2024 ツアー・オブ・広西 第6ステージ ワールドレース最終ステージの勝者は?

中国のステージも最終日。

総合は第5ステージで優勝したLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルトが固い。オスカー・オンリーとは5秒差だけど、アクシデントがなければ間違いないだろう。

注目は今シーズン最後のワールドツアーレースのステージを制するライダーだ。

 

第6ステージ  南寧～南寧    134.3km 

 

広西チワン族自治区の首都南寧からスタート。27kmのローカルラップを5周回。

登りがあるけれど、スプリンターチームが頑張ってスプリントとなるはず。

 

1. 2級山岳　1.4km・11.5%
2. 残り4周
3. 2級山岳　1.4km・11.5%
4. 残り3周　スプリントポイント　南寧
5. 2級山岳　1.4km・11.5%
6. 残り2周
7. 2級山岳　1.4km・11.5%
8. 残り1周　スプリントポイント　南寧
9. 2級山岳　1.4km・11.5%

 

スタート

Astana Qazaqstan Teamのリュディガー・ゼーリッヒと、Cofidisのゴルカ・イサギレがキャリア最後のレース。みんなに祝福して貰う。

 

ニュートラルスタート。

 

2級山岳　1.4km・11.5%

最初の2級山岳はMovistar Teamのレミ・カヴァニャが獲得。

 

ポイント獲得順位は

1. レミ・カヴァニャ　Movistar Team　8ポイント
2. パヴェル・シヴァコフ　UAE Team Emirates　4ポイント
3. マックス・プール　Team dsm-firmenich PostNL　2ポイント

 

6人の逃げ

6人が逃げている。

1. トッシュ・ファンデルサンド　Team Visma | Lease a Bike
2. スタン・デウルフ　Decathlon AG2R La Mondiale Team
3. エスデバン・チャベス　EF Education-EasyPost
4. マイケル・レナード　 INEOS Grenadiers
5. アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー　Lidl – Trek
6. ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates

 

残り3周　スプリントポイント　南寧

ポイント獲得順位は

1. ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates　6ポイント・3秒
2. スタン・デウルフ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　4ポイント・2秒
3. アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー　Lidl – Trek　2ポイント・1秒

 

2級山岳　1.4km・11.5%

ポイント獲得順位は

1. スタン・デウルフ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　8ポイント
2. アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー　Lidl – Trek　4ポイント
3. ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates　 2ポイント
   

 

残り46.5kmで55秒差。

 

集団はTeam dsm-firmenich PostNLが引いている。

 

総合リーダーのLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルトは集団の前方に。

 

残り34.2kmで集団と50秒差。

 

Astana Qazaqstan Teamのリュディガー・ゼーリッヒは、あと少しで僕のプロとしての走りも終わるよと言っている。35歳でキャリア3勝をあげた。

 

残り1周　スプリントポイント　南寧

集団も通過。ポイント獲得順位は

1. スタン・デウルフ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　6ポイント・3秒
2. ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates　4ポイント・2秒
3. アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー　Lidl – Trek　2ポイント・1秒

 

残り24.3km。タイム差は20秒に。

 

集団先頭はBahrain Victoriousのドゥシャン・ラヨヴィッチが引いている。

 

2級山岳　1.4km・11.5%

ここで追いつかれそう。

 

Lidl – Trekのアマヌエル・ゲブレイグザブハイアーが粘る。

 

しかし、頂上手前で捕まってしまう。逃げはなくなった。

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトは前で対処。

 

UAE Team Emiratesのパヴェル・シヴァコフが攻撃。

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトが真後ろについて逃がさない。

 

パヴェル・シヴァコフ先頭で越えた。

1. パヴェル・シヴァコフ　UAE Team Emirates　8ポイント
2. レナート・ヴァン・エトヴェルト　Lotto Dstny　4ポイント
3. アレック・ボーダン　Decathlon AG2R La Mondiale Team　2ポイント

 

残り17.7km。先頭は30人くらいか。ただ、集団も下りで追いついてくるはず。

 

Team Visma | Lease a Bikeのヨハネス・シュトーネ＝ミテットが飛ばす。来シーズンはDecathlon AG2R La Mondiale Teamに移籍だ。

 

山岳賞のペパイン・ラインデリンクは4分遅れている。完走すれば山岳賞となる。

 

先頭はかなりの人数に。

 

残り9.2km。大きな橋を渡り終えた。先頭はTeam Visma | Lease a Bikeのヨハネス・シュトーネ＝ミテット。

 

Team Visma | Lease a Bikeのヨハネス・シュトーネ＝ミテットは、ミック・ファンダイクのスプリントのために引いている。チームでの最後の走りだ。

 

残り5.6km。 INEOS Grenadiersのマイケル・レナードが先頭に。

 

残り4.1km。

 

残り3.6km。

 

残り2.4km。またヨハネス・シュトーネ＝ミテットが先頭に。

 

残り1.5km。Arkéa – B&B Hotelsのトレインが先頭に。

 

まだ、Arkéa – B&B Hotelsが先頭。

 

2人が飛び出す。

 

しかし、集団が飲み込む。

 

Arkéa – B&B Hotelsのトレインが2人を捕まえた。

 

先頭はDecathlon AG2R La Mondiale Teamのヴィクトル・ラフェか。

 

これは混沌としている。

 

左からEF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフがスプリント開始。

 

真ん中からBahrain Victoriousのマテヴジュ・ゴヴェカルがロバート・スタナードから発射されている。

 

マライン・ファンデンベルフとマテヴジュ・ゴヴェカルがハンドルを投げている!

 

勝ったのはどっちだ?

 

勝ったのはマテヴジュ・ゴヴェカルだ!

 

マテヴジュ・ゴヴェカルは、今シーズン最後のワールドツアーステージを制した。

 

今シーズンは、アンタルヤ、ツアー・オブ・ブリテンに続いて3勝目を最後にあげた。総合優勝はLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルト。ワールドツアー最後のレースの総合優勝を飾った。

 

リザルト

ステージ優勝したBahrain Victoriousのマテヴジュ・ゴヴェカル(チーム公式サイトより)

去年と同じようなステージだったけれど、もっとハードなステージになることはわかっていた。 今回は最終ステージということで、GC争いが予想された。

でもスタートから、特に最初のKOMでは素晴らしいフィーリングだった。 自分の脚を使って、登りを乗り切ろうと自分に言い聞かせた。 最後の上りでは、先頭には立てなかったけど、自分のペースをうまく保った。

吹っ飛ばしてはいけないし、そうしないと戻ってこられないと思った。 下りの終わりに先頭集団に追いつくことができた。

小さな集団スプリントだったから、誰について行けばいいかわかっていた。 ラスト150mでスリップストリームから抜け出すのを待った。 皆の力強い努力の後、このような形で1週間を終えることができて本当に嬉しい。

 

第6ステージ　リザルト

総合

総合優勝したレナート・ヴァン・エトヴェルト

最終日に少ないタイム差でスタートするのは緊張しましたか?

そうだね。 最終日にリーダージャージでスタートするのは、いつもストレスがたまる。 でも、そのジャージを着て走ることができるのはクールなことでもある。

スタート前には、UAE Team Emiratesから誰も逃げに入るべきでない、特にティム・ウェレンスとパヴェル・シヴァコフはダメだと言われていたんだ。

最終的には、やはりティムを行かせてからコントロールしようと決断した。 その判断は正しかったと思う。 選手たちはとても力強く走ってくれたし、幸運なことにTeam dsm-firmenich PostNLからのサポートもあった。

おかげで逃げを射程圏内に収めることができた。 最後の上りの後にもたくさんのアタックがあったけど、僕自身はとてもいい感じだった。 最終日にこのような結果を出せてとても嬉しい。

この勝利は、今後のキャリアにとってどれほど重要なものなのだろうか？

もしシーズン開幕前に、ワールドツアーで1勝すると言われたら、すでにとても嬉しかっただろう。 でも、2勝もできたんだから……あまり深く考えてはいないけど、これには十分満足しているよ。

今は一歩一歩、目標に向かって進んでいる。 ブエルタ・ア・エスパーニャの後、まだ回復できていたことがうれしい。

ブエルタは、良いスタートが切れたのに、途中リタイヤに終わってしまい、かなりがっかりしていた。 このレースは僕の士気にとって、とても重要なものだった。

そして今は？ 来年、何を達成したいのだろうか？

来年の目標は変わらないが、すべての目標を達成したい。 今年はすでにとてもいい年だった。 来年も同じレベルでプレーできれば、もう満足だ。

もちろん、常にもう少し上を目指してはいるけれど、挫折はあったにせよ、今年は本当に素晴らしい年だった。 だから来年も同じようなことを望んでいる。

ポイント賞

山岳賞

新人賞

チーム賞