ポール・セイシャス(Decathlon AG2R La Mondiale Team)とタデイ・ポガチャルの比較が日々強まっている。
こんな中、ポガチャルのチームメイトであるドメン・ノヴァクが、その状況に一石を投じた。
ノヴァクは若きフランスの才能に深い敬意を払いつつも、現在の若手選手が置かれている「過度なプロ化」に対して懸念を示している。
タデイ・ポガチャルの若い頃との比較

Image credit: chan
ストラーデ・ビアンケでのポール・セイシャス(Decathlon AG2R La Mondiale Team)の走りについてはどう思う?
彼は本当に素晴らしい選手だ。誰もが彼をタデイと比較し、同じ土俵に置きたがる。年齢だけを見れば、同年代の頃のタデイよりも優れていると言えるだろうね。
若くして高度に管理された環境にいることについて
すべてが非常にプロフェッショナル化されていることは、一面では素晴らしいことだ。しかし一方で、彼らが支払わなければならない心理的な代償について心配している。
19歳や20歳でここまで追い込まれて、果たして30歳までレースを続けられるのか、私にはわからない。
タデイ・ポガチャルが若手だった頃との違いは?
ひとつ知っておくべきことがある。私の知る限り、タデイは19歳の時に高地トレーニング合宿など行っていなかった。
彼はピザを食べ、ビールを飲み、PlayStationで遊びながら最初のツール・ド・フランスで優勝したと言っても過言ではないんだ。彼は真のナチュラル・タレント(天性の才能)なのだ。
今の若い選手たちはすでに多くの経験を積み、1ヶ月間も高地に滞在し、長期間家を離れることに慣れている。これはタデイの頃とは、まったく異なるアプローチだ。
確かにポール・セイシャスは、19歳のころのタデイ・ポガチャルよりは優れているかもしれない。ただ、19歳でレムコ・エヴェネプールはすでに2019 クラシカ・サンセバスティアンを制覇しているのだ。
若い才能の発掘が進んでおり、より低年齢化されているのは間違いない。2027年で契約が切れるポール・セイシャスをUAE Team Emirates – XRG、 INEOS Grenadiersなど多くのチームが狙っている。
30歳まで走れないかもしれないけれど、10年で目いっぱい走ることは可能なのでは。時代は変化しているのだ。





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