イスラエルサイクリングアカデミーは着々と2020年のメンバーを発表している。
今回発表したのは、アメリカのトップスプリンターTravis McCabe。30歳。
Floyd’s Pro Cyclingコンチネンタルチームからの移籍だ。
Floyd’s Pro Cyclingは、フロイド・ランディスが関与していたチームだが2020年のスポンサーが見つからず今シーズン限りで消滅するため移籍先がみつかって良かった!
Travis McCabe
Heloooooo Travis! The American 🇺🇸 TRAVIS McCabe will race for us in 2020 and declares: “I want to be an ICA Ambassador” . Yalla. Appointment approved. https://t.co/EshSABhFLK pic.twitter.com/ZimuEpHTQA
— IsraelCyclingAcademy (@yallaACADEMY) December 3, 2019
Travis McCabeは、これまでUCIレースで9勝をあげている。
これには、今年初めのツアー・オブ・ランカウェイ第3ステージ、2017年には同レースで2勝をあげる活躍をしているアメリカのトップスプリンターだ。
今年も2勝しており、ポイント賞の獲得は3度にのぼる。
だが、アメリカチームに所属していると出場するレースは限られる。今回ワールドツアーチームに移籍することで、その実力が発揮されるかもしれない。
彼の役割は、一歩先に移籍しているアンドレ・グライペルの発射台となることでチームもそれを期待している。
Travis McCabeは、アメリカ国内でもイスラエルサイクリングアカデミーとレースで対戦しており、チームには精通しているという。
ICAは常にアメリカでレースをしており、国際レースでも常に選手と競い合っていると感じているので、特にイスラエルサイクリングアカデミーがワールドツアーへのステップアップを果たした今、チームに参加するのはかなりクールです。
と彼はコメントしている。
Travis McCabeは、3つの主要なポイントで2020年の目標をまとめた。
- ヨーロッパで自分自身の力を証明すること
- アメリカから欧州への道を切り開く先例となること
- ICAの価値あるチームメイトとなること
Travis McCabeの移籍発表で、イスラエルサイクリングアカデミーの新規加入は16人になった。
これで25人目の発表となり2020年メンバーの完成まであと2人となっている。
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