ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Bahrain Merida)は、トレーニング中に車との衝突で大けがを負った。
5回もの手術を受けており、バーレーン・マクラーレンとの契約延長の話はなかった。
だが、優秀なライダーであるドメニコ・ポッツォヴィーヴォに二つのWorldTourチームが関心をよせていると報じられている。
状況報告するドメニコ・ポッツォヴィーヴォ
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォはインスタグラムで事故の報告をしてくれている。腕にはまだギプスがはめてあり痛々しい。
昨年の8月にドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、トレーニングライドで車と衝突。
腕と足を骨折して5回の手術を受けた。彼は3週間後に退院出来たが10月にバーレーン・メリダとの延長契約はないと報じられた。
37歳の彼のキャリアはロウソクの火のようだったが、2つのWorldTourチームが小さな登山家への最後の関心を示したと言われる。
NTT Pro Cyclingが、最も有力で2年間の契約が議論されているとされているが果たしてどうなるだろう。
ランキングポイント獲得が低いNTT Pro Cyclingとしては、毎年コンスタントにポイントを稼ぎだしてくれる彼のようなライダーは欲しいはずだ。
可能性のない話ではない。
2018年ジロ総合5位
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォの活躍は素晴らしい。
AG2R La Mondialeで2013年ワールドツアーデビューを飾る遅咲きのライダーだが、2010年からずっとポイントランキングでは100位以内をキープしている。
165cmで53kgと小柄な彼は、山岳に強く特にジロ・デ・イタリアではバツグンの走りを見せてくれる。
今年のジロ・デ・イタリアではヴィンチェンツォ・ニバリの総合2位をアシストしながら総合19位。
いまだ、力の衰えが見えていないドメニコ・ポッツォヴィーヴォなのだ。もし、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォがNTT Pro Cycling入りとなれば、エースとして走れるステージも多いはずだ。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォの将来については、今後さらに明らかになると予想されている。
まだまだ走れる力は十分にあり、来年もジロの山岳で活躍する姿を見てみたい。
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