2027年ツール・ド・フランスのルート発表を受け、ランス・アームストロングが自身のポッドキャスト番組「THEMOVE」で大会の展望と懸念を語った。
特にイギリスでの開幕ステージの過酷さや、タデイ・ポガチャル対策にみえるルート設定について、自身の現役時代の経験を交えながら独自の視点で分析している。
まあ、いつものパターンだけどね。
イギリス海峡を渡れない?
アームストロングは、イギリスで開催される最初の3ステージについて強い懸念を示している。
2027年大会は金曜日に開幕し、スコットランド、イングランド、ウェールズを巡るが、2日目と3日目には200kmを超える長距離ステージが連続する。
ランス・アームストロングは「7月の北イングランドは荒れることがある。美しい場所でもあるが、ひどい天候になることもある。
もし自分が走るなら、とにかく早く終わらせてフランス行きのフェリーに乗りたいと考える。得るものは何もなく、失うものが多すぎる」と語る。
さらに、自身が5月に現地を訪れた際の強風の経験を踏まえ、「もし悪天候になれば、イギリス海峡を渡れない選手も出てくるだろう」と警告し、序盤戦が大会の大きな未知の要素になると指摘した。
また、フランス国内のルートに目を移すと、ラルプ・デュエズなどの象徴的な「グランドスラム」級の山岳ステージが不足していることに不満を漏らしている。
自身の時代を引き合いに出し、かつてはチームタイムトライアルで大差をつけられた選手たちが、遅れを取り戻すために山岳で狂ったようにアタックを仕掛けていたと振り返る。
象徴的な山岳の欠如は、そうしたレースを活性化させるアタックチャンスが減ってしまうと考えているようだ。
タデイ・ポガチャルには通用しない
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— IDLProcycling (@IDLProcycling_) October 22, 2026
また、合計71kmにも及ぶ個人タイムトライアルの設定についても意見している。
主催者のA.S.O.がタデイ・ポガチャルの独走を防ぎ、タイムトライアルが得意なレムコ・エヴェネプール(Red Bull – BORA – hansgrohe)を有利にするトリックを仕掛けていると見ている。
しかし、アームストロングはその試みが成功するとは考えていない。
「彼らはレースが早々に決着してしまうという見方を変えようとしている。第7ステージを終えた時点ではレムコがマイヨ・ジョーヌを着ているかもしれない。しかし、第18ステージになればポガチャルが全員を吹き飛ばし、そこで終わりだ」と予想する。
自身の現役時代にも自分を不利にするようなルート設定がなされたことに触れ、
「ポガチャルに対してもあらゆる戦術が試されてきたが、実際にはその理論が機能したことはない」と一蹴した。
結論として、
「ポガチャルはこれまでで最高の選手であり、今でもトップだ。彼が5つ星の優勝候補なら、他の選手は2つ星、レムコが3つ星といったところだ。これはタデイが勝つためのレースだ」と断言し、ポガチャルの圧倒的な優位性を強調している。
一方で、ポール・セイシャス(Decathlon AG2R La Mondiale Team)やアイザック・デルトロ(UAE Team Emirates – XRG)といった次世代の若手のタイムトライアル能力や登坂力にも言及し、今後のレースをかき回す存在として期待を寄せている。
まあ、確かに楽しみなツールとなりそう。



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