第18ステージで見事な勝利を収めたリチャル・カラパスは、第19ステージでも並外れた攻撃力を見せた。
EF Education-EasyPostのチームメイトとともに序盤から果敢に動き、連続でのステージ優勝と山岳賞に向けた強い執念を燃やしながら過酷な山岳地帯を駆け抜けた。
序盤のヴァランタン・パレパントルとの山岳ポイントでは敗れたが、最終的には山岳ポイントでトップに立った。
だが、残念ながらステージ優勝は取れなかった。これには原因があると思う。
熾烈な山岳賞争いと物議を醸した最終局面
Qué Tour de Carapaz.
ESPECTACULAR…
Gracias Richard.
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— Skyblu (@Skyblu40) July 24, 2026
逃げ集団に入ってからも、リチャル・カラパスは山岳ポイントを巡ってヴァランタン・パレパントルと激しい攻防を繰り広げた。
厳しい登りが続く中、山岳賞のライバルであるヴァランタン・パレパントルはペースに耐えきれず先頭集団から遅れていく。
終盤、先頭はリチャル・カラパス、レニー・マルティネス、セップ・クスの3人によるステージ優勝を懸けた戦いとなった。
しかし、レニー・マルティネスは先頭交代に応じず後方に張り付き続けた。リチャル・カラパスのアタックに反応するが前に出ない。
これでセップ・クスが追い付くというパターンが続けられた。ペースの上げ下げでは、結局全体のタイムは上がらない。
さらに最終局面のスプリントにおいて、レニー・マルティネスは最終コーナーでリチャル・カラパスの進路を塞ぐ動きを見せる。
結果として3位となったリチャル・カラパスは、フィニッシュ直後に不満を爆発させた。
Richard Carapaz dice que Lenny Martínez fue descortés y que le cortó al final de la curva. Sostiene que para él daba lo mismo ser 2do o 3ro, pero la actitud del francés no fue la mejor.
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— Juan Fernando Laso (@chipilaso93) July 24, 2026
レース直後のコメントは
最後に残った3人でのスプリント勝負でしたが、終盤の展開はいかがでしたか。
最後に残ったレニー・マルティネス、セップ・クスとの3人の戦いになったけれど、レニー・マルティネスは全く前を引かなかったんだ。
さらに、レニー・マルティネスは最後のコーナーで僕の進路を塞いできたんだ。少し失礼だったね。僕にとっては2位か3位かなんて変わらなかった。
彼のレース中の振る舞いが納得できなかったということでしょうか。
ルールが守られていないことがあって、それが僕が彼に怒った理由だ。最初は協力してくれなかったのに、その後でコーナーで進路を塞ぎに来るなんておかしいからね。
1ポイント差の攻防と、マイヨ・ア・ポワを守る「ミッション」
今日のステージを終えて、マイヨ・ア・ポワを獲得しましたが、このジャージはモチベーションになりましたか。
頭にあったのはこのジャージのことだった。それが今日のモチベーションだったと思う。
いくつかのポイントがあることは分かっていたし、レースはあのような展開になった。このジャージを着られて本当に嬉しいし、僕たちにはパリに向けたミッションがある。まずは回復して明日の素晴らしい一日に備えるだけだ。
そのミッションは非常に難しいものですね。タデイ・ポガチャルとの差はわずか1ポイントしかありませんが、明日はどう戦いますか。
明日は多くのポイントがかかっているから、もちろん挑戦するつもりだ。脚の調子が良ければすべてを試さなければならないし、それが僕たちに残された唯一のチャンスだからね。
今、「燃えるような脚」を維持しているということでしょうか。
例年通り、最後の1週間はいつも僕のお気に入りなんだ。脚の調子が良いから、これを最大限に活かしていくつもりだ。パリに向けた素晴らしいミッションがあるから、それをやり遂げるだけだよ。

セップ・クスも言っていたけれど、タデイ・ポガチャルが追ってきているのはわかっていたので、3人のペースは上がらなかったと。
しかし、3分以上のタイム差があったのだから、3人が協力して回しておけば、間違いなくもっと逃げれていたはずだし、ステージも取れていたかもしれない。
レニー・マルティネスは、すでに総合順位があがることはわかっていたはず。何故、協力して前を引かなかったのか理解できない。
自分の総合順位アップが目的だったならば、ステージは譲ってでも協力して引くのが、これまでの自転車レースのセオリーだったと思う。
リチャル・カラパスのゴール後の怒りはもっともだ。このステージで最大の攻撃者の一人だったのに残念。
2024年以来の山岳賞獲得のためには、第20ステージも最初から逃げないといけない。最初の超級山岳クロワ・ド・フェールの20ポイントを取ると可能性が出てくる。
タデイ・ポガチャルは、アイザック・デルトロの表彰台確保に向けて走ると言っているので、チャンスはある。EF Education-EasyPostの総攻撃に期待だ。



コメント
ヴェストロフールの単独逃げがスーパー敢闘賞候補と見てましたが、カラパスの果敢な攻めも可能性ありそうですね〜
たしかに、後半だし印象もいいし、ステージ優勝もしているのが大きいですね。さてクイーンステージではどれだけ山岳ポイントがとれるか。3連続の逃げになりますもんね。