全国ロード選手権が各国で行われており、次々にチャンピオンが登場している。日本は行われないんですよね。
オランダではマチュー・ファンデルプールが勝利。
デンマークではカスパー・アスグリーンがロードチャンピオンに。
フランス選手権では、最後のデットヒートが凄かったので紹介。
アラフィリップのソロは実らず
フランス、ブルターニュ地方で行われたフランス選手権は237.9kmという夏場のレースとしては極端に長い距離で争われた。
18.3kmを13周回するコース。レースが動いたのはラスト54km付近から。
ジュリアン・アラフィリップは丘陵地帯の最終ラップでなんとか逃げることができたが、ソロを完了することは出来なかった。
Groupama-FDJはフランス選手権に17人名のメンバーを送り込んでおり、AG2R La MondialeにB&B Hotels – Vital Concept p/b KTMも全開で追うのだから、いかにあらフッリップでは逃げること出来なかった。
アラフィリップのチームメイトは、フロリアン・セネシャルただ一人ではどうしようもなかった。
ジュリアン・アラフィリップは、スプリンターのアルノー・デマールとブライアン・コカールを相手にしなくてはいけない。一番後ろについて勝機を伺ったが向かい風もあり、最後は前に出ることなく終わってしまった。
ゴールまで、スプリンターを残す展開ではアラフィリップに勝ち目はない。チームの力がものを言ったレースだろう。
アラフィリップがアタックをかけた時にもGroupama-FDJのメンバーは9名残っており簡単に彼を捕まえることが出来た。
2014・2017年に続いて3度目のチャンピオンとなったアルノー・デマールは、これでツール・ド・ワロニーのレースに続いてシーズン5勝目の勝利となる。
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