サガンはこの秋、いくつかのクラッシックで登場することはないかもしれない。
スロバキアのメディアでは、サガンはツール・ド・フランスに出場したあとに、ジロ・デ・イタリアにも出場すると言われている。
その場合には、フランダースツアーとパリ~ルーベのクラシックには出場できないことになる。
アルデンヌとフランダースは使わないプログラムを選択
サガンは、アルデンヌとフランダースのクラシックのプログラムは走らない。
その代わりに、ミラノ~サンレモにのみ参加する。ミラノ~サンレモ8月8日と言われているが確定的ではない。サガンはその後ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアに出場する。
ジロ・デ・イタリアはシーズン当初からの目標だったのでダブルツールでサガンが登場してくれれば、これほど嬉しいことはない。
58日間で2つのグランドツアーレースを完了すると、これだけで合計42のステージがある。
トーマス・デヘントが2019年に全てのグランドツールに出たが、期間が違う。サガンの場合には連続しているので、とてもキツイはず。
ツール終了からジロ開始まで、わずか13日間しかない。ピレネー山脈とアルプスのステージを含んだあとの休憩期間としては異常に少ない。
ジロを途中離脱すれば可能だが
サガンの毎年のレーススケジュールでは、パリ~ルーベとフランダースのツアーを含む主要なクラシックを走っている。どちらも彼はすでに勝利しており、夏にはツール・ド・フランスを訪れる。
2013年から毎年両方の石畳のモニュメントを走っており、常に優勝候補だ。これを走らないのは寂しい。
ジロ・デ・イタリアは10月3日から10月25日まで行われる。
- フランダースツアー 10月19日
- パリ~ルーベ 10月25日
日程的には可能だ。
今年の変速スケジュールではツールが先に始まるので、こちらでグリーンジャージ獲得を目指し、ジロでもジャージを狙うことは可能だが、現実的ではないだろう。
ジロ・デ・イタリアに出場することは主催者への約束と共に、サガンの忘れていたレースの一つでもある。だが、この短い期間ではダブルツール完走は難しい。
途中離脱してクラシックを目指すのもありかもしれない。体力的にも厳しいだろうけど。
スロバキアのメディアでは、ツールに出場した場合、母国スロバキアでのツアーにサガンが出場しないことを心配している。
サガンはスロバキアのツアーには参加したことがないのだ。母国のファンにとって今年サガンがスロバキアのレースに出てくれることを楽しみにしていた。
スロバキアのレースは9月16日だが、サガンは出るのだろうか?
ただ、実際にどこの国でレースが行われ、どこの国に行けるのか、まだ誰も知らない。どうなるのかはこれからの状況次第となる。
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