2025 ボルタ・ア・カタルーニャ第4ステージ　登りゴールの結末は?

第3ステージでは、フアン・アユソーがプリモッシュ・ログリッチを登りゴールスプリントでくだした。

これまで何度も登りゴールスプリントでは勝利をもぎ取っていたログリッチが若きフアン・アユソーに敗れるとは～。

これだけの強さのあるフアン・アユソーだけど、タデイ・ポガチャルがいる限りツール・ド・フランスではエースを務められない。

ボルタ・ア・カタルーニャは秒差で決着がつくので、プリモッシュ・ログリッチは諦めないだろうけど、第4ステージはどうなるだろうか。

 

第4ステージ サン・ビセンス・デ・カステレ～モンセラート・ミレナリ  188.7 km

 

第3ステージよりは簡単だけど、最後に1級山岳モンセラートが待っている。ここで大きくタイム差がつくだろうか。ボーナスタイムが順位に関係してくる。

 

1. スプリントポイント　Manresa
2. スプリントポイント　Torà
3. 2級山岳　Turó del Puig (5.1 km・5.4%)
4. 1級山岳　モンセラート (8.8 km・6.6%)

 

スタート

ニュートラルスタート。

 

2人の逃げ

当初12人が逃げていたのだけど、残り58.6kmで二人に。

1. ヨハネス・シュトーネ＝ミテット　Decathlon AG2R La Mondiale Team
2. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost

 

30秒遅れの追走は10人。2級山岳で遅れてしまった。

 

3分20秒遅れの集団はUAE Team Emirates – XRGと INEOS Grenadiersが引く。

 

ヨハネス・シュトーネ＝ミテットは移籍して逃げにも参加出来ている。ただ、総合を狙っていたのかもしれないけど。

 

ゲオルク・シュタインハウザーは、2024 ジロ・デ・イタリア第17ステージでプロ初勝利をあげている。父親は元プロでT-Mobile Teamで走っておりプロ2勝。ヤン・ウルリッヒは元叔父さんだ。

 

残り40.2km。タイム差は2分57秒に。

 

逃げから脱落したEquipo Kern Pharmaのディエゴ・ウリアルテが集団に吸収される。

 

残り19.5km。Soudal – Quick Stepもミケル・ランダのために集団けん引に入る。

 

Cofidisのヘスス・エラダなども集団に捕まる。

 

残り16.7km。タイム差は1分54秒。

 

集団最後尾はAlpecin-Deceuninckのエドワード・プランカールト。カーデン・グローブスもリタイヤ。ウイルスのために、ティボール・デル・グロッソとジミー・ヤンセンスの3人しかいない。

 

また、一人集団に捕まる。

 

1級山岳　モンセラート (8.8 km・6.6%)

最後の登りに。

 

先頭からゲオルク・シュタインハウザーがアタック。

 

残り7.7km。56秒差に。

 

残り6.8km。ゲオルク・シュタインハウザーは58秒差。逃げ切れるか。

 

逃げていた4人が集団に捕まる。

 

UAE Team Emirates – XRGのマルク・ソレル、後ろはアダム・イェーツ。

 

逃げていたヨハネス・シュトーネ＝ミテットも捕まる。

 

 INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスは集団から切れてしまった。

 

残り4kmで21秒差。これは捕まえる。

 

 INEOS Grenadiersのローレンス・デプルスは集団最後尾。

 

残り3.2km。マルク・ソレルが仕事終了。アダム・イェーツが先頭に立つ。

 

Team Jayco AlUlaのベン・オコナーが集団から切れる。

 

残り2.6km。集団が迫る。

 

ゲオルク・シュタインハウザーが捕まってしまった。フアン・アユソーが攻撃に。

 

リーダーのフアン・アユソーがアタックだ。

 

プリモッシュ・ログリッチがジョイン。

 

プリモッシュ・ログリッチが攻撃するが決まらない。

 

完全に二人の戦いに。

 

残り1kmに。

 

残り700mを切った。

 

プリモッシュ・ログリッチが前に。

 

さあ、ゴールスプリント。

 

2人が並ぶ。

 

プリモッシュ・ログリッチが、わずかに前にでた。

 

プリモッシュ・ログリッチ先頭でゴール!

 

プリモッシュ・ログリッチは、今シーズンの初勝利。フアン・アユソーとは同タイムに。これで明日はタイム差なしでプリモッシュ・ログリッチがリーダージャージを着用してスタートする。

 

リザルト

優勝したRed Bull-BORA-hansgroheのプリモッシュ・ログリッチ

今日はとてもタフだった。 最後の上りでUAEが我々に課したペースはとても厄介でハードだったし、風も強かった。 幸運なことに、最後の数メートルで、まだ勝てるだけの余力を残していた。

リーダージャージを手に入れましたが、フアン・アユソーよりも良い位置にいるとおもいますか?

いや、そんなことはない。 これから厳しい日々が待っている。 今はいい状態だけど、その差はまだ小さい。 もしかしたら、アユソーは数日後に僕から何分も離れて走るかもしれない……。

 

4位　Bahrain Victoriousのレニー・マルティネス

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞