローザを着用していたジョアン・アルメイダ。

山岳賞のルーベン・ゲレイロ、第8ステージ優勝のアレックス・ダウセット、第12ステージ優勝のジョナタン・ナルバエス。

彼らに共通しているのは、アクセル・メルクスのチームHagens Berman Axeon出身だということ。

今、このアメリカの開発チームがピンチに立っている。テイオ・ゲイガンハートはジロの最終ステージの時に、メルクスのことを考えたという。

彼の指導に感謝しチームのサポートが増えることを願っていた。

 

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来シーズンは10人で活動か

 
 
 
 
 
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Winner of the 2020 @giroditalia, Tao Geoghegan Hart. The first of our alumni riders to ever win a Grand Tour. DREAM BIG! #PROVEIT #AlwaysBeYoung

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Hagens Berman Axeonは、アクセル・メルクスが率いる23歳未満の開発チーム。アクセル・メルクスはエディ・メルクスの息子。

2021年はHagens Berman Sobol Shapiro LLP(法律事務所)がスポンサーをしてくれるので活動が継続出来る。

だが、人数は今年の12人から10人に減る予定。北米、欧州で活動しているがチームとしてレースに出る場合には、最低でも6人は必要だろう。

10人となるとかなり厳しい。

Hagens Berman Axeonは2009年にTrek-Livestrongでスタート。その時には日本の小森亮平も所属。チームは名前を変えならがら多くのプロライダーを生み出している。

予算は多くのチームで問題となっており、Hagens Berman Axeonも例外ではない。

 

数多くのプロライダーを輩出

Hagens Berman Axeon出身のワールドツアーチームで活躍している選手だけをあげてみると。

  • ベンジャミン・キング(Ben King)NTT Procycling
  • サムエル・ビューリー(Sam Bewley)Mitchelton-Scott
  • ルーベン・ゲレイロ(GUERREIRO Ruben)EF Pro Cycling
  • ショーン・ベネット(Sean Bennett )EF Pro Cycling
  • ローガン・オーウェン(Logan Owen)EF Pro Cycling
  • ローソン・クラドック(Lawson Craddock)EF Pro Cycling
  • ニールソン・ポーレス(Neilson Powless)EF Pro Cycling
  • ミッケル・ビョーグ(Mikkel Bjerg)UAE Team Emirates
  • ジャスパー・フィリプセン(Jasper Philipsen)UAE Team Emirates
  • ジョセフロイド・ドンブロウスキー(Joe Dombrowski)UAE Team Emirates
  • イヴォ・オリヴェイラ(Ivo Oliveira)UAE Team Emirates
  • ルイ・オリヴェイラ(Rui Oliveira)UAE Team Emirates
  • ジャスパー・デブイスト(Jasper De Buyst )Lotto Soudal
  • ジャスパー・ストゥイヴェン(Jasper Stuyven)Trek-Segafredo
  • アントワーヌ・デュシェーヌ(Antoine Duchesne)Groupama-FDJ
  • クレモン・シェヴリエ(Clément Chevrier)AG2R La Mondiale
  • ウィリアム・バルタ(BARTA William)CCC Team
  • ネイサン・ファンフーイドンク(Nathan Van Hooydonck)CCC Team
  • アレックス・ダウセット(Dowsett)Israel Start-Up Nation
  • クリスツ・ニーランズ(Krists Neilands)Israel Start-Up Nation
  • テイオ・ゲイガンハート(Geoghegan Hart)Ineos Grenadiers
  • ジョナタン・ナルバエス(Narváez)Ineos Grenadiers
  • エディ・ダンバー(Eddie Dunbar)Ineos Grenadiers
  • クリストファー・ローレス(Chris Lawless)Ineos Grenadiers
  • ジョアン・アルメイダ(Almeida)Deceuninck-Quickstep
  • イアン・ガリソン(Ian Garrison)Deceuninck-Quickstep

 

ワールドツアーチームが1チーム出来るくらい凄いメンバーが揃っている。引退した選手やプロチームを含めるとさらに多くのライダーがいる。

 

テオ・ゲイガンハートは2014年にBissellDevelopmentチームの時に所属。1年目でスカイに誘われていたが、アクセル・メルクスは1年待つようにアドバイス。

2015年にテスト生としてスカイに所属。2016年はアクセル・メルクスのアドバイスに従って、Axeon Hagens Bermanで走り経験を積んでから2017年スカイに移籍した。

その後の活躍は、言うまでもない。

アクセル・メルクスは、予算確保に苦労しているが、何とかチームを存続させたいと考えている。チーム員の削減によって優秀な若者がプロになれないのは勿体ない。

明日のテイオ・ゲイガンハート、アルメイダがこの中にいるかもしれないのだ。若いライダーを育てるチームとして活動が続くことを願わずにはいられない。

 

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