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【悲報】シクロクロス女王フェム・ファンエンペル、キャリア無期限中断にチームも退団

インプレ
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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あ~、非常に悲しいニュース。

女子エリート3年連続のシクロクロス世界チャンピオンのフェム・ファンエンペルがプロサイクリングのキャリアを「無期限に中断」し、所属チームであるVisma | Lease a Bikeを退団した。

 

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無期限に中断

 

今年3月にも「メンタルヘルスと健康」を理由に一時レースから離れていた。

今シーズンのロードレースは2025 ストラーデビアンケを31位。トロフェオ・アルフレド・ビンダでは、下り坂で歩行者が出てきて回避。後方のライダーが落車したために、自分も立ち止まってレースは完走できずにいた。

この後、ロードレースは無期限のレース中止に。

 

9月にコラリス・フルミエでロードレース復帰。オランダ選手権グラベルで3位となっていた。その後のインタビューでは

「自分を見失っていた。今年初めにリエヴァン​​で勝ち取ったシクロクロス世界選手権3連覇を、本当に心から楽しめたとは思えなかった。

私が長い間このスポーツを楽しんでいなかったことを、周りの人は知らなかったんです。それは主に私自身の責任だった。完璧主義のせいで、自分を見失い、得意なことだけに集中するようになってしまった。

おかげで多くのことを達成できた。人間というよりアスリートだったんです。 そして今、私は知っている。私は単なるサイクリストのフェム以上の存在なのです。その時期は1年半から2年ほど続いた。」

 

シクロクロスの復帰はスーパープレステージュ2025-2026第1戦ロッデルヴォールデで6位。復帰第2戦の2025 ナイト・オブ・ウールデンで今シーズンの初勝利。

 

2025-2026 Exact Cross第3戦ヘールダーストラントでは手作りの50勝目の看板を掲げて勝利。

 

楽しそうに走っていたのだけど、2025-2026 X²Oバドカマートロフェー第1戦コッペンベルグでトップに立ちながら、すぐにリタイヤ。

身体は大丈夫だけど、心は悲鳴をあげていたのだ。

 

フェム・ファンエンペルのコメント

コッペンベルククロスでは、心身が非常に明確なサインを送ってきた。私は簡単に諦めない性格ですが、無意識のうちに決断はすでに固まっていた。今の私にとって正しい選択だと感じている。

これは熟慮した決断であり、私は納得している。現在、長年自転車競技に注いできたモチベーションと喜びが失われている。チームに対してこのことを正直かつ公平に伝えたかったんだ。

現時点ではこれが最善の選択です。新たな章を始めるのにふさわしいタイミングだと感じている。チーム、家族、そしてファンの皆様からいただいた全てのサポートに心から感謝し、未来に何が待っているのか楽しみにしている。

 

3月に休止していた期間にランニングの大会とか出ていたので大丈夫かなと思ってましたが、23歳の若さでキャリアを停止は悲しいですね。大好きな選手だっただけにレースで見れなくなるのはとても寂しい。ゆっくりと休んで次の何かを探してほしい。

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