UCIは6月1日までのレースの中断を発表。
これにより、コロナウイルスのパンデミックの中、多くのライダーが復帰の目安としていた クリテリウム・デュ・ドーフィネが正式に延期の発表を行った。
クリテリウム・デュ・ドーフィネは5月31日から6月7日まで開催される予定だった。昨年はクリス・フルームがTTのレース試走でクラッシュしてしまった因縁のレース。
レース主催者は延期のレース日程を探すと言っているが果たしてどうなるか。
クリテリウム・デュ・ドーフィネ延期発表
Le Critérium du #Dauphiné reporté.
The Criterium du Dauphiné postponed. ⬇️ pic.twitter.com/WdAXci7kwR— Critérium du Dauphiné (@dauphine) April 1, 2020
クリテリウム・デュ・ドーフィネの延期の発表の前にUCIは6月1日までのレースの中断を発表。
これを受けて クリテリウム・デュ・ドーフィネも延期となった。
このレースは、ツール・ド・フランスの前哨戦として位置づけられているステージレースで、8ステージが展開される予定だった。
昨年は、ヤコブ・フルサン(Astana Pro Team)が総合優勝。ツール・ド・フランスでも期待されたが、あいつぐ落車で途中リタイヤをしている。
今年も多くの選手が、このレースを目標に復帰を目指して調整していただけに残念。選手は新たな目標レースを見つけなければならなくなった。
6月1日までのレース中断
As a result of the continuing crisis, the UCI and the representatives from the world of professional cycling have unanimously agreed to extend the suspension of UCI events, across all disciplines until June 1st 2020.
➡️ More info 🔗 https://t.co/CH5qGarMyq pic.twitter.com/zXd7qbMHLM
— UCI (@UCI_cycling) April 1, 2020
UCIとレースオーガナイザー(AIOCC)、チーム(AIGCP)、ライダー(CPA)の代表的な協会との長い電話会議の後、レースを少なくとも2か月間続けることはできないことを認めた。
これにより、6月1日までのレースは全て中断となる。
残るUCIレースを記述してみると
07.06 – 14.06 | Tour de Suisse |
27.06 – 19.07 | Tour de France |
05.07 – 11.07 | Tour de Pologne |
25.07 | Donostia San Sebastian Klasikoa |
14.08 – 06.09 | La Vuelta ciclista a España |
16.08 | EuroEyes Cyclassics Hamburg |
16.08 | Prudential RideLondon-Surrey Classic |
23.08 | Bretagne Classic – Ouest-France |
31.08 – 06.09 | BinckBank Tour |
11.09 | Grand Prix Cycliste de Québec |
13.09 | Grand Prix Cycliste de Montréal |
10.10 | Il Lombardia |
15.10 – 20.10 | Gree-Tour of Guangxi |
残ったレースのほうが少なくなってきている。
UCIはレーススケジュールを11月1日まで、延長する計画を立てている。オリンピックが延期されたことで、若干の余裕は出来た。
UCIは、世界選手権の日付は動かさないと言っている。9月20日から9月27日までだ。
UCIは3つのグランツールとモニュメントを優先させてレーススケジュールを組むと言っている。グランツアーは短縮も検討されている。
皆が、希望を持ってシーズン後半にレースが再開されることを願っているのだ。
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