2025 ツール・ド・フランスは4年振りにフランス国内からスタート。
スプリンターが第1ステージからマイヨジョーヌを着用できるのは5年振りとなる。
第1ステージ リール・メトロポール~リール・メトロポール 184.9 km

コースマップ photo letour.fr
リールの街はベルギーに近い。一周回ってかえってくるコース。

コースプロフィール photo letour.fr
若干の登りがあるので初日の山岳賞ジャージを狙うライダーがいるはず。
- 4級山岳 ノートルダム・ド・ロレット峠 1km・7.3%
- スプリントポイント モルベック
- 4級山岳 モン・カッセル 1.8km・3.8%
- 4級山岳 モンノワール 1.3km・6.1%
注目のスプリンターは
- Team Visma | Lease a Bike ワウト・ファンアールト
- Soudal Quick-Step ティム・メルリエ
- EF Education – EasyPost マライン・ファンデンベルフ
- Intermarché – Wanty ビニヤム・ギルマイ
- Bahrain – Victorious ヒィル・バウハウス
- Red Bull – BORA – hansgrohe ヨルディ・メイウス
- Lidl – Trek ジョナサン・ミラン
- Groupama – FDJ ポール・ペンホーエ
- Alpecin – Deceuninck ジャスパー・フィリップセン
- Tudor Pro Cycling Team アルベルト・ダイネーゼ
- Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン
- Arkéa – B&B Hotels アルノー・デマール
- Movistar Team イバン・ガルシア
- Cofidis ブライアン・コカール
- XDS Astana Team ケース・ボル
- Israel – Premier Tech パスカル・アッカーマン
- Lotto アルノー・デリー
- Uno-X Mobility ソーレン・ヴァーレンショルト
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
スタート前。

オフィシャルスタート。

すぐに飛び出しが。

あらっ、もう決まった。
- ヨナス・ルッチ Intermarché – Wanty
- ルイ・バール Arkéa – B&B Hotels
- ブルーノ・アルミライル Decathlon AG2R La Mondiale Team
- バンジャマン・トマ Cofidis
- マテオ・ベルシェ TotalEnergies
4級山岳 ノートルダム・ド・ロレット峠 1km・7.3%

最初の4級山岳に。誰が取るか。

TotalEnergiesのマテオ・ベルシェが取ったのかと思ったら。

バンジャマン・トマが取っていた。
- バンジャマン・トマ Cofidis 1ポイント

集団はLidl – Trekのクイン・シモンズが引いている。タイム差は2分8秒。

あっとコーナーで落車。

フィリッポ・ガンナだ。
- フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers
- ショーン・フリン Team Picnic PostNL

フィリッポ・ガンナは復帰中。

今度はLidl – Trekのティボー・ネイスが落車。
- ティボー・ネイス Lidl – Trek
- シュテファン・ビッセガー Decathlon AG2R La Mondiale Team

集団のペースが上がっており、フィリッポ・ガンナはまだ追いついていない。

Red Bull – BORA – hansgroheのフローリアン・リポウィッツはパンクから復帰中。

フィリッポ・ガンナがようやく集団に追い付く。

残り111.1km。風はあるけれど、それほどひどくない。タイム差はもう28秒。

逃げていたTotalEnergiesのマテオ・ベルシェは集団に捕まる。

集団が後ろに。早すぎる。

ジュリアン・アラフリップが集団から遅れる。どうした?

残り105kmで追いつかれた。

逃げ集団はもう捕まってしまった。
スプリントポイント モルベック

ジョナサン・ミランがトップポイント獲得。
- ジョナサン・ミラン Lidl – Trek 20ポイント
- ブライアン・コカール Cofidis 17ポイント
- ビニヤム・ギルマイ Intermarché – Wanty 15ポイント
- ジャスパー・フィリップセン Alpecin-Deceuninck 13ポイント
- アントニー・テュルジス TotalEnergies 11ポイント
- ヨルディ・メイウス Red Bull – BORA – hansgrohe 10ポイント
- ポール・ペンホーエ Groupama – FDJ 9ポイント
- トビアス・ルンド・アンドレセン Team Picnic PostNL 8ポイント
- シモーネ・コンソンニ Lidl – Trek 7ポイント
- マティア・カッタネオ Soudal – Quick Step 6ポイント
- レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step 5ポイント
- ダヴィデ・バッレリーニ XDS Astana Team 4ポイント
- ティム・メルリエ Soudal – Quick Step 3ポイント
- イラン・ファンワイルダー Soudal – Quick Step 2ポイント
- ミカル・ヴァルグレン EF Education-EasyPost 1ポイント

最初に逃げていたTotalEnergiesのマテオ・ベルシェが単独アタック。一人ならば集団も見送る。

先頭にCofidisのバンジャマン・トマが追いつく。二人共最初に逃げていたメンバー。

Lottoのアルノー・デリーがバイク交換したのだけど、ハンドルを叩いている。ずれているのか。

集団から切れているな~。この後追いつく。
4級山岳 モン・カッセル 1.8km・3.8%

二回目の4級山岳に。

2人が並んでスプリントしたが、バンジャマン・トマが白線で滑ってしまう~。

なんと~。

あ~。

2人共落車して立ち上がれず。すぐに集団がきてしまった。
- バンジャマン・トマ Cofidis 1ポイント

Team Visma | Lease a Bikeのサイモン・イェーツがバイクトラブルで少し遅れている。

クライマーのレニー・マルティネスはペースアップの走りが苦手。集団に追い付くのに必死。ただ、調子も良くなさそう。

あ~、なんとフィリッポ・ガンナがリタイヤ~。

第1ステージで帰らないといけないとは~。

山岳ポイントで落車したバンジャマン・トマがスプレーして貰っている。2ポイント獲得で今日の山岳賞ジャージは獲得済み。

残り49.7km。Alpecin-Deceuninckも先頭付近に。マチュー・ファンデルプールは先頭付近。
4級山岳 モンノワール 1.3km・6.1%

なんとヨナス・ヴィンゲゴーが先頭に。

そのままヨナス・ヴィンゲゴーが先頭で通過。
- ヨナス・ヴィンゲゴー Team Visma | Lease a Bike 1ポイント

ヨナス・ヴィンゲゴーは好調なのか。

Team Jayco AlUlaのエルマール・ラインデルスはサドルの高さ調整。

60km/hとか猛烈なペースで走っている。

Team Jayco AlUlaの誰だろう。チェーンが落ちた様子。

INEOS Grenadiersのアクセル・ローランスは何で遅れたんだろうか。

Team Visma | Lease a Bikeが攻撃。ヨナス・ヴィンゲゴーも先頭でぶっ飛ばす。

あっと集団が割れた。

風が吹いてる。吹いてる。ヨナス・ヴィンゲゴー、マチュー・ファンデルプール、タデイ・ポガチャルは先頭グループ。

ヨナス・ヴィンゲゴーも先頭交代に入っている。

ヨナス・ヴィンゲゴー、ビニヤム・ギルマイ、タデイ・ポガチャルと並んでいる。19秒差。

レムコは第2集団。しかも芝生に~。落車はしなかった。

残り11.1km。26秒差に。先頭は37人。

Team Visma | Lease a Bikeは、ティシュ・ベノート、マッテオ・ヨルゲルソン、ヨナス・ヴィンゲゴー、エドアルド・アッフィニの4人。

先頭からさらにマチュー・ファンデルプールが前に。

第2集団にはレムコ、プリモッシュ・ログリッチ、ティム・メルリエもいる。

残り6.5kmで40秒!

Team Jayco AlUlaのベン・オコナーとEF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフが落車。カーデン・グローブスがギリギリでかわしてクリアー。

ベルギー王者のティム・ウェレンスがタデイ・ポガチャルのために引くまくる。

タデイ・ポガチャルのアシストはティム・ウェレンスだけだ。

残り3.4km。ティム・ウェレンスが加速!

EF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフはバイク交換。なんとかゴールを目指す。

残り2.6km。安全のためにティム・ウェレンスがタデイ・ポガチャルを引き続ける。

さあ、スプリントのためにUno-X Mobilityが先頭に。

最終コーナーをUno-X Mobility先頭で曲がった。

残り1.2km。Uno-X Mobilityが先頭。しかし、これはAlpecin-Deceuninckのためになりそうだ。

残り1km。60km/hで突き進む。

さあ、Alpecin-Deceuninckが前に。

Alpecin-Deceuninckは、5人いる。

さあ、マチュー・ファンデルプールの出番だ。

マチュー・ファンデルプールが引く。

マチュー・ファンデルプールが離れた。最後のリードアウトはカーデン・グローブスだ。

カーデン・グローブスが引く。

さあ、カーデン・グローブスからジャスパー・フィリップセンが解き放たれた~。

ジャスパー・フィリップセンが先頭。

ビニヤム・ギルマイが後ろからまくりに入れるか。

後ろはビニヤム・ギルマイ、TotalEnergiesのアントニー・テュルジスも追い込む。

あ~、ビニヤム・ギルマイが顔をあげた。

ジャスパー・フィリップセンが勝利だ~!

昨年のツール・ド・フランスではビニヤム・ギルマイに先に勝利されたが、今回は先着。しかも、マイヨジョーヌだ~!

来年、Netflix第4弾がないのが残念~。

ジャスパー・フィリップセンはかなりの差でビニヤム・ギルマイに勝利している。

この差だ。2位はIntermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイ、3位はUno-X Mobilityのソーレン・ヴァーレンショルト。

Alpecin-Deceuninckは初戦から大成功をおさめた。困ったのは総合で39秒遅れた面々だ。
リザルト

優勝したAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン
信じられないよ。 今日はとても緊張していたから、一日中そこにいた。 僕らの日でなければならなかった。 前に出なければならなかったし、ブレークしたときも前に出た。 それから力を発揮して、あそこに立っていた。 あのようにゴールすることができた。
ハムの炎には、イエロージャージが待っている。
もちろん、いい脚を持っていることは分かっていたけれど、ラスト2キロは、観客がたくさんいて、鳥肌が立ったよ。 こうするしかないと思った。 アドレナリンが出て、脚はさらに良くなった。
一日中、先頭で戦っていたし、チームもよくやってくれた。 小さなストレスがたくさんあったけど、ラスト15キロでうまくいった。 チームのみんなはとても良い。 このチャンスをものにできたことをうれしく思う。
2年前にグリーンジャージを持っていたけれど、イエロージャージを家のどこかに飾れるなんて最高だよ。 今回のツールは競争が激しく、強い選手がたくさんいる。 だから100%集中しなければならなかった。 みんな素晴らしい走りだった。 とんでもないチャンスだった。

2位 Intermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイ
第1ステージ リザルト
総合

ポイント賞
山岳賞
新人賞


コメント
Lilleでパリ門での記念撮影を目の前で観ていた者です
初めて生でツールを観戦しまして感動すら覚えました
一周回って帰ってくるコースでしたのでフィニッシュ後の選手がチームバスに戻るところでも観られたので各選手を間近に観られ写真も撮らせてもらえました
このブログを拝見して第2戦でミランが怒った理由やその他細かな点まで分かり大変参考になりました
ありがとうございます
凄いですね~。生ライブをみられたとは~。うらやましい!
海外サイトの情報では、Intermarché – Wantyのトレインにジョナサン・ミランが入ったのですが、ビニヤム・ギルマイは位置を譲らなかったと。
まあ、自分のトレインなんだから譲る必要ないと思いますけど。一瞬のことだし、スプリント前でアドレナリンは爆発中なんで、お互いのことを気遣う時間もなかったのかと。
ちゃんと謝りに行ったので、次からは普通にレースですね。
詳しい解説ありがとうございます
最終レースまで楽しみです
ありがとうございました
ほんと楽しみですね。最後まで張り切ってレポートいたします