第8o回目となるブエルタは、イタリアのトリノからスタートする。La Vuelta Ciclista a España (2.UWT)
ブエルタがスペイン国外でスタートするのは、リスボン(1997年)、アッセン(2009年)、ニーム(2017年)、ユトレヒト(2022年)、リスボン(2024年)に次いで6回目となる。
過去の優勝者
- 2024 プリモッシュ・ログリッチ
- 2023 セップ・クス
- 2022 レムコ・エヴェネプール
- 2021 プリモッシュ・ログリッチ
- 2020 プリモッシュ・ログリッチ
- 2019 プリモッシュ・ログリッチ
- 2018 アダム・イェーツ
- 2017 クリス・フルーム
- 2016 ナイロ・キンタナ
- 2015 ファビオ・アル
- 2014 アルベルト・コンタドール
第1ステージ トリノ レッジア・ディ・ヴェナリア~ノヴァーラ 186.1 km

コースプロフィール photo lavuelta
今年のブエルタはタイムトライヤルではなくスプリンターステージ。数少ないスプリンターのためのステージとなる。
第1ステージで勝利すれば、マイヨロホ獲得だ。各チームのスプリンターが一番狙うステージとなる。
- 3級山岳 ラ・セラ 6.8km・5.1%
- スプリントポイント バルデンゴ
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
ニュートラルスタート。
オフィシャルスタート。
EF Education-EasyPostが攻撃。
6人の逃げ
ファーストアタックが決まり。
- ペパイン・ラインデリンク (Soudal Quick-Step)
- ニコラス・ヴィノクロフ (XDS Astana Team)
- ジョエル・ニコラウ (Caja Rural – Seguros RGA)
- クーン・ボウマン (Team Jayco AlUla)
- ウーゴ・デ・ラ・カレ (Burgos Burpellet BH)
- アレッサンドロ・ヴェーレ Arkéa – B&B Hotels
残り154.1km。集団はLidl – Trekのアマヌエル・ゲブレイグザブハイアーが先頭で引いている。タイム差は1分30秒。
3級山岳 ラ・セラ 6.8km・5.1%
ここでトップとなると第1ステージの山岳賞ジャージ決定となる。
トップ通過は、どっちだったのだろか。カメラが追いつかなかった。
- アレッサンドロ・ヴェーレ Arkéa – B&B Hotels 3ポイント
- ジョエル・ニコラウ (Caja Rural – Seguros RGA) 2ポイント
- ニコラス・ヴィノクロフ (XDS Astana Team) 1ポイント
集団は2分29秒差で通過。
スプリントポイント バルデンゴ
スプリントポイントを通過。
ポイント通過後。残り89.9km。先頭が少し割れている。
- ペパイン・ラインデリンク (Soudal Quick-Step) 20ポイント・6秒
- ニコラス・ヴィノクロフ (XDS Astana Team) 17ポイント・4秒
- クーン・ボウマン (Team Jayco AlUla) 15ポイント・2秒
- ウーゴ・デ・ラ・カレ (Burgos Burpellet BH) 13ポイント
- ジョエル・ニコラウ (Caja Rural – Seguros RGA) 10ポイント
集団は1分13秒差で通過。
残り85.1kmで逃げが捕まる。
Burgos Burpellet BHのウーゴ・デ・ラ・カレが単独で粘る。
集団も一人ならば容認だ。
ウーゴ・デ・ラ・カレは8秒差に。
残り38.2kmでウーゴ・デ・ラ・カレは捕まった。
ここからは逃げは作らせないだろう。
残り33.9km。集団先頭はAlpecin-Deceuninck。
残り3.4km。Team Visma | Lease a Bikeのヴィクトール・カンペナールツが引いている。
UAE Team Emirates – XRGのジェイ・ヴァインが少し遅れている。
残り1.7km。Alpecin-Deceuninckが先頭。
さあ、ゴール前だ。
Alpecin-Deceuninckがトレインを組んでいる。
各チームのアシストが外れていく。
Alpecin-Deceuninckのアシストが外れる。ジョナス・リカールトだ。
エドワード・プランカールトからジャスパー・フィリップセンが発射!
Israel – Premier Techのイーサン・バーノンが追い込んでくる。
Movistar Teamのオールイス・アウラールも追い込んでくる。
ジャスパー・フィリップセンのスピードが落ちない。
ジャスパー・フィリップセンが勝利だ~!
なんとミラクル。ツール・ド・フランスに続いて第1ステージで勝ってしまった。ツール初日のマイヨジョーヌ獲得に続いて、ブエルタでもマイヨロホ獲得に成功だ。
ツールで痛めた鎖骨は問題ない。
リザルト
優勝したAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン
赤いジャージを獲得できて本当に嬉しい。 チームメイトに改めて感謝します。ツール・ド・フランスと同じく、リードアウトは計画通りに完了することができた。
チームの他のメンバーも非常に力強く、ジョナス・リカールトとエドワード・プランカールトは終盤まで順調に進み、完璧なパフォーマンスを見せてくれた。
私はゴールまで残り175mという絶好のタイミングでスプリントを開始できた。チームとして完走できたことを大変嬉しく思う。 ツールでの落車後、とても落ち込んでいた。
ツールで良い成績を残すために長い間努力してきたのに、新たな目標を見つけなければならなかった。良い目標だったが、すぐにそれを実現しなければならなかった。
というのも、私のようなスプリンターにとって、このブエルタではスプリントの機会があまりないからだ。とても難しい戦いになるだろう。
2位 Israel – Premier Techのイーサン・バーノン
順位を何度も上げ直したが、幸運にもようやくトップに戻ることができた。もちろん勝ちたい気持ちは変わらないが、2位は悪くない。それほど遠くなかった。
残りのレースに向けて自信になる。スプリンターにとってチャンスは多くないが、それでもチャンスはいくつかある。例えば、私の誕生日に第4ステージでチャンスを掴んだ選手もいる。
3位 Movistar Teamのオールイス・アウラール
最後の数キロはラウンドアバウトが多く、非常に混沌としていた。イバン・ガルシアはうまく機能し、ポジションを調整してくれた。
少し後方からのスタートでしたが、ジャスパーは圧倒的に強かった。この結果を受け、今後のスプリントに向けて自信がついた。このパフォーマンスには満足している。あとは安定したパフォーマンスを維持し、ステージ優勝を狙うだけだ。
第1ステージ リザルト
総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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