2026 ツール・ド・フランスのコースが発表された。
本格的なコース発表は新年に入ってからだけど主要なコースが発表されている。すでに第1ステージと第2ステージは発表済み。第1ステージからチームタイムトライヤルが組み込まれている。
2026 ツール・ド・フランスのコース
第1ステージ バルセロナ~バルセロナ 19.7km
💛 #TDF2026 Stage 1
— Tour de France™ (@LeTour) February 25, 2025
🗓️ July 4. 2026
🚩 Barcelone – Barcelone 🏁
📏 19.7km
⏱️ The team time trial returns to the Tour! And it will be in the same format as at #ParisNice for the last 3 years: stage classification based on the first rider in each team, but individual time… pic.twitter.com/BDcus1dWj9
ツール・ド・フランスにチームタイムトライアルが含まれるのは2019年のツール以来となる。その時の優勝はJumbo-Visma。
ツール開幕でのチームタイムトライアルは、エディ・メルクスがミュルーズを制覇した1971年まで遡らなければならない。
パリ~ニースと同じ方式となり、実際の個人タイムが総合順位に加算される。各チームの最初のライダーのタイムが公式タイムとなる。
ゴール手前は800mで7%の勾配。ライダーには最後に地獄が待っている。これは誰が最初にゴールするかでマイヨジョーヌの行方も変わってくるが、チームのエースを最後に解き放つレースとなる。
ここで大きなタイム差がつくと下位チームになってしまったエースは浮上するのが難しくなる。
第2ステージ タラゴナ~バルセロナ 178km
💛 #TDF2026 Stage 2
— Tour de France™ (@LeTour) February 25, 2025
🗓️ July 5. 2026
🚩 Tarragone – Barcelone 🏁
📏 178km
💪 A coastal warm-up before a tough second part and a finish on a circuit laid out around Montjuïc. The favorites will aready fight shoulder to shoulder!
💪 Une mise en jambe littorale avant un final… pic.twitter.com/xEQN5toaLf
第2ステージのスタートはタラゴナで、決勝はステージの後半にある。
カタルーニャの人口数百万人の都市の中心部を3周するコースで、そのたびにモンジュイックとスタジアムへの登りがある。
ボルタ・ア・カタルーニャでも出てくる登りだ。これは間違いなく小集団でのゴールとなる。
2026 ツール・ド・フランスの第3ステージでもスプリンターの出番はない。スペインでは初日から厳しいツールとなる。
総合勢は、チーム編成を考えていないと初日から大きく遅れてしまうことも考えられる。非常に厳しいスタートと言わざるを得ない。
第19ステージ ギャップ~アルプ・デュエズ 128km
🚴♂️ L’Étape du Tour de France 2026 🚴♀️
— L’Étape du Tour de France (@letapedutour) October 23, 2025
📅 19 Juillet / 19 July
📍 Bourg d’Oisans – Alpe d’Huez 🏁
➡️ 170 km
⛰️ 5400m D+ ↗️
🔜 RDV le 03 novembre à 14h pour l’ouverture des inscriptions / See you on November 3rd at 2pm for the opening of registrations 🔥#LEtapeduTour pic.twitter.com/n6jbWJnsxw
第19ステージでアルプ・デュエズに到着する。グレッグ・レモンとベルナール・イノーの名勝負から40年後のこととなる。
アルプ・デュエズで2つのフィニッシュを迎える最初のステージでは、バヤール峠、ノワイエ峠、そしてドルノン峠を越え、有名な21のヘアピン登りに挑戦する。前回は2023年にトム・ピドコックが勝利している。
翌日の第20ステージがクイーンステージとなるはず。獲得標高5,600mとなる。最終ステージは、またもモンマルトルで決着となる。
ライダーは最後まで気が抜けない。最後にパンチャーであるマチュー・ファンデルプールやワウト・ファンアールトに初日からマイヨジョーヌのチャンスはない。
さらに丘陵ステージは5つのみ。第3ステージで、はやくも3,950mの獲得標高となるコースがあり、スプリンターのチャンスは中々巡ってこない。
あまり早くから総合勢ばかりの争いとなるとスプリンターやパンチャーには出番が中々やってこない。グルペットで脚をためておくしかないか。そうなると日替わりマイヨジョーヌにもなりそうもない。
全てのコースのスタートとゴール。距離については以下の公式サイトでどうぞ。


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