2025 ツアー・オブ・アルプス第2ステージ　ジュリオ・チッコーネはリーダージャージを死守したのか?

第1ステージでは、久々にLidl – Trekのジュリオ・チッコーネが勝利。いつものサングラス投げで勝利を祝ったのだけど、これが罰金に。

 

 

次回からジュリオ・チッコーネはどうするのだろうか。

 

第2ステージ　メッツォロンバルド～シュテルツィング　178 km

 

前半から山岳。決勝は16kmのローカルラップにある最大勾配10%を2回上がる3級山岳となる。最後の登りからゴールまでは8km。独走となるか、小集団のスプリントとなるか。

 

1. スプリントポイント　Salurn/Salorno
2. 1級山岳　Petersberg/Monte S. Pietro (19.2 km・6%)
3. スプリントポイント　Franzensfeste/Fortezza
4. 3級山岳　Obertelfes/Telves di Sopra (4.2 km・7.1%)

 

スタート

ジュリオ・チッコーネはリーダージャージのキープにチャレンジとなる。

 

Bahrain Victoriousはフィンレイ・ピッカリングが山岳賞ジャージに。アントニオ・ティベッリは体調不良でDNS。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamは、18歳のポール・セイシャスに注目。新人賞ジャージを着用。

 

ジュリオ・チッコーネは、テイオ・ゲイガンハートとレーナード・ケムナのアシストを受けられる。

 

スタート前。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

3人の逃げ

3人が逃げている。

1. クーン・ボウマン　Team Jayco AlUla
2. フラン・ミホリエヴィッチ　Bahrain Victorious
3. ルーカス・ミラー(Team Vorarlberg) 

 

残り75.2kmでタイム差4分。二人になっている。

1. クーン・ボウマン　Team Jayco AlUla
2. フラン・ミホリエヴィッチ　Bahrain Victorious

 

トンネルの中で先頭付近から落車。

 

後方が巻き込まれた。

 

残り54.9kmで48秒差と迫られてきた。

 

集団からVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのマヌエーレ・タロッチがアタック。

 

スプリントポイント　Franzensfeste/Fortezza

スプリントポイントを通過。

1. フラン・ミホリエヴィッチ　Bahrain Victorious　10ポイント
2. クーン・ボウマン　Team Jayco AlUla　6ポイント
3. マヌエーレ・タロッチ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　4ポイント

 

集団から追走が。

 

先頭二人に追い付く。

 

先頭集団が膨らんだ。9人に。

 

あ～、すぐに捕まった。これはアタック合戦となるか。

 

残り48.6km。最後のローカルラップで決勝だ。

 

JCL Team UKYOがアタック。

 

しかし、すぐに捕まる。

 

クーン・ボウマンはサポートカーに。2024年に移籍して、コッピ・エ・バルタリ以降勝利がない。

 

残り33km。 INEOS Grenadiersが先頭に。

 

残り2周

ゴールラインを通過。

 

3級山岳　Obertelfes/Telves di Sopra (4.2 km・7.1%)

1回目の登りが始まる。ジュリオ・チッコーネが前に。

 

Team Polti Kometaが先頭に。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamが集団けん引。

 

 INEOS Grenadiersのテイメン・アレンスマンは集団の中ほどに。

 

中切れが起こりだした。

 

2番手にフェリックス・ガル、後ろはポール・セイシャス。

 

アシストが外れる。リーダーの争いとなるか。

 

Lidl – Trekのフアン・ロペスがジュリオ・チッコーネを引く。

 

すでにポイントを越えた。

1. フアン・ロペス　Lidl – Trek　3ポイント
2. ジュリオ・チッコーネ　Lidl – Trek　2ポイント
3. ロマン・バルデ　Team Picnic PostNL　1ポイント

 

先頭は8人まで減っていたけれど、下りで追いついてくる。

 

 INEOS Grenadiersのテイメン・アレンスマンは第2集団。

 

先頭からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのジョフリー・ブシャールがアタック。

 

ジョフリー・ブシャールはすぐに戻る。

 

残り1周

 INEOS Grenadiersの二人が先頭で通過。

 

EF Education-EasyPostのヒュー・カーシーが集団を引いている。

 

3級山岳　Obertelfes/Telves di Sopra (4.2 km・7.1%)

最後の登りが始まる。

 

Israel – Premier Techのマルコ・フリゴが集団を引く。後ろはEF Education-EasyPostのジェフェルソン・セペダオルティス。

 

フェリックス・ガルはチームの期待に応えることが出来るか。

 

アシストが外れ、フェリックス・ガルが先頭に。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャスが前に出る。

 

Tudor Pro Cycling Teamのマイケル・ストーラーが前に。

 

先頭は4人に。

 

マイケル・ストーラーがアタック!

 

マイケル・ストーラーに誰もついていけない。

 

ジュリオ・チッコーネは反応しない。Decathlon AG2R La Mondiale Teamの二人にまかせるのか。

 

マイケル・ストーラーが単独でポイントを越えた。

 

残り9.7km。マイケル・ストーラーが飛ばす。

 

追走にジェイ・ヒンドリー、ロマン・バルデ、ジェフェルソン・セペダオルティスが加わるが誰も追わない。

 

マイケル・ストーラーは総合7位の10秒遅れ。バーチャルリーダーだ。

 

残り5km。マイケル・ストーラーはクライマーなので独走は厳しいか。

 

残り3.5km。13秒のリード。

 

追走がまとまった。

 

追走にダミアーノ・カルーゾらも追いついたが、誰も引かない。タイム差が22秒に広がった。

 

残り1.3kmで33秒差。これは決まった。

 

マイケル・ストーラーがゴールエリアに。

 

マイケル・ストーラーが見事な独走でステージ優勝にリーダージャージも獲得。

 

2025 パリ～ニース第7ステージに続いて、今シーズンの2勝目となった。

 

Tudor Pro Cycling Teamは今シーズンの5勝目。明日からは集団コントロールとなる。

 

2位争いは、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャスが狙う。

 

2位はポール・セイシャス、3位にロマン・バルデ。マイケル・ストーラーはボーナスタイム10秒も獲得いたので、41秒のリードとなった。

総合2位は18歳のポール・セイシャスだ。

 

リザルト

優勝したTudor Pro Cycling Teamのマイケル・ストーラー

今日はすごく調子が良かったし、最後の登りでは最強のライダーだった。 攻撃した後、あまり振り返らなかった。ただ頭を下げて、前に進むだけだって心の中で思っていたんだ！

ボーナスタイムも獲得して41秒のリードとなりましたが。

今回、総合優勝を果たすことができれば最高だ。しかし、チームとしてはまだ大きな挑戦が待ち受けている。非常に厳しいステージが3つ残っている。スタート地点には、まだ勝利のチャンスがある優秀なライダーがたくさんいる。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞