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シュヘルデプライスでパスカル・アッカーマンが降格 勝ったのは誰?

https://twitter.com/Scheldeprijs/status/1316037343049060353/photo/1 海外情報
photo Scheldeprijs twitter
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ベルギーで行われたシュヘルデプライス(Scheldeprijs)。

コロナのために開催が危ぶまれていたが、コースを短縮して大幅に変更。17.3kmの周回コースとすることで対応した。

シーズン終盤ながら、トップスプリンターの集まるレベルの高いレースだ。

 

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Schoten › Schoten (173.3k)

https://www.procyclingstats.com/race/scheldeprijs/2020/today

コースマップ

通常は、ベルギーとオランダでコースが設定されている。だが、オランダはアムステルゴールドレースが中止となったように大規模イベントは開催出来ない。

 

そのため、主催者は17.3kmの周回コースを設定。オールフラットなコースを作り出した。

 

マーク・カヴェンデッシュの逃げ

このレースにはFumyも参加。これがシーズン最終戦となる。

残念ながら、レースでは姿を確認できず。

 

photo cycling today ストリーミングより 以下同様

道路には、マーク・カヴェンデッシュの名前がファンによって描かれている。

 

今回のレースもヘント~ウェヴェルヘムと同じように、マーク・カヴェンデッシュは逃げに乗った。

これはチームのイヴァン・ガルシアをスプリントで勝たせるためだ。

 

1分30秒以上あったタイム差は、残り57kmで37秒まで減ってくる。例年スプリント勝負となるので仕方のないこと。

 

集団は一塊でラスト3週目に入る。先頭はクイックステップが引くことが多い。クイックステップはサム・ベネットのスプリント勝利を狙っている。

 

ゼッケンナンバー11番のカレブ・ユアンは集団最後尾を走っている。これはいつものパターンだ。とくにかく足を使わない。

 

ラスト2周に入るところ。スタート・ゴール付近は石畳のようなタイル調になっている。

 

マーク・カヴェンデッシュは先頭集団のスパートによって、切れてしまう。この後、集団に飲み込まれていく。

最後尾まで下がる前にCCC Teamのライダーに腰を押されて踏みとどまっていた。

 

Alpecin-Fenixは、ティム・メルリエのスプリント勝利を狙うために前を引くことが多い。

 

ラスト22kmで落車発生。ドナヴァン・グロンダン(Team Arkéa Samsic)20歳。

とても痛そうにしており、ゴールすることなくリタイヤ。Arkéa Samsicのエースは、ナセル・ブアニ。

 

先頭集団では、Briton Lewis Askey(Equipe continentale Groupama-FDJ)19歳がアタックして抜け出していた。

それにジョインしたのが、ピョートル・ハビック(Riwal Securitas Cycling Team)。ピョートル・ハビックは、後ろを向いた瞬間にアタック!

 

だが、彼の独走も数分しか続かなかった。

 

 

ラスト4km付近から、クイックステップが先頭を固める。

 

ラスト3キロを切ってからようやく、ロットスーダルのトレインが上がってくる。カレブ・ユアンもしっかりとついている。

 

最後のスプリントとなり、カレブ・ユアンが早めに発射!

 

 

カレブ・ユアンの加速は速い!   追いすがるパスカル・アッカーマンを全く寄せ付けないスピード。上から見ると、その差はかなりある。

 

まさに、圧勝と言った感じだった。先頭に立つとポケットロケットの独特のスタイルで姿勢が低く、後ろのライダーは風よけにならない。

カレブ・ユアンはこれで今シーズン7勝目。ユアンの最終戦はDriedaagse Brugge-De Panneとなる。

 

パスカル・アッカーマンは2位から降格

パスカル・アッカーマンは2位から集団最後尾の21位となっている。

 

問題のゴールシーンを見て貰いたい。

何度か、スロー再生されているので、パスカル・アッカーマンが急激な進路変更をしているのがわかるだろうか?

このため後ろを走っていた、アウグスト・ヤンセン(Riwal Securitas Cycling Team)がホイールを取られてしまう。彼は脳震盪の症状があり、一瞬意識が飛んだと言う。

 

バーレーン・マクラーレンのイヴァン・ガルシアも激しく落車してフェンスにぶつかった。

 

ピエール・バルビエ(NIPPO DELKO One Provence)も落車。尻が破れてしまっている。

 

ティム・メルリエとジャスパー・フィリップセンが言い合い

ゴール前では、こんなシーンも。ティム・メルリエ(Alpecin-Fenix)と、ジャスパー・フィリップセン(UAE)がお互いに進路をふさがれてイライラ。

ジャスパー・フィリップセンは、アレクサンダー・クリストフにアシストして貰ったのに進路をふさがれたのでスプリント出来なかった。

この二人、来シーズンは一緒のチームになるんだからケンカしてたらいけませんね。

 

 

海外サイトのsporzaにとても良いハイライト動画があるので参考までに。

 

リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  EWAN Caleb Lotto Soudal 200 125 3:34:38
2  BONIFAZIO Niccolò Team Total Direct Energie 150 85 ,,
3  COQUARD Bryan B&B Hotels – Vital Concept p/b KTM 125 60 ,,
4  MERLIER Tim Alpecin-Fenix 100 50 ,,
5  PHILIPSEN Jasper UAE-Team Emirates 85 45 ,,
6  CAPIOT Amaury Sport Vlaanderen – Baloise 70 40 ,,
7  DE KLEIJN Arvid Riwal Securitas Cycling Team 60 35 ,,
8  BENNETT Sam Deceuninck – Quick Step 50 30 ,,
9  EINHORN Itamar Israel Start-Up Nation 40 26 ,,
10  CARDIS Romain Team Total Direct Energie 35 22 ,,

fumyは30秒遅れの84位でゴール。マーク・カヴェンデッシュは1分47秒遅れの143位でゴール。

降格となったパスカル・アッカーマンは21位。

 

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