東京オリンピックが正式に延期となった。
この出来事は、多くの選手にとって目標の再設定をしなければならないことを意味する。だが、正式な開催日がわからないのが当面の問題だ。
シクロクロス世界チャンピオンのマチュー・ファンデルプール(Alpecin-Fenix)は、マウンテンバイクでオリンピック金メダルを狙っていた。
4年計画で、MTBワールドカップに出場して実力をつけてきたのに目標を失うことになってしまった。
ワールドカップでの優勝
マチュー・ファンデルプールのマウンテンバイクへの取り組みは、過去3年間を費やしている。
クロスカントリーでの3つのワールドカップ優勝でヨーロッパクロスカントリーチャンピオンのレベルにまで到達していた。
だが、コロナウイルスのパンデミックによりMTBのレースも延期されている。
4年前、私たちは東京大会の計画を立てた。オリンピックが延期されたことは非常に残念です。しかし、私は決定を理解している。
健康が第一だ。その一方で、私は不快な思いに取り残されている。これを4年間続けていたので精神的に簡単ではないが、長期的にこの困難な時期に目標に向かって努力してきたすべての人が同じ思いをしている。
当面は、レースに臨むときの明快さはほとんどない。当面は忙しいが、もちろん計画は立てられない。
坂道もあるものの、アルプシュタットでのワールドカップマウンテンバイク(6月26-28日)を計画どおりに進めます。
すでにロードへの出場はあきらめている。
6月26日のMTBワールドカップは東京オリンピック前の最後のレースとして予定されていた。
以前、オリンピック以降のレースについて記事にしていたプランBを選択するのではないかな。
来年ならばオリンピックかグランドツアーかを選択
オリンピックが来年に延期となった場合には、新たな問題が起ってくる。マチュー・ファンデルプールは、オリンピック以外でのグランドツアー出場も考えているからだ。
今年も、ブエルタ・ア・エスバーニャへの出場を希望していたくらいだから。
今年計画されていたように、クラシックキャンペーンを終了できる時期を望んでいる。
唯一の欠点は、オリンピックとビッグラウンドのどちらかを選択する必要があるかもしれないこと。これは、あとで確認することになる。
これまで金メダルを目標にしていたのに計画が台無しになるかもしれない。オリンピックは4年に1度しかないので難しい判断となりそうだ。
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