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アンドレ・グライペルは笑顔でゾッテゲムを去る

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Photo GREIPEL André instagram
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ツール・ド・フランスの最終ステージを6位でゴールしたアンドレ・グライペル(Team Arkéa Samsic)。

アンドレ・グライペルにとっては、最後の出場となるかもしれないツールだった。

 

だが、アンドレ・グライペルは納得のいく走りはできなかっという。

ツール・ド・フランスが終わって最初のレースがグランプリ・シティ・オブ・ゾッテッゲムだった。

アンドレ・グライペルはツールとは違って、このレースを笑顔で去ることが出来た。

グライペルが納得した笑顔の理由とは?

 

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Grote Prijs Stad Zottegem

https://www.procyclingstats.com/race/gp-stad-zottegem/2019/result/today/profiles

コースマップ

グランプリ・シティ・オブ・ゾッテッゲムは、ヨーロッパコンチネンタルサーキットのワンデイレース。

ベルギーのゾッテッゲムをスタートして近郊を1周して帰ってくる200.6kmのコース。

 

https://www.procyclingstats.com/race/gp-stad-zottegem/2019/result/today/profiles

GP Stad Zottegem (1.1) コースマップ

小刻みなアップダウンはあるが、平坦基調でスプリンター向けのステージだ。

だが、レースは風がとても強く序盤からアタック合戦が止まらない。

 

https://www.team-arkea-samsic.fr/belle-deuxieme-place-andre-greipel/

36人の逃げ

スタートして35キロ地点では、36人の逃げが発生。

これには、Arkéa Samsicからは

  • アンドレ・グライペル
  • クレモン・ルッソ
  • ブノワ・ジャリエ

の3人が乗ることに成功。

そこから、人数は18人と数を減らし、最終的に9人がブレークする。

 

https://twitter.com/arkea_samsic

9人の逃げ

この9人の逃げには、Arkéa Samsicはアンドレ・グライペルとクレモン・ルッソの2人が残る。

このまま進めれば良かったが、クレモン・ルッソは腹痛で遅れてしまう。

そうなると、ラスト20キロからはアンドレ・グライペル一人で全員のチェックに入らないといけない状態。

 

https://twitter.com/arkea_samsic

ゴール前では、BEAT Cycling ClubのHAVIK Piotrがアタックを成功させて抜けていったが、アンドレ・グライペルは4秒遅れのスプリントで2位を確保した。

 

ゴールシーンだが、HAVIK Piotrの後ろの12名となった集団の頭をアンドレ・グライペルが取っている。

 

「最終的に、サイクリングでは勝利が大切だが、ここでの2位はそれほど悪くない。

今日は最高の足を持っていなかったので、2位が最高の結果だった。今日最強のライダーが勝った」

とグライペルは、25歳のオランダ人HAVIK Piotrを称賛した。

 

表彰台 Photo beatcyclingclub twitter

 

Team Arkéa SamsicのスポーツディレクターYvonCaërは

「アンドレのラスト20キロからの走りは素晴らしかった。170キロの間逃げ集団に留まり、190キロからは全ての攻撃をカバーしていたからね。

アンドレは絶えず攻撃しなければならないレースには慣れていない。今日の走りは彼に自信を与え、アンドレは笑顔でレースを去るので、私たちにとってそれは成功です」

チームは、後半のレースを調子を上げてきたアンドレ・グライペルにまかせることが出来る。

順調に回復している状態はチームにとっても朗報だ。

チームのワレン・バルギルもアークティック・レース・オブ・ノルウェーで1秒差の総合2位となっており二人にレースをまかせられるのはチームにとって良いことだ。

 

 

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