2024 ツアー・オブ・広西 第2ステージ 最初の山岳ステージで総合トップは?

第1ステージでは、4車線を使ったゴールスプリント。これだけ広いとスプリントトレインが、ずば抜けていないと、集団の先頭を守り切ることはできない。

自分でも数少ないチャンスを物にしたと語っているLotto Dstnyのライオネル・タミニオーが勝利した。

 

第2ステージ　崇左～京渓　181.5km

 

レース後半は山岳に。しかし、11.7kmと長いけれど勾配はそれほどでもない。集団は絞られるだろうけれど、少人数になるほどではないのでは。

 

1. スプリントトレイン　Nongming
2. 3級山岳　KOM (1.8 km・3.7%)
3. 3級山岳　KOM (11.7 km・3.3%)
4. スプリントトレイン　G359 National Rd

 

スタート

Lotto Dstnyのライオネル・タミニオーは総合リーダージャージを守れるかな?

リーダーのレナート・ヴァン・エトヴェルトのために走るでしょうね。

 

スタート前。

 

オフィシャルスタートからDecathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドがアタック。

 

8人の逃げ

残り180kmから8人がわりとあっさりと逃げに。

1.  ジュリアン・ベルモート (Team Visma | Lease a Bike)
2.  バンジャマン・トマ (Cofidis)
3.  ドリース・デポンド (Decathlon AG2R La Mondiale Team)
4.  タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty)
5.  ダン・フール (Lidl – Trek)
6.  フィリップ・マチエユク (Red Bull – BORA – hansgrohe)
7.  マルティン・スヴルチェク (Soudal Quick-Step)
8.  クリス・フルーム (Israel – Premier Tech)

 

ドリース・デポンドがさらに先頭からアタック。

 

集団は40秒離れた。Lotto Dstnyが先頭を引く。

 

最後尾はクリス・フルーム。今年初の逃げでは。

 

残り144.3km。ジュリアン・ベルモートは補給中。集団とは2分45秒差。

 

Intermarché – Wantyのレイン・タラマエは来シーズンから日本で走る。

 

スプリントトレイン　Nongming

ここはドリース・デポンドが獲得。

1. ドリース・デポンド　Decathlon AG2R La Mondiale Team　6ポイント・3秒
2. フィリップ・マチエユク　Red Bull-BORA-hansgrohe　4ポイント・2秒
3. ジュリアン・ベルモート　Team Visma | Lease a Bike　2ポイント・1秒

 

3級山岳　KOM (1.8 km・3.7%)

ここはCofidisのバンジャマン・トマ。

1. バンジャマン・トマ　Cofidis　3ポイント
2. ドリース・デポンド　Decathlon AG2R La Mondiale Team　2ポイント
3. ダン・フール　Lidl – Trek　1ポイント

 

3級山岳　KOM (11.7 km・3.3%)

残り30.8km。クリス・フルームが切れている。

 

クリス・フルームは集団からもドロップ。

 

もう少し粘れると良いのだけど。

 

集団はUAE Team Emiratesと INEOS Grenadiers、Lotto Dstnyが引いている。

 

あららっ、Lotto Dstnyのライオネル・タミニオーが切れている。

 

サポートカーの隊列にもついていけない。これはリーダー交代だ。

 

残り25.5km。集団とは1分25秒差に。

 

先頭から切れたバンジャマン・トマが集団に捕まる。

 

残り19.8km。EF Education-EasyPostとTeam dsm-firmenich PostNLも集団けん引に加わる。

 

残り15.6kmで1分5秒差。Movistar Teamもけん引に。

 

先頭は6人。

1.  ジュリアン・ベルモート (Team Visma | Lease a Bike)
2.  ドリース・デポンド (Decathlon AG2R La Mondiale Team)
3.  タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty)
4.  ダン・フール (Lidl – Trek)
5.  フィリップ・マチエユク (Red Bull – BORA – hansgrohe)
6.  マルティン・スヴルチェク (Soudal Quick-Step)

 

昨日逃げたDecathlon AG2R La Mondiale Teamのスタン・デウルフはポイント賞ジャージ。

 

スプリントトレイン　G359 National Rd

ポイント前でドリース・デポンドがマティアス・ヴァチェクの腰を押して取れと。

1. マティアス・ヴァチェク　Red Bull-BORA-hansgrohe　6ポイント・3秒
2. ドリース・デポンド　Decathlon AG2R La Mondiale Team　4ポイント・2秒
3. ジュリアン・ベルモート　Team Visma | Lease a Bike　2ポイント・1秒

 

集団は1分5秒差で通過。

 

集団はIsrael – Premier Techが先頭。もう35秒差に。

 

残り6kmで35秒。タコ・ファンデルホールンとドリース・デポンドという二人の逃げのスペシャリストが入っており粘るはず。

 

残り4.5km。タイム差35秒と変わらない。

 

残り3.5km。タイム差が出ない。

 

集団で落車。

•  Raisberg Nadav (Israel – Premier Tech)
•  Reinderink Pepijn (Soudal Quick-Step)

 

Soudal – Quick Stepのペパイン・ラインデリンクは座り込んでしまった。

 

残り2.4km。集団が迫る。

 

残り2.1km。最後は少し登っている。

 

残り1.3km。フィリップ・マチエユクが先頭。

 

タコ・ファンデルホールンが粘る。

 

ドリース・デポンド、ダン・フール、マティアス・ヴァチェクは諦めた。

 

タコ・ファンデルホールンとマルティン・スヴルチェクが粘る。

 

ゴールまであと少し。

 

しかし、タコ・ファンデルホールンは捕まった。

 

さあ、なだれ込んでくる。

 

頭一つ抜けているのはSoudal – Quick Stepのワレ・ヴァンヘルヴェ。Astana Qazaqstan Teamのマックス・カンターが追い込む。

 

残り50m。ワレ・ヴァンヘルヴェが先頭。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェは先頭を譲らない。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェが先頭でハンドルを投げる。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェが先頭でゴールを駆け抜けた～!

 

ワレ・ヴァンヘルヴェが勝利の手をあげる。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェは2024 ダンケルク4日間　第4ステージでプロ初勝利。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェは、今シーズンに開発チームから昇格して早くも2勝目だ。

 

この差だ。2位に入ったAstana Qazaqstan Teamのマックス・カンターがボーナスタイム6秒を獲得して総合トップに。同タイムでIsrael – Premier Techのハイス・ファンフックが並んでいる。

 

リザルト

ステージ優勝したSoudal – Quick Stepのワレ・ヴァンヘルヴェ(チーム公式サイトより)

大きな期待を抱いて中国に来たので、この勝利を収めることができて本当にうれしい。

地元で一生懸命トレーニングしてモチベーションも高く、ここで勝ってから戻ってくると友人たちにも話していた。だから、勝利を収めることができてとてもうれしい。

私の仕事はルーク・ランペルティをリードすることだったが、彼は囲まれてしまい、集団がマルティン・スヴルチェクに追いついた瞬間にスプリントを開始した。全力を尽くしてフィニッシュした。この勝利にとても満足している。

私は純粋なスプリンターではない。だからゴールまで400メートルの地点からスタートした。通常、私は常に長い努力に頼らなければならない。本物のスプリンターは10秒間全力で走り続けることもできるが、私はそんなタイプではない。

私の場合は 30秒近くかかる。そうすれば、自分にチャンスがあるとわかる。私にはそのような状況での経験がまだあまりない。

プロ入り1年目だ。また、スプリントトレインで実際に機能し、それがうまく機能したのは初めてだった。決勝に進出したのも新鮮だった。それは今後も取り組むべき領域だが、今日はまさにそこにあった。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞