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2025 ツール・ド・フランス TotalEnergiesは特別ジャージでステージ勝利を目指す

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Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt.com
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TotalEnergiesは、 INEOS Grenadiersのセカンドスポンサーとなる。

 

TotalEnergiesは、フランス国籍のプロチームのタイトルスポンサーだが、2026年で契約がある。

2026年のサポートは既に決定しており、ツール・ド・フランス終了後に2027年についても協議を開始する予定だとされている。

 

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TotalEnergiesの特別ジャージ

 

TotalEnergiesは、2025 ツール・ド・フランスで着用する特別ジャージを公開。

ツールシャツの緑・青・黄・赤のブロックは、プジョーのチームジャージからインスピレーションを得ている。実際、これはチームマネージャーのジャン=ルネ・ベルノドー自身が最高レベルで輝いていた時代を指している。

2025年ツールのジャージは、ジャン=ルネ・ベルノドーの初期と、彼が今日サポートしている新しい世代をつなぐものとしてデザインされ、サイクリングが伝達の物語であることを思い出させてくれる。

エレガントなジェスチャー、熟達したキャリアの誇り、そして世界最大の自転車競技の舞台で地域を振興し続けるという願望を体現している。

 

 

これは、1980年代に活躍したサイクリストである、チームマネージャーのジャン=ルネ・ベルノドーへのオマージュである。

ジャン=ルネ・ベルノドーは、プロ1年目から1982年までルノーに在籍しベルナール・イノーとチームを共にした。1983年のウォルベール在籍を挟んで、1984年はシステムUに在籍しローラン・フィニョンとチームを共に。

1985年から1988年までファゴールに在籍。 1979年のツール・ド・フランスで新人賞を獲得。 この他、1980年のジロ・デ・イタリア第20ステージ優勝、GP・デュ・ミディ・リブル総合4連覇などキャリア17勝をあげている。

 

TotalEnergies

 

マチュー・プルドゴー
エミリアン・ジャンニエール
アントニー・テュルジス
ジョーダン・ジェガット
アレクサンドル・デレトル
ステフ・クラス
マテオ・ベルシェ
トーマス・ガチニャール

 

チームは、26年連続でツール・ド・フランスに出場。

 

ステフ・クラス

 

ステフ・クラスは、2018年Team Katusha Alpecinでプロデビュー。チームの解散に伴ってLotto Soudalに2020年に移籍。

これまでにブエルタに4回、ツールに3回出場している。山岳に強く総合でも良い成績を残している。

2022年の主な成績は

  • Clásica Jaén Paraiso Interior (1.1) 8位
  • ブエルタ・ア・アンダルシア 総合20位
  • パリ~ニース 総合16位
  • グラン・プレミオ・ミゲル・インドゥライン 12位
  • イツリア・バスク・カントリー 総合16位
  • クラシック・グラン・ブザンソン・ドゥー フランス 4位
  • ツール・ド・ロマンディ 総合11位
  • メルカントゥール・クラシック・アルプ=メリティーム 5位
  • クリテリウム・デュ・ドーフィネ 総合14位

 

2023年にLotto SoudalからTotalEnergiesに移籍。クリテリウム・デュ・ドーフィネ、ツール・ド・フランスをリタイヤしたが、2023 ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合11位と好成績。

2024 シーズンは2024イツリア・バスクカントリーの大落車の犠牲者の一人となり、肺に穴があき、肋骨が折れ、横脊椎(脊椎の部分)が8本折れていた。

 

復帰レースの2024 ツアー・オブ・スロベニアでは総合9位。そして、2024 ツール・ド・フランスでは総合16位でフニッシュしている。

プロ待望の初勝利は、2025 ブエルタ・アストゥリアス第1ステージでUAE Team Emirates – XRGのマルク・ソレルを破っての勝利だ。第2ステージで落車してリタイヤしてしまい、マルク・ソレルが総合優勝。

ステフ・クラスは、TotalEnergiesで総合順位を狙っていくはず。ただ、トップ10とかは難しいが山岳ステージでは上位に残ってきそうだ。

 

アントニー・テュルジス

 

アントニー・テュルジスは2014年8月からCofidis, Solutions Créditsのテスト生として入団。翌年から5シーズンを経て2019年にDirect Energieに移籍。

アントニー・テュルジスはDirect Energieに移籍して覚醒した。2019年最初のグランプリ・シクリスト・ラ・マルセイエーズ(1.1)で優勝。

2019年には2勝をあげる活躍でチームのポイントゲッターとなる。

だが、最も印象に残っているのは、2019 ドワースドール・フラーンデレンでのゴールシーン。

それがこちら。

 

5人の逃げで、後ろから少し間隔をあけてスピードをあげ渾身のスプリントを開始したが、マチュー・ファンデルプールに反応されてしまう。

最後まであきらめずにスプリントを続けるがゴールが遠かった。ハンドルを叩いて悔しがる彼の姿が印象に残っている。

アントニー・テュルジスは、2019 パリ~ショニー以来の勝利を、大舞台の2024 ツール・ド・フランス第9ステージであげる。

 

プロチームでツール・ド・フランスのステージ優勝をあげるという快挙はそうそうおこるものではない。チームの目標はあくまでステージ優勝だ。

 

 

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