2025 アラウルツアー第1ステージ　初戦からJCL Team UKYOの逃げ!

2023年までサウジツアーと呼ばれていたけれど、2024年からアラウルツアーに変更となっている。AlUla Tour(2.1)

砂漠の中で行われる5ステージ。風によって分断されるステージが多いレースだ。

 

過去の優勝者

• 2024    サイモン・イェーツ
• 2023    ルーベン・ゲレイロ 
  
• 2022　マキシム・ファルジス
• 2020　ヒィル・バウハウス
• 2002　 ガデル・ミズバニ
  
• 2001　 ガデル・ミズバニ

 

第1ステージ　アル・マンシヤ駅～アル・マンシヤ駅　142.7km

 

サウジアラビアは最近観光業に開放されたばかりで、アルウラは新たな目的地とっている。

王国で最初のユネスコ世界遺産に登録されているヘグラ、古代のダダン王国、ジャバルイクマの岩碑文の野外図書館、アルウラ旧市街の本拠地であるアルウラの歴史は20万年以上前にさかのぼる。

ランニングやエコトレイルからモータースポーツやポロまで、複数のスポーツイベントをすでに開催しており、この地域のスポーツとのつながりはすでに確立されている。

第1ステージは、誰もいない砂漠の中をひたすら走るステージ。初日はスプリントで決着となりそうだ。

 

1. スプリントポイント sprint1
   
2. スプリントポイント sprint2
   
3. ボーナススプリント

 

注目のライダーは

• Team Jayco AlUla　ディラン・フルーネウェーヘン、ルーク・ダーブリッジ
• Soudal Quick-Step　ティム・メルリエ
• UAE Team Emirates – XRG　フアン・モラノ、ラファウ・マイカ、イヴォ・オリヴェイラ
• Q36.5 Pro Cycling Team　トム・ピドコック、マッテオ・モスケッティ
• Tudor Pro Cycling Team　アーヴィッド・デクレイン
• Team Picnic PostNL　ファビオ・ヤコブセン、ニルス・エークホフ、フランク・ファン・デン・ブルック
• Uno-X Mobility　アレクサンダー・クリストフ
• Bahrain – Victorious　アンドレア・パスクアロン
• XDS Astana Team　ニコラス・ヴィノクロフ、アレクサンドル・ヴィノクロフ
• JCL Team UKYO　小山裕也、山本大喜、小林海
  

 

スタート

スタート。

 

6人の逃げ

6人が逃げている。JCL Team UKYOの山本大喜が乗っている。

1. アレクサンドル・ヴィノクロフ　XDS Astana Team
2. Azzam Alabdulmunim　Saudi Arabia
3. ALKULAIF Alhur　Saudi Arabia
4. 山本大喜　JCL Team UKYO
5. Muhammad Nur Aiman Bin Rosli　Terengganu Cycling Team
6. Kongphob Thimachai(Roojai Insurance)

 

スプリントポイント sprint1

ポイント獲得順位は

1. Muhammad Nur Aiman Bin Rosli　Terengganu Cycling Team　3ポイント
2. Kongphob Thimachai(Roojai Insurance)　2ポイント
3. 山本大喜　JCL Team UKYO　1ポイント

 

残り65.8kmでタイム差1分。先頭はTeam Picnic PostNL。

 

トム・ピドコックはチームに守られている。

 

残り34.4kmで32秒差に。

 

Team Jayco AlUlaのアラン・ハザリーがパンク。

 

Team Jayco AlUlaはディラン・フルーネウェーヘンのスプリントを狙う。

 

先頭は4人に。

1. アレクサンドル・ヴィノクロフ　XDS Astana Team
2. 山本大喜　JCL Team UKYO
3. Muhammad Nur Aiman Bin Rosli　Terengganu Cycling Team
4. Kongphob Thimachai(Roojai Insurance)

 

残り28.6kmで15秒差。後ろに集団が見えているけどスプリントポイントまで逃げたい。

 

Soudal – Quick Stepは、ティム・メルリエのために集団けん引。

 

スプリントポイント sprint2

アレクサンドル・ヴィノクロフは逃げたがっている。

 

ここで山本大喜がアタック!

 

単独となれば、スプリントポイントが取れる。

 

誰が追ってくるか。

 

一人だけ追走している。さっきのスプリントポイント1位の選手だ。

 

50km/hで逃げ続ける。一人だけきたが、前に出るかな。

 

なんとまあ、引かずにいてアタックするとは～。

1. 山本大喜　JCL Team UKYO
2. Muhammad Nur Aiman Bin Rosli　Terengganu Cycling Team

 

2人共もスプリントポイント狙いだ。

 

ここは山本大喜が取った。

 

敢闘賞はどうだろうか。ポイントでは1ポイント負けている。最終的には昨年の岡 篤志に続いて敢闘賞も獲得して貰いたい。

1. 山本大喜　JCL Team UKYO　3ポイント
2. Muhammad Nur Aiman Bin Rosli　Terengganu Cycling Team　2ポイント
3. イェンス・レインダース　Bingoal Pauwels Sauces WB　1ポイント

 

Tudor Pro Cycling Teamは、アーヴィッド・デクレインでスプリントを狙う。

 

ボーナススプリント

トム・ピドコックがひかれているぞ。ボーナスタイム狙いだ。

 

 

ここはUno-X Mobilityのフレドリック・ドゥバースネスが1位通過。

1. フレドリック・ドゥバースネス　Uno-X Mobility　3秒
2. イェンス・レインダース　Bingoal Pauwels Sauces WB　2秒
3. フランク・ファン・デン・ブルック　Team Picnic PostNL　1秒

 

残り1周のジャンは女性が担当。

 

残り5.9km。猛烈にペースが上がっている。

 

あっと落車。

 

アーヴィッド・デクレインにラファウ・マイカも。日本王者の小林海も巻き込まれていた。

 

Uno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフも落車している。

 

残り2.2km。64km/hと爆速。

 

残り1.4km。Team Picnic PostNLが先頭。ファビオ・ヤコブセンで狙う。

 

Team Picnic PostNLのアシストが外れ、Soudal – Quick Stepが先頭に。

 

Q36.5 Pro Cycling Teamもマッテオ・モスケッティでねらう。

 

右側から、Soudal – Quick Stepのティム・メルリエが発射されている。まだゴールまで150mもあるぞ。

 

左からはQ36.5 Pro Cycling Teamのマッテオ・モスケッティが上がってくる。

 

ゴールの手前からティム・メルリエがハンドルから手を離した!

 

ティム・メルリエがシーズン初戦で勝利!

 

ティム・メルリエはヨーロッパ王者のジャージを着用している。昨年は16勝をあげたが、今年も勝利を量産しそうだ。ゴール手前150mからスプリント開始されたら、彼にかなう相手はいない。

ゴール手前から手を離していたけど、いいのかな。

 

リザルト

優勝したSoudal – Quick Stepのティム・メルリエ

勝利でシーズンをスタートできるのはいつも嬉しいことだ。 完璧な一日だ。これもモチベーションを高める効果がある。

去年と同じくらい強いだろうか？

それはいつも言うのが難しい。私は特定のことに基づいて自分自身を構築することができるが、レース自体では常に異なる。

いつものようにかなり緊張していた。シーズン最初の試合ですべてを完璧にこなすのは難しいが、我々はよくやった。ゴールまで 1.8kmのところで、私はベルト・ファンレルベルフを見失ったが、U ターンした後、私は再び彼のハンドルをつかんだ。

彼はその後も本当に素晴らしい成績を残した。ベルトは風の中をほぼ1km走った。彼は本当に完璧な仕事をしてくれた。

昨年もステージレースのスタートに立ち、ステージ2勝とポイント賞を獲得しましたね。

今週は息子の誕生日ですが、私はここに来ている。それで十分だ。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

新人賞