2025 ツール・ド・スイス第5ステージ　総合大シャフルか?

第4ステージでは、ついにUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダが牙をむいた。

1級山岳シュプルーゲン峠で全員を置き去りにしてゴールまで独走。リーダーのロマン・グレゴワールに1分の差をつけ、総合では2分7秒差の総合7位までジャンプアップしている。

ジョアン・アルメイダは第5ステージでも、タイム差を縮めることが出来るだろうか。

 

第5ステージ　ラ・プント～サンタ・マリア　183.5km

 

第5ステージは登るか下るしかない。2番目1級山岳サン・ベルナルディーノ峠の頂上までは40km以上の登りだ。最後のカスタネダの登でも、タイム差は容易につきそうだ。

 

1. 1級山岳　ユリエ峠　7.3km・6.5%
2. スプリントポイント　ヌフェネン
3. 1級山岳　サン・ベルナルディーノ峠 　16km・5.7%
4. スプリントポイント　Tissot Sprint 1
5. スプリントポイント　Tissot Sprint 2
6. 1級山岳　 カスタネダ　4.5km・9.8%
7. 1級山岳　 カスタネダ　4.5km・9.8%

 

スタート

2年前に亡くなったジーノ・マーダーの記念碑が出来ている。お母さんだ。

 

悲しい出来事だけど忘れないようにしないといけない。

 

スタート前。

 

1級山岳　サン・ベルナルディーノ峠 　16km・5.7%

凄い道を上がっている。

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

1. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious
2. ニールソン・ポーレス　EF Education-EasyPost
3. ハビエル・ロモ　Movistar Team
4. アレクサンドル・ウラソフ　Red Bull-BORA-hansgrohe
5. ロレンツォ・フォルトゥナート　XDS Astana Team

 

先頭は頂上を通過。

 

素晴らしい景色の中を走っている。

 

集団はUAE Team Emirates – XRG先頭で2分10秒差で通過。

1. アレクサンドル・ウラソフ　Red Bull-BORA-hansgrohe　12ポイント
2. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious　8ポイント

 

残り62km。これは後半勝負か。

 

ロマン・グレゴワールも補給。最後の登りで残れるか。

 

ニールソン・ポーレスとロレンツォ・フォルトゥナートが少し抜け出している。

 

残り39km。また元に戻る。

 

Groupama – FDJはシュテファン・キュングがボトル運び。

 

スプリントポイント　Tissot Sprint 1

ペッリョ・ビルバオがトップ通過。

1. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious　3秒
2. ハビエル・ロモ　Movistar Team　2秒
3. アレクサンドル・ウラソフ　Red Bull-BORA-hansgrohe　1秒

 

スプリントポイント　Tissot Sprint 2

ロレンツォ・フォルトゥナートがトップ通過。

1. ロレンツォ・フォルトゥナート　XDS Astana Team　3秒
2. アレクサンドル・ウラソフ　Red Bull-BORA-hansgrohe　2秒
3. ニールソン・ポーレス　EF Education-EasyPost　1秒

 

集団はUAE Team Emirates – XRGのアントニオ・モルガドがずっと引いている。情報ではヤン・クリステンは切れたと。

 

1級山岳　 カスタネダ　4.5km・9.8%

1回目のカスタネダの登りに。

 

ペッリョ・ビルバオが一旦切れたけど先頭復帰。

 

アレクサンドル・ウラソフ、ニールソン・ポーレス、ペッリョ・ビルバオの3人に。

 

ロマン・グレゴワールは遅れている。

 

もう少しで頂上だ。

 

アレクサンドル・ウラソフ先頭で通過。

 

ニールソン・ポーレスが切れている。

 

ニールソン・ポーレスが3番手で通過したが、集団もすぐに後ろに。

 

集団は15秒差に迫っている。

 

追走はエースばかり。ケヴィン・ヴォークリンがバーチャルリーダーに。

 

追走は20秒差。

 

ロマン・グレゴワールは1分46秒差。ヴァランタン・マデュアスが引いている。

 

先頭にはニールソン・ポーレスが追いついている。

 

残り8.7kmで先頭の3人が捕まった。

 

残り6.7km。先頭は人数が増えている。まずはアシストから登りに。

 

1級山岳　 カスタネダ　4.5km・9.8%

ゲオルク・ツィンマーマンが切れていく。

 

また、Decathlon AG2R La Mondiale Teamが先頭に。フェリックス・ガルで狙う。

 

ロマン・グレゴワールは1分12秒差。

 

ジュリアン・アラフリップがアタック。

 

Team Picnic PostNLのオスカー・オンリーがきた。

 

オスカー・オンリーが前にでる。

 

ロマン・グレゴワールは2分20秒遅れ。ヴァランタン・マデュアスも切れている。

 

オスカー・オンリーが単独となった。

 

オスカー・オンリーにジョアン・アルメイダが迫る。

 

ジョアン・アルメイダが追いついた。

 

ジョアン・アルメイダが前にでた。

 

ジュリアン・アラフリップが5番手。

 

残り1.6km。

 

ジュリアン・アラフリップは総合上位に入れる可能性がある。

 

フェリックス・ガルは14秒差。

 

ジョアン・アルメイダは出来る限りタイムを稼ぎたい。

 

ケヴィン・ヴォークリンは39秒差。バーチャルリーダーだ。

 

ゴール前でオスカー・オンリーが前に。

 

ジョアン・アルメイダも追い込んでくる。

 

ほぼ同時にハンドルを投げた～。

 

オスカー・オンリーが先着だ。これが今シーズンの初勝利で22歳でキャリア2勝目だ。ジョアン・アルメイダに勝ったのは素晴らしい。

 

Arkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリンは57秒遅れのステージ4位。ロマン・グレゴワールが大きく遅れたので、総合トップにたった。

 

ロマン・グレゴワールは、6分53秒遅れのステージ25位。総合12位まで一気に落ちてしまった。さすがに、最後はアシストなしで力を使い果たした感じだ。

 

リザルト

優勝したTeam Picnic PostNLのオスカー・オンリー

今週は調子も良く、良い感触も掴んでいた。でも、アルメイダは今週ずっと強かった。それに、集団から優勝者が出てくるかどうかも分からなかった。強力な逃げ集団がいて、厳しかった。

でも、一日中調子は良かったし、最後の登りでも全力を出し切った。今年は表彰台に何度も上がり、良い結果も残せたが、今日最後を飾ることができて本当に嬉しい。

自分自身にとっても、チームにとっても。チームメイトは毎日本当に良い仕事をしてくれている。今日もそうだった。彼らに恩返しできて嬉しい。

順位を上げて4位で、首位から1分21秒差ですね。

正直に言うと、まだ順位表を見ていないので、正確な順位は分からない。私を含め、多くのライダーが第1ステージで大きくタイムをロスしてしまった。本当に残念だ。

でも、ワレン・バルギルとスタッフのみんなが私を励ましてくれた。彼らは、今週は長くて大変な週になるだろうけど、1週間を通して見ればそれほど大きな違いはないと言ってくれたんだ。当時はそう考えるのさえ辛かったが、毎日努力を続けた。

 

2位　UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ

今日は調子が良くなかった。100%の状態ではなかった。でも、仕方ない。

よくあることだが、最終登りのスタート時点で優勝候補集団の後方に位置していた。意識的な選択だったのか？

ただ、できることをやっただけだ。これ以上速く走れなかった。ただ自分のペースを保った。その後、ステージ優勝にかなり近づいたが、オスカルもそれに値した。正直、ミスを犯したと思う。

チェーンがまだインナーにかかっていた。残り200メートルで少し加速した。彼に抜かれ、私は戻ってきたが、それがゴールだった。仕方がない。総合順位はもっと近づいたから、これからも戦い続けなければならない。

 

3位　Decathlon AG2R La Mondiale Teamのフェリックス・ガル

 

7位　Tudor Pro Cycling Teamのジュリアン・アラフリップ

自分らしくあり続けた。調子は良く、自分のペースで走るために加速したかった。しかし、すぐに限界に達してしまった。その後はとにかく早くトップに立ちたいと思った。

今日は厳しい戦いになることは分かっていたし、総合順位を争う重要なステージだと思っていた。トップグループにいられて嬉しい。まさか総合順位争いに加われるとは思ってもいなかった。良い位置にいるので、毎日戦い続けなければならない。チームにとっても素晴らしい結果だ。

脚の状態は良いので、勝利が近づいていると期待している。これはトップレベルへの第一歩に過ぎないが、勝利はまた別のものだ。本当に楽しみにしている。

 

第5ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞