チームイネオスのフィリッポ・ガンナはベルリンで彼の以前の個人追跡世界記録を破ってUCIトラック世界選手権のタイトルを守った。
予選選ラウンドで自身の持つ世界記録を更新。4分1秒934の新しい世界最高記録をマークした。
世界タイトルも防衛
Watch the final moments of the Men Pursuit Final! 🌈
Gold for Ganna 🥇#Berlin2020 pic.twitter.com/pA5cvE27wP
— UCI Track Cycling (@UCI_Track) February 28, 2020
フィリッポ・ガンナは昨年11月に、ミンクスのUCIトラックサイクリングワールドカップで4km個人追抜の世界記録を2度更新していた。
この時に出した4分2秒647の記録を更に4分1秒934まで縮めた。
FILIPPO GANNA WORLD RECORD! 4:01.934
Riding an incredibly paced effort at the @UCI_Track #Berlin2020 World Champs, with <1kph variation in speed from 1km-4km, @GannaFilippo qualifies fastest ahead of Ashton Lambie (USA), to ride in the final for the gold medal this evening. pic.twitter.com/aKREPP0MM6
— B Xavier Disley, PhD (@xavierdisley) February 28, 2020
Xavier DisleyがTwitterに投稿したデータによると、ガンナは、1 kmから4 kmのフィニッシュラインまでの速度の変動が1 km/h未満。実に安定したスピードを維持しているかがわかる。平均59.520km/hを記録。
高地でチャレンジすれば4分の壁も破ることが可能なスピードを身につけていると言っても良いだろう。
残念ながら、東京オリンピックでは個人追い抜きの種目はない。だから、フィリッポ・ガンナはオリンピックでの参加種目について悩んでいる。
4km団体追い抜きと個人タイムトライヤルにも出場するかという贅沢な悩みだ。
ブエルタ・サンファンの個人TTでは、レムコに32秒差で負けたが、総合は2位を守り通した。
山岳ステージでも、遅れずに走れたことは素晴らしい進化だ。今後の予定はトレーノ・アドリアッコとジロ・デ・イタリア。
どちらもイタリアのレースであり、開催されること自体が懸念されている。もし、レース自体がなければ…..
ベルリンのワールドカップでは、4km団体追い抜きでも世界記録が更新されている。デンマークのチームは最新のバイクではないけれど、面白いヘルメットをかぶっている。
まるで宇宙人?? 来年には、みんなこんなヘルメットをかぶって走っているんだろうか?
コメント