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タデイ・ポガチャルはストラーデビアンケのゴールの予行演習 グランツールを制するクラシックライダーを目指す

海外情報
Photo credit: Daniel Böswald on Visualhunt.com
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5つのモニュメントにつぐクラシックレースとも言われるストラーデビアンケが3月8日に開催される。

ここで3度目の優勝を狙うUAE Team Emirates – XRGのタデイ・ポガチャルはすでにイタリアのシエナに入っている。

タデイ・ポガチャルは、ゴールのカンポ広場に向かう最大勾配16%のサンタカテリーナ通りの石畳の登り坂を疾走している。

まるで単独でゴールに向かう最後の予行演習といった感じだ。

 

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サンタカテリーナ通りを疾走

 
 
 
 
 
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ストラーデビアンケの最多勝はスパルタクスと呼ばれたスイスの伝説的ライダー、ファビアン・カンチェラーラの3勝。

世界選手権個人タイムトライヤル4度の優勝。オリンピックでは北京とリオデジャネイロで個人タイムトライヤル金メダル2回獲得。

3回のパリ~ルーベでの勝利、3回のロンド・ファン・フラーンデレン、2008ミラノ~サンレモでも勝利。モニュメントでは7勝をあげている。

タイムトライヤルとクラシックでは絶対的な強さを誇り、ツール・ド・フランスでもプロローグを含むTTステージなど8勝をあげ、トータル29日間マイヨ・ジョーヌを着用。

これは総合系のライダー以外では最長となる。タデイ・ポガチャルは、ファビアン・カンチェラーラの記録に並ぶためにスタートラインに立つ。

ファビアン・カンチェラーラは、タイムトライヤルとクラシックのスペシャリストだったが、タデイ・ポガチャルは全てを兼ね備えていると言っても良い。

上記の動画を見る限り、コンデションは間違いなく上々のようだ。

 

自分はどんなライダーを目指しているの?

クラシックは純粋にアドレナリンが出るし、3週間にわたる苦しみとは無縁の1日だけの衝撃だ。

悪天候の中、いつも同じような、誰もが心得ているような道を6時間戦い続けるには、肉体的にも心理的にも準備が整っていなければならない。 ミスをしないように、ギャンブラーにならなければならない。

その日1日、最も強く、最も幸運で、最も奮起し、すべてが揃わなければならない。 すべてが1日で決まるので、勝利の感動は何ものにも代えがたい。

ミラノ~サンレモは、カレンダーの中で最も予想しにくいレースだが、何度も何度も優勝を目指し、向上していきたいレースだ。

ワンデーレースをいくつかこなせるグランツールのスペシャリストよりも、グランツールで優勝するクラシックライダーになりたい。

 

グランツールを制覇して、クラシックも制覇するとなると、やはりエディ・メルクスのような歴史上の人物を目指しているのは間違いないだろう。

そのためには、全てのモニュメント制覇も目標の中に入ってくる。今年、ミラノ~サンレモか出場の噂されるパリ~ルーベのどちらかを制覇すれば夢の実現に近づく。

まずは、ストラーデビアンケだが、準備は万全のようだ。

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