BORA – hansgroheのチームプレゼンテーションで気になったことが1点。
サガンがジロとツールを狙うことはわかった。
そして、サガンはジロ・デ・イタリアのアリア・チクラミーノ(ポイント賞)も狙うとGMが発言している。
こうなると昨年ジロでアリア・チクラミーノを獲得したパスカル・アッカーマンは狙えないということになってしまう。
パスカル・アッカーマンは、2020年ツール・ド・フランスにも出場出来ない。だが、2021年のツール・ド・フランス出場は確約されているというのだ。
パスカル・アッカーマンの未来
パスカル・アッカーマンが2020年のツール・ド・フランスに出場出来ないのはGMの意向でもある。
パスカル・アッカーマンはどちらかというと平地に強いスプリンターだ。起伏があったり混沌としたレースやサバイバルな展開では、あまり強さを発揮できていない。
来年のツールはスプリントを狙えるステージが少ないこともあり、出場しないことは理にかなっている。
すでに来年のレーススケジュールも発表されており、ジロとブエルタに出場だ。ポイント賞を狙うのはブエルタになる。
気になる点は、レースコースもわからないのに2021年のツール・ド・フランス出場が確約されている点だ。
これについて考えてみよう。
サガンも出るツールに出れる理由とは?
サガンは、8回もツール・ド・フランスのグリーンジャージを獲得している。
世界選手権は3度も獲得しているのだ。
そして、ついに置き忘れていたというジロ・デ・イタリアのマリア・チクラミーノも狙う。
過去にも、早期引退やオフシーズンとなると弱気な発言というか、モチベーションが保てずチームのコーチ・スタッフらと話し合いをするということは何度か聞いている。
そんなサガンは引退する前には、ジロ・デ・イタリアに出場したいと言っていた。
一応、契約期間は2021年シーズンまであるが、ひょっとすると来年のツール・ド・フランスには出場しないのではないだろうか?
もし、出るならばパスカル・アッカーマンと出場がダブってしまう。サガンが出ながらグリーンジャージを狙わずに、パスカル・アッカーマンのアシストをつとめるとは思えない。
と、なるとジロでマリアチクラミーノを獲得してしまうと走るモチベーションもなくなってしまうのではないだろうか?
全くの憶測だが、とても気になっている。
現在、サガンはBORA – hansgroheのトレーニングキャンプに参加中だ。
サガン自身も今の走りを40歳まで続けられるとは思っていないと発言しており、引退の時期は迫っているのかもしれない。
だが、一ファンとしては、もう少し走って貰いたいと願っているが果たしてどうなるだろうか?
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