INEOS GrenadiersからQ36.5 Pro Cycling Teamに移籍したトム・ピドコック。
彼の弟ジョセフ・ピドコックもTrinity RacingからQ36.5 Pro Cycling Teamに移籍。プロ選手として2025年から走り始める。
ジョセフ・ピドコックは、Instagramの投稿でADHDと診断されたことを告白。これまではわからなかったということだ。
ADHDとは
ADHDは、注意欠如多動症とも呼ばれ、話を集中して聞けない、作業が不正確、なくしものが多いなどの「不注意」、体を絶えず動かしたり離席する、おしゃべり、順番を待てないなどの「多動性」「衝動性」の特性がみられる発達障害の一つです。
誰もがなりえる
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以下はジョセフ・ピドコックの投稿
2023年11月 ADHDの診断を受けてすぐに薬を飲み始めたが、私の人生は完全に変わった。 まるで突然、これまでの人生のように3フィートの深さの水の中を歩かなくなったようだった。
4ヵ月も経たないうちに、3年以上ぶりのレースで優勝することができた。 さらに1ヵ月後には、UCIのレースで初優勝した。 薬で脳震盪が治ったわけでも、コロナで残りの1年が台無しになったわけでもない。
でも、以前はいつも憂鬱でやる気が出なかった。 人付き合いや友達を作ること、特に友達を維持することに苦労していた。 それはサイクリングに対するモチベーションだけでなく、全てに言えることだ。
友達に会うこと、夕食を作ること、お母さんにメールを返すこと、寝ること、ベッドから起きること。一番つらかったのは、自分自身を助けることができなかったことだと思う。 それが普通でないことにさえ気づかなかったし、助けを借りなければ何も解決できなかった。
私がアスペルガー症候群やADHDである可能性はとても高いけれど、レッテルは関係ないと思う。
ただ、世間ではADHDは学校でじっとしていられないという意味だと思われているようだけど、私の経験では、もっと不吉なものだと思う。
21歳で人生のすべてを学ばなければならないようなものだった。 私は長い道のりを歩んできたけれど、まだやるべきことがあると言ってもいいと思う。
基本的には、僕があるべき場所に連れて行ってくれた家族のおかげなんだ。 君たちがいなかったら、僕はちょっとダメになっていただろうね。 ありがとう、ママ😁🙏。
私が言いたいのは、もしあなたが同じような境遇にいたり、同じような境遇の人が身近にいるのなら、ちょっと調べることから始めてみてほしいということ。
今、@q36.5_procyclingで私は新しい家を見つけたと思う。 自分に能力がないと思っていたら、この場所を引き受けなかっただろう。 みんなの時間を費やす価値のあるものにするよᾡ。
僕をここまで導いてくれたみんな、そしてこれから僕をさらに導いてくれるみんなにありがとう🤝。
これまでは自分の不調が病気のためだったとはわからなかったのだろう。薬でこれほど改善されるならばもっとはやく治療を受けていたら憂鬱な気分で生活しなくてもよかったかもしれない。
今後、さらに改善されることを祈っておこう。
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