ロードバイクの情報を発信しています!

TotalEnergiesのピエール・ラトゥールはバンと衝突で引退の可能性

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt.com
この記事は約3分で読めます。

TotalEnergiesのピエール・ラトゥールがトレーニング中に交通事故に。

腕にひどいケガを負ったようで、今シーズンのレースには出れそうもない。来シーズンの契約はなく最後のレースも出れそうもない。

 

スポンサーリンク

今年も勝利しているのに

 

ピエール・ラトゥールは、ドローム地方でトレーニング中に負傷。ラトゥールはペイランのコミューンでバンにはねられた。

ラトゥールは衝突によって血腫と骨の損傷を負った。当初は腕の骨折も心配されたが、後に病院はそれを否定した。 

父親がスクーターでトレーニングに付き合っていた。父親は以下のようにコメント。

ピエールとやったトレーニングの中で、あれはおそらく最後のセッションの一つだったと思う。

いつものようにスクーターで彼の後を追っていたら、配送トラックのバックミラーに彼の腕が引っかかってしまったんだ。小さなカーブのあるこの道で彼が近づいてくるのに気づかなかったんだ。

ピエールは病院の救急室に搬送された。腕を骨折したと思われていた。結局、骨折は確認されなかったが、重傷だった。彼はクロノ・デ・ナシオンでキャリアを終えるはずだった。もう終わりに近づいているような気がする。

 

この衝突事故はラトゥールにとって不運な時期に起こった。ピエール・ラトゥールは2026年の契約がなく、クロノ・デ・ナシオンがプロ選手として最後のレースとなる予定だった。

今年の1月にはキャリアを止めるかもしれないと言っていたけれど、残念ながらもう走ることはなさそうだ。チームのツイッターでは出場できると書かれているけれど難しそう。

 

ピエール・ラトゥールは2015年にAG2rラ・モンディアルでプロサイクリストとなった。2016年にはブエルタ・ア・エスパーニャでもステージ優勝。

攻撃的なライディングスタイルで、プロキャリアの最初の数年間はフランス国民の人気サイクリストとなった。

2018 ツール・ド・フランス総合13位で新人賞獲得している。

近年、ラトゥールの出番は少なくなったが、今シーズンもブックル・ドゥ・ラ・マイエンヌ第1ステージで勝利を挙げている。

 

31歳の若さだが、引退レースをすることなくプロキャリアを終えてしまいそうだ。チームはスポンサー探しをしているのに勝てるライダーがまた一人去ってしまう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました